一日目・不明
一体全体どうしたんだろう?僕は覚えている限りでは極々普通に生活していた平成人だったはず。
ぼんやりと覚えているのはいわゆる僕がオタクって呼ばれる人種でドールズフロントラインに熱中していた事だ。
それ以外はすっぽりと抜け落ちているんだけど…混乱した頭は鈍く動く。
漠然とした感想でしか無いけどこの身体は間違いなく僕の身体ではない。
まず1つ異常なのが言える。僕は普通の人間だったんだ。
腰にこんなでっかい榴弾砲なんて付いてるわけがないんだ。
鏡を見て僕は納得することになったんだけど…
どうやら僕はドールズフロントラインの敵BOSSのデストロイヤーになっちゃったらしい。
それも上位種のデストロイヤーガイア。わー可愛い…
ちょうど良く割れた鏡の破片があったから確認できたんだけど鉄血人形になってしまったらしい。
ここはどこなんだろうか?僕の頭の中には記憶なんてないし都合よくマップなんてのも落ちてない。
ただ通路の随所に見受けられるマークから鉄血工業の施設内というのは窺える。
今後どうなるか不明なため行動を日記として纏めることにした。
案外後で役に立つかもしれない。
取り敢えず自分の体の動かし方を確認して今日は眠ることにする。
もしかしたら夢か何かかもしれない…現実逃避だけど僕にはそれしか出来ない。
二日目・曇
残念ながら夢の類では無かった。寝て覚めた場所は鉄血施設のどこか。
リネン室と思われる寝具が置かれていた場所で寝ていたが…
猛烈な空腹感で目が覚める。食料の類は無いのだろうか?
そもそもこの身体の食料はなんだろうか?人間と同じで良いのだろうか?
様々な疑問が脳内を往来するがこの空腹感をどうにかしたい。
施設内をフラフラあるき回るが電源は生きているが肝心の鉄血人形と会わない。
破棄されたのか?いや、それにしては施設が綺麗すぎる。
疑問は尽きないがそれより食料を探さなければ。
この空きっ腹を満たせるものなら何でも良い…
窓らしきものがあり外の様子を窺えた。外は曇天、日時は不明。
食料らしきものは微量ながら発見できた。
倉庫と英語で書かれた箇所を発見。何故か英語の読み書きが流暢に出来ているのに今気づく。
加えて言えば昨日脳内でつぶやいていた事は全て行動ログとして保存されていた。
人形の身体になったというのだろうか?
人形にそっくりな人間ではないか…と勘ぐっていたがそれは違うようだ。
このデカイ榴弾砲も可動させようと思えば可動するのかもしれない。
感覚的に何となくこうじゃないか?と言うのはあるが…確証はない。
追記:食料は激烈にマズい。
施設内の散策を行う。全容の把握に務めたが…やはりというか人っ子一人居ない。
まさしくもぬけの殻だ。電気は生きているがジェネレーターの稼働時間は残り少ない。
各種機器の扱いは感覚的に引き出せているが…細かい操作は不明だ。
マップデータを呼び出せたのは僥倖。どうやら前線基地のようだ。
一番近いのはD09地区の様だ。ここを目指せば平和なのか?
それとも一番最寄りの鉄血基地に行けば良いのだろうか?
行動するのは明日にしよう。部隊の作戦ログらしきものが呼び出せなかったのは残念だ。
三日目・晴れ
施設が大きく揺れた。リネン室で寝ていたら転げ落ちてしまった。
すごく頭が痛い。おでこを強打した…何事かと思う前に施設の緊急放送が入った。
敵侵入、注意されたしって…もう鉄血人形居ないですよね?
おっと銃口を向けられてしまった。
かなり手荒な挨拶に目を丸くして両手を上げて無抵抗アピール。
まぁそうだよね。僕の見た目は完全に鉄血人形。
一応抵抗の意思は無いと説明したのだが信じてもらえず向けられたのはテーザー。
あ、やめ、しびびびびびびびびびびbbbbbbbbbb――――――――――――
ErrorOut
コレ何?と聞かれりゃもちろんあれだよ。n番煎じですよ。
おやつ感覚で書き上げてるから整合性は多分無いし不定期更新やぞ。