今私は藤宮君を尾行しています。
理由は明白です。 隣に見知らぬ女の子がいるんですから。
「ねぇ、なんでさっきから涼ちゃんのこと尾行してるの?」
「そうだよ、七瀬ちゃん。」
あれ? 見たらわかると思ったけど。
あと、いつからちゃん呼びになったのかな?
「なぜってそれは、藤宮君の隣にいる女の子が気になるからですよ。」
「なら私が聞いてくる。」
えっ!
「ま、待って!星乃さん!」
「なんで?」
あれ、私がおかしのか、常識知らずだがこういうのは、本人に聞くのはダメだとわかるぞ。
「2人は聞きに行かないよな。」
「誰だか気になるんなら、涼ちゃんに聞いても良いと思うよ。」
あれ?
「私も、2人のじゃ…関係が気になるなら聞いた方が。」
水島さん、今邪魔しようとか言いかけてませんか?
なんやかんやあってターゲットが動き出したので尾行開始。
「絵梨ちゃん、そろそろ涼ちゃんに聞こうよ。」
「それはダメだよ、桜庭さん。」
どうしてみんな聞きたがるんだ?私が変なのか?
「誰かが涼君に近づいてくるよ。」
あれは、羽黒さん?
「まずいな、藤宮君が誰かと一緒にいるところ見たら…」
「挨拶して別れたね。」
星乃さんの言うとうりだ、あの羽黒さんが挨拶をして別れるなんて…
これは事件だ!
〜とある名探偵のBGMが流れる〜
「もう我慢できない!涼君に直接聞いてくる!」
「待って!水島さん!」
まずい、このままでは!
ここで水島さんを引っ張ったのが失敗だった。
私と水島さんは盛大にこけて藤宮君の前に出てきてしまった。
「おう!?ビックリした!」
「こ、こんなところで会うなんて奇遇だね、藤宮君。」
「いやお前らここで何してるんだよ。」
それもそうですね、こんな何もないところで会うなんておかしな話ですよね。
「それはこっちのセリフだよ、涼君こそ女の子と2人で何してるの!」
「女って誰のことだ水島?」
ここにきてしらばっくれるのか、藤宮君。
「藤宮君の隣にいるじゃないか。」
「隣ってこいつのことか?」
「それ以外ありえないよ。」
水島さんなんかちょっと怒ってないか?
「こいつ男だぞ。」
「「「「えっ」」」」
「見たらわかるだろ。」
いや、見たらわかると言われても。
「藤宮、そんな趣味が…」
「何が!?」
「涼君、男とデートだなんて…」
「水島何を言っている! 俺はただ久しぶりに帰ってきた由香里に街案内してただけだ!」
理由はわかったけどこの子との関係は一体?
「藤宮君、この子とはどういう関係なんだい。」
「ごめん紹介もなしに由香里のこと紹介するな。」
だが藤宮君が紹介をしようとしたら由香里という子がそれを止めた。
「にいちゃん、僕が自己紹介するよ。」
「それもそうだな。」
「じゃあ、改めて僕は西村 由香里と言います。よろしくお願いします、お姉さんたち。」
その後各々挨拶を済ませる。
「よろしくね、由香里ちゃんじゃなくて君!」
「ちょっと待って、結局2人はどんな関係なの?」
水島さんの言うとうりだ。
「ああ、俺たちは義兄弟だよ。」
「「「「えっ」」」」
本日2回目
この子からすごく事件の匂いがする。けど真実はい◯も一つ!
「ねぇにいちゃん。」
「どうした由香里?」
「僕、女の子に見える?」
「何言ってるんだよ、男にしか見えないよ。」
「そうだよね、えへへ。」
「そろそろ次回予告しようぜ。」
「「次回! 男の娘ですが何か?」」
「あ、次の話で亜香里が出るって。」
「亜香里が出るのか。」
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