個人的にはおまっ、それ言うの早くね?って一瞬思いましたが手が止まらなかったということをここに記しておきます。
「単刀直入に聞くけど、受肉前に千里眼で何を見たか教えて欲しい。ロマニ・アーキマン。いや...カルデア英霊召喚第1号、ソロモン」
サラーガの言葉に目を見開く2人
「どこでそれを知った」
冷たい声を出すロマニ
「...平行世界ってあると思う?」
「「...は?」」
サラーガの突拍子の無い言葉に今度は目を丸くする2人
「一概にないとは言いきれないけどそれが今関係あるのかい?」
怪訝な目を向けるマリスビリーにサラーガは自身のローブを取り顔を2人にみせた
「2人を信用して話そう。
「別の世界の...」
「マスターだって...?」
「そう。僕は
「人類最後のマスター?」
「詳しくは言えない。けど、だからこそロマニがソロモンだと言いきれる」
「人理を修復した事で英霊になったと。だが何故アルターエゴなんだい?人理を救ったなら
マリスビリーの予測に感嘆し、サラーガはさらに口を開く
「アルターエゴの定義は別側面。確かに僕のこれは別側面だけど僕とある物が融合したのがサラーガという霊基なんだよ」
「ある物...それって」
そこで2人はサラーガの雰囲気が変化したことに気づく
「厄災の獣って言えば分かるかな?」
「っ!人類悪...!!」
「そう。僕は自分の世界で終局のビーストⅦ。『犠牲』の理をもってカルデアに立ちはだかり討伐された。人類最後のマスターの『藤丸立香』と人類悪の『藤丸立香』。2つが融合したのがサラーガという『藤丸立香』の別側面。だからこそ僕はアルターエゴでしか現界出来ない。...人理修復の過程には多くの『犠牲』があった。僕が今現界してる理由は同じ『犠牲』を繰り返さないためだ」
「...にわかには信じ難いね」
一通り話が終わるとマリスビリーは目を伏せ紅茶を口にする
「けど真実だ」
「君の世界で僕らはどうなったんだい?」
「何度も言うけどそれは言えない。平行世界とはいえ未来を知ってしまえば選択する場面で最善の判断は出来ないからね」
ロマニの質問にサラーガは目を伏せこれ以上答える気はないという意味を込めて言う
「本当に信じ難い話だが君がここにいる時点で証明はされている。信じるしかないみたいだね」
「...やっぱり2人に話してよかった。僕は生前マリスビリーと話したことは無いけど聡い人物ってことは知ってる。ロマニは言わずもがな。他の人間にこんな話をしても信用してもらえないからね。...いや、ダ・ヴィンチは面白がって信用しそうだけど」
マリスビリーとロマニの頭の中では嬉々とした顔でサラーガに詰寄るダ・ヴィンチが想像された
「ははは...」
結果、ロマニは乾いた笑いしか出せずマリスビリーは苦笑いするしかなかった
「それと、今話したことは機密事項としてお願いしたい。
「わかった。しかしこう考えるとカルデアにいる英霊はおかしなものばかりだね。冠位の英霊にデミ・サーヴァント。レオナルドは普通とは言えないし人類悪ときた、これが普通の聖杯戦争なら絶対に参加したくないね」
「同感だよ」
3人は小さく笑いあった
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それから3人は談笑していたがサラーガが徐に立ち上がった
「どうしたんだい?」
「いや、そういえばまだマシュの元に行ってないなと思ってさ」
「君にとってマシュはどんな存在だい?」
「
そう言ってサラーガはローブを被り直しマリスビリーの部屋を立ち去った
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カルデアが騒がしい。
そういえばドクターロマニが今日は新しい英霊を喚ぶと言っていたのを思い出した。
私にはあまり関係の無いことだけど少しの好奇心というものはある。
どの時代の英霊なのか。どのような武器を使うのか。
私は未だにこの無菌室からは出られないけどいつかはここを出て色々なものを見たいと思う。
誰かがこの無菌室に入って来た気配を感じる。
ドクターロマニだろうか。レオナルド・ダ・ヴィンチだろうか。
だが私の予想は外れ目の前にいたのは──────
「やあ、マシュ・キリエライト。はじめまして」
カルデアで1度も見たことがない灰色のローブを纏った青年だった
シリアスやっぱり難しい...
あと守りたくても護れなかったは誤字ではありません。
次回はマシュとの対話。シリアスはまだ続くのか...!
千里眼の内容教えてもらってないやん...