少し忙しくて合間合間で書いています。
それでは本編をどうぞ。
それから数日後。約束の日になった。
今、俺はというと日奈子が来るのを待っていた。
「遅い!」
日奈子はというと駅前に十一時の集合に一時間も遅刻してるのである。
ケータイに電話しても繋がらない。
もう帰ってしまおうかと思っていると後ろから声がかけられた。
「涼ちゃーん! お待たせっ!」
「お待たせっじゃねーよ! どんだけ待たせんだよ!」
「ご、ごめん! ちょっと寝坊しちゃて……てへっ。」
てへっ、でイラッとしたがここで怒り続けてもいいことないからな。
ここは抑えてさっさと行こう。
「もういいよ、一時間も遅れてるんだからさっさと行くぞ。」
「うん!…ごめんね涼ちゃん。」
なんやかんやで日奈子も反省してるんだな。
そんなことを思っているうちにプールに着いた。
だが俺は、そのプールを見るやいなや唖然してしまった。
「な、なんだこれ…」
「すごいね、涼ちゃん。」
すごいってもんじゃねぇ、想像以上にデカすぎる!
「どうしたの涼ちゃん、早く行こうよ。」
「お、おう。そうだな。」
早速、中に入った俺たちは、いや俺は、中を見てまた唖然としてしまった。
「………」
「す、すごいね!」
俺は日奈子に話しかけられて我に帰った。
「おう、そうだな……」
「……さっさと更衣室に行って着替えるか。」
「う、うん!そうだね!」
?……なんか、日奈子のやついつもよりなんか緊張してるような感じだな。
昔から日奈子は緊張しないやつだったんだが。久しぶり二人で出かけてるからかな?
日奈子は俺と一緒にいると喜んでいたからな。
そうこうしているうちに更衣室付近に来た。
「じゃ、俺こっちだから。」
「じゃあ、私はこっち。」
「入り口で待ってるからな。」
てか、外見も中もすごかったからな、プールもすごいんだろうな。
何を見てももう驚かないと心の中で決意し更衣室のドアを開けると。
「広……」
いやもうこれ、家でしょ……。
来て早々に気疲れをしながら日奈子を待つ。
「おっお待たせ!」
日奈子が来たと思い後ろを振り向いたが俺の第一声がヤバかった。
「デカ……」
どこを見てデカイと言ったかは言わないが……いやまあ興味が無いとかそういうんじゃないんだけど……相手は日奈子だぜ!?ないない。
「どこがデカイの?」
そりゃそうなるよな。いきなりデカイとか言われたら気になるよな。
「えっと、ほ、ほら!せ、背がデカイなって!」
「背?そんなに大きくないと思うんだけど……」
無理があるよな〜クラスの中で一番小さいもんな〜……どうしよう!
「そ、そんなことより。涼ちゃん……似合うかな……?」
日奈子が話題を逸らしたおかげで助かった!
おっとちゃんと日奈子の質問に答えないとな。
まあ、似合ってないわけじゃないしな。
「似合ってるぞ、普通に。」
「本当!?本当の本当に似合ってる!?」
「似合ってるって、普通に可愛いって。」
「えっ!かわっ……///」
可愛いは余計だったかな?……まあいいか。
「てか、なんで浮き輪なんて持ってんだ?泳げるだろ?」
そう、日奈子は勉強はあれだが運動は大得意だ。
「プールに来たら浮き輪は必要かなって思って。」
やっぱりアホな子だ……普通は泳げる人は持ってこないって。
まあいい、それよりも……
「ほら、早く泳ごうぜ!」
「うん!」
にしても、本当広いプールだな。人があんなにいるのに全然余裕だぞ。
「よいしょっと。」
そう言いながら浮き輪を使ってプールの中に入る。
あらあら、浮き輪の上に大きいのが乗っかちゃてるよ。
「どうしたの涼ちゃん?」
「えっ!あ、ほら!とりあえず泳ごうぜ!」
「うん!」
あ、あぶね〜…
それから少し泳いだら日奈子が突然話しかけてきた。
「私、ウォータースライダーに乗りたい!」
「ウォータースライダー?」
「あれだよあれ!」
日奈子が指をさした先を見ると。
「ああ、あれ……でか!!」
そう、そこには馬鹿でかいウォータースライダーがあった。
「あ、あれになるのか?」
「うん!二人で一緒に乗ろう!」
「日奈子が一人でっていうのは……」
「やだ!涼ちゃんと二人で乗るの!」
ですよね〜そう来ると思ったよ〜。
「分かったよ、俺も行けばいいんだろ…」
「うん!早く行こ!」
そんなことを言いながら俺の手を取りウォータースライダーに行こうとしたが道の先には見覚えのある姿があった。
「あれ、あそこにいるのって……」
「星乃だ。」
そう、そこに居たのは星乃だった。
「涼ちゃんとのプール楽しいな。」
「それは良かったな。」
「それにしてもなんで雲母ちゃんが居たんだろう?」
「それは次回で分かるらしいぞ。」
「本当!なら早く次回予告しよ!」
「「次回!プールでドキッと作戦!〜涼の場合〜後編」」
「次回はシリアスかも!?」
「絶対ない。」
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