「カイトが探しているのは、このソウルジェムかい?」
「杏子!!……………どうして、それを!?」
「やっぱりな……、このソウルジェム カイトが倒れてる時落ちてたんだ。そんでカイトが気づくまで持ってた、それっ」
俺は杏子の手元にあるのソウルジェムをこっちに向けてなげて、そソウルジェムを取った。
「じゃ、杏子は一体何者だ?」
「あたしはカイトと同じ魔法使い、女の子で言えば魔法少女さ、ほら」
杏子は手のひらにソウルジェムを見せた、杏子のは赤い色、俺のは銀色、そしてお互いソウルジェムを納めた。杏子は適当な場所に座って話す。
「それにして記憶喪失なのに魔法使いに関することだけは覚えているなんて不自然だよな」
「俺だってよくわかんないよ、魔法使いのことは覚えててそれ以外は何ひとつ覚えてないんなんて」
「まぁ、今は記憶がなくとも時機に思いだすさ それまではあたしと一緒にいな」
「わかった」
すると杏子のソウルジェムとカイトのソウルジェムが大きく光った。
「この反応はあの時のやつか」
「あの時のやつって?」
「あぁ、あたしが魔法少女なりたての時に戦って逃げた魔女さ だから今度こそあの魔女を倒す!
カイトあんたもきなよ あたしの戦い方 見せてやるからさ」
俺と杏子は外に出ることにした。幸い外の雨は通り雨で止んでいた。久々の外って感じする、なんせ俺はまる1日寝ていたと杏子が教えてくれた。 ちなみに今の服装は杏子が来ているパーカーのネズミ色で中は青白Tシャツ、下は黒の長ズボンでスニーカー
杏子は左手にソウルジェムを手のひらに置いて探知機のようにして歩き始めた。俺も一緒来いと言われついて行くことにした。だんだんと人の気配が少なくやがては人がいない廃墟ビルに来た。
「ここだ」
「ねぇ、この廃墟ビルに魔女は居るの?」
「間違いねぇ、魔女はここさ そうだろQB(キュゥべえ)」
「そうだね、確かに魔女はここに逃げこんでいる可能性がある 杏子のソウルジェムが反応しているのがそうだ」
途中からいきなり暗闇からQBが現れ、会話に入ってきた。
「うわっ!?なんだこいつ!」
なんかよくわからない小動物で猫のように見えるが猫ではなく、耳がつながっていてリングがついててくりっとした赤い目に白い体
「やぁ!初めまして、僕の名前はキュゥべえ」
「こいつがキュゥべえか~」
「僕のことが見えるってことは、君は魔法使いかい?」
「あ!はい」
「へぇ〜僕以外に君を契約した人間がいるなんて」
「お前知ってるんじゃないのか キュゥべえ?」
「いや、さすがに僕でも知らないことはあるんだけど、ねぇ君は誰に契約してもらったんだ?」
「そ、それは………」
誰って言われても、誰なんだろうか、まだはっきりとわからないから・・・・・
俺が考えていると杏子が、
「んなことより、魔女のとこへ行くぞ!!」
「あっ!待って杏子!」
今の話を止め、杏子が先へ進んだ。
「やれやれ、君達は……」
杏子は廃墟ビルの中へ入って行き、それに続いて俺とQBは杏子に付いて行って入った。
「杏子……いたっ!、」
少し暗闇のせいで視界が見えず杏子の背中にぶつかった。
「ちょっと!気をつけろよ!」
「ご、ごめん」
「見ろよ、あれ」
廃墟ビルは少し暗いが慣れてくれば見えてくる。そして杏子の肩にはいつの間にかQBが乗っていた
そして杏子が指す方にみた。そこには………
「カイト、あれ、知ってるんだろ!」
「うん、あれはグリーフシード、しかも結界まであるってことは……やっぱり魔女がいるのか」
廃墟ビルの奥の壁にグリーフシードが刺さって光ってる。今の時点では魔女がいるのかわからない。
「おおよそ、カイトが言ったことは正解だね」
俺の頭の中で魔法関連の言葉はすぐに出てくるのに他が思い出せない。どうしてかはわからない。
先頭にいた杏子は俺の方に向き、この先の危険を忠告する。
「そんじゃ、改めて聞くがここから先は死と隣り合わせだ!一歩間違えば死ぬぞ。あたしはカイトを絶対に守るなんて約束はできないが、できる限りは守ってやる。それでも死を覚悟して魔女の結界に入るかい?」
杏子が俺に向けて再確認を言ってきた。もちろん俺が出す答えは………………………
「ここまで来て、今更引き返すなんてしない、ちゃんと杏子の安全を確保して、それから俺も戦う」
「ありがとう、カイトがそうしてくれるんなら助かるよ、そんじゃ、行くよ!!」
「おぉ――!!」
こうして俺と杏子とQBは杏子の力、魔法少女の力で魔女結界に入った。
少しずつでいい、俺の記憶が思い出させるようになってくれ………………
次回は魔女結界に突撃です
手下や魔女をどうゆう風に表現するか頑張って書きます