ずっと一緒にいたいと思う私は嫌いですか?   作:白犬0525

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今回は少し書き方を変えてみました。
読みにくかったら前の書き方に戻します、読みやすかったらこの書き方で行こうかなって思います。
それでは本編をどうぞ。




私は初めて由香里と喧嘩をしてしまった。

 

「どうしよう…」

 

お父さんとお母さんは出かけてるし、お姉ちゃんは部活に行ってるし。

そうだ、お兄ちゃんならいるかも。

私は2階にあるお兄ちゃんの部屋に向かった。

だか、ドアを開けるもお兄ちゃんの姿はなかった。

 

「…うっ…うっ…うぁぁぁん…」

 

私はどうしていいかわからずその場で泣いてしまった。

それから何分か泣いていたら後ろから声をかけられた。

 

「どうしたんだ、亜香里?」

 

声をかけてくれたのは、お兄ちゃんだった。

私はお兄ちゃんの声を聞いて安心してまた、泣いてしまった。

 

「…うぁぁぁん…」

 

「何かあったのか、由香里はどうしたんだ?」

 

そうだ、由香里のこと言わないと…

 

「ゆ、由香里と…喧嘩…しちゃって…」

 

「それで、由香里はどこに?」

 

「怒って出て行っちゃった…私のせいだ…」

 

私の話を聞いたお兄ちゃんは私の頭に手をポンと置いて。

 

「喧嘩なってよくあることだよ。大丈夫、俺が絶対に由香里を連れてくるから。だから泣くな。」

 

それを聞いた私はまた泣きそうになったが堪えた。

 

「うん!」

 

「安心して待っててくれ。」

 

そう言ったお兄ちゃんは家を飛び出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしよう、勢い余って家を飛び出したけど来たばかりだから迷子になっちゃった…

私が素直にお願いって言えばよかったのに。

そうこうしているうちに大きな川にたどり着いた。

 

「どこなんだろうここ…」

 

私は川の近くにある橋の下にへばりこんだ。

だんだん辺りが暗くなってきた。

 

「怖いよ、亜香里…」

 

私は昔から暗いのが苦手で夜になったら亜香里と手を繋いで寝ていた。

いつのまにか私の目は涙でいっぱいになっていた。

 

「誰か助けて…お兄ちゃん…」

 

それから何時間経ったのだろう、先ほどよりも辺りは真っ暗になっていた。

 

「私、ずっとこのままなのかな…」

 

ジャリ ジャリ ジャリ

 

誰かが近づいて来る…怖いよ…

 

ジャリ ジャリ ジャリ

 

助けて、お兄ちゃん!

 

「そこにいるの由香里か?」

 

「えっ。」

 

私に近づいて来たのはお兄ちゃんだった。

 

「探したぞ、由香里。」

 

「お兄ちゃんっ!」

 

私はお兄ちゃんのもとに行こうとしたが足に力が入らず立てなかった。

 

「おんぶしてやるよ、由香里。」

 

恥ずかしかったがおんぶしてもらうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はお兄ちゃんにおんぶされながら質問をしてみた。

 

「なんでいる場所がわかったの?」

 

お兄ちゃんは笑いながら答えてくれた。

 

「俺も昔は母さんに叱られてあの橋の下によく行ってたからな。」

 

「そうなんだ…」

 

「あの橋の下に行って反省してから帰ってきたんだ。」

 

私と少し似ていると思った。だけど、私は帰れなかった。

 

「俺と由香里は一緒だな。」

 

「どうして?」

 

私は帰れなかったのに。

 

「由香里も反省したんだろ?」

 

「うん…」

 

「反省して今帰ってる。」

 

「うん…」

 

「なあ、俺と一緒だろ。」

 

私はお兄ちゃんの言葉を聞いて、胸がキュッと締め付けられた。

私は絶対にお兄ちゃんと仲良くなりたいと思った。

どうすればいいか悩んでいて、ふとお兄ちゃんに質問してみた。

 

「お兄ちゃんって弟とか欲しい?」

 

「なんだ急に、まあうちって女の人が多いからな同性の弟が欲しいって思うよ。」

 

なら私ができるのは一つしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家に着いた。私はかなり歩いていたらしい。

 

「ただいま。」

 

お兄ちゃんがドアを開けると一目散に亜香里が飛び出してきた。

 

「由香里、心配したんだから!」

 

やっぱり怒ってるよね…

私がお兄ちゃんの後ろでもじもじしていると。

 

「ほら由香里、ちゃんと反省したんだろ?」

 

そう私はちゃんと反省したんだ、言うことは一言しかない。

 

「亜香里ごめんね!」

 

「私の方こそごめん!」

 

「ちゃんと仲直りできたみたいだな。」

 

亜香里と仲直りできて本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その翌日のこと。

私はお兄ちゃんと仲良くなるべくある作戦を実行した。

 

「ねえお兄ちゃん。」

 

「どうした由香里?」

 

緊張する…でもお兄ちゃんと仲良くなるために頑張らないと。

 

「僕が男だって知ってた?」

 

「何言ってるんだよ、どこからどう見ても女の子じゃないか。」

 

「わた…僕って見た目が女の子っぽいからよく間違われるんだよね。」

 

「えぇぇぇぇ!」

 

その話を近くで聞いていた亜香里が

 

「あなた何言ってるの…?」

 

私はお兄ちゃんにバレないように人差し指を口の前で立てた。

 

「そうだお兄ちゃん、今度からお兄ちゃんじゃなくてにいちゃんって呼んでいい?」

 

「あ、ああ、いいぞ。」

 

私はこうでもしないとお兄ちゃんと仲良くなれない。だから私は…うんん。

僕はにいちゃんにバレるまで男で居続ける。




「やっと僕達の過去編が終わったね。」
「そうね。」
「なんか怒ってる?」
「いいえ、懐かしんでいただけよ。」
「そっか、うふふ。」
「は、はやく次回予告するわよ///」
「「次回! プールでドキッと作戦!」」
「これって僕達も行けるのかな?」
「行けないわよ。」

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