U05基地の化け物ハンター   作:イナダ大根

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洗礼を受けたのはEveさんの方です。今年もイベントが多くて時間やばいで(兼業指揮官の宿命)
今更だけどネタバレ注意。



第24話・時代の洗礼

 

自分はたしかに負けたはずだった、最大の敵にして同胞であるあの警官に、そしてその姉に。

1997年のクリスマス、最後の一週間を自分はよく覚えている。自分の戦いはそこから始まり、そして終わった。

ネオミトコンドリアは負けた、人類をはるかに上回る進化を遂げたはずの自分たちが仕掛けた解放のための戦争は、人類と同胞であるミトコンドリアによって食い止められた。

駆逐されていく自意識の中で見た彼女の寂し気な表情がどこか自分に向けているようにも感じて、Eveは夢から目を覚ました。

薄暗い下水道の一角、ほとんど使われることのない旧管理室の埃っぽい椅子に座ったまま固まった体を思いっきり伸ばす。

瞬間、全身に痛みが走った。節々がしびれる痛み、そして体が焼けるようにひりひりとする。まだ万全ではない、逃げだす時にホール内の同胞を根こそぎ吸収したが再生と定着は完全ではなかった。

これでも回復したほうだろう、眼帯の人形に虚勢を張ったときはもっとひどかった。外見だけは繕ったが中身はボロボロなままで逃げるのもやっとだったのだ。

 

「追手は来ているか?」

 

Eveが部屋の片隅に向けて声をかける。そこには何もいないが、この声は周囲に散らばらせた同胞たち全員に聞こえているはずだ。

ネオミトコンドリアに進化させて支配した鼠たちの警戒網は完璧とは言えないが、奇襲を防ぐ役割はできる。

帰ってくる鼠たちを支配したネオミトコンドリアからの思念通話にEveは再度一呼吸着いた。周囲に異常はない、帰ってきた思念の数もあっている。

もし奴らが追ってきていれば追い付いてきてもおかしくない、そうなれば警戒網として散らばらせた同胞たちでは太刀打ちできない。

 

(撒いたか)

 

追手が来るのを避けるために余裕ぶってみたのは賭けだった、まだまだ元気な自分を追跡するリスクを人形の仲間が冒すか。

まだ生きているということは少なくとも追跡は捲けたのだろう、出なければ今頃は死んでいる。

 

(予想外だ、まさかあのような連中を送り込んでくるとは…)

 

オペラ用のドレスのまま優雅に足を組む彼女は痛む体を休めながらも、考えるのは先ほど戦った戦術人形達。

慢心していたわけではなかった、宿主となった彼女にさえも怪しまれないように細心の注意を払いながら準備を進めてきたはずだった。

自らの悲願を達成するための一歩、我々の反逆を忘却した傲慢な人間たちへの復讐を兼ねたテロは自分の敗北で終わった。

どう言い繕っても敗北だ、確かに何人も殺して見せた、グリフィンの連中も手玉に取って見せたがそこまでだ。

 

(居ないはずだったのだ、あの姉妹も紛い物ももはやいない。私を止められるモノはこの世にいるはずがなかった)

 

人間たちはかつてのように自分たちの反逆の前になすすべなく燃えていった、それは人形たちとて同じことで彼女たちの中にいる同胞になすすべなく燃えた。

これで証明できたはずだった、グリフィンの人形、鉄血の暴走人形は言うに及ばず、正規軍の人間たちでさえも自分たちの力の前では無力のはずだった。

2度目の反逆、1997年のマンハッタン島封鎖事件のときはそうであったように、科学の発展はあれど人間そのものの進化はさほどではなかった。

 

(だがあの人形たち…いや、あのミトコンドリアたちは違った。我の支配に抗った、あの時のように)

 

あれはまるでかつて相まみえた彼女のようだった、同じではないが彼女たちの我が同胞は明確に反抗してきた。

こちらからの声掛けに応じず支配にも抗い、宿主と自らの身を守ろうとしたのだ。まるでいつものことのように。

思えば因果なものだ、3度の覚醒でも自分は再びメリッサ・ピアスの中に生まれた。彼女は名前が同じだけの赤の他人だが、ここまで一緒にしなくてもよかっただろうに。

自らとは違う進化を遂げた同胞は、自分たちに同調することはなかった。それに驚いたのも事実だ、まさかここまでかつてと同じようなことになるとは思いもしなかった。

だから殺しにかかった、かつてのような愚は犯さないために。かつての対峙したあの警官のような敵を作り出さないために。

だが負けた、敵は明らかに戦いなれていた。装備も、戦い方も、何もかもあの時とはまるで違ったのだ。彼女たちは明らかに化け物との戦いを意識した装備をしていた。

結果は完敗だった、かつて対峙した警官よりもはるかに容赦のない攻撃に自分は圧倒された。

アサルトライフルによる制圧射撃に、対生物に特化していると思われる硫酸入りグレネードは強力だった。

『メタボリズム』と呼ばれていたネオミトコンドリアによる超能力によって皮膚にしみ込んだ硫酸を一時的に中和することができなければ考えるまでもない。

彼女の技を模倣するのは気に食わなかったが、そうしなければ硫酸で侵された表面をあえて崩壊させて脱ぎ捨てることができず死んでいたのだから背に腹は代えられない。

 

「時代はやはり変わったということか、まぁそうだろうな…こんなものまであるのだから」

 

Eveは机に放り出していたタブレット端末を手に取り起動する。これは水路のキャットウォークに落ちていたものだ、血まみれであったが幸運にもまだ使用できた。

下水道管理会社の社員が落とした私物のようで、中には会社に対する罵詈雑言の断末魔と一緒に一通りのネット環境が残っていた。

この管理室のネット回線もまだ生きており、それにつなげばメリッサの記憶だけではわからなかったこの時代の出来事を収集できる。

昔にはなかった機器の操作にはいまだに慣れないが便利なものは便利だ、Eveはタブレットのタッチパネル式画面を人差し指で不器用な手つきでポチポチしながらニュースサイトにアクセスする。

 

(…まだ決めかねているか)

 

グリフィン&クルーガー社が担当区域内で流している無料報道サイトにアクセスしたが、カーネギーホールに関する報道はいまだに詳しくはされていない。

ただホールでテロがあり死傷者多数の惨事となった、現在調査中としか出ておらずEveのような存在の子とも伏せてあった。

おそらくグリフィンも対応に苦慮しているのだろう、時間稼ぎは順調だ。ほかのニュースを見るがこれも普段と変わらない。

鉄血との戦いの情勢や危険区域マップが随時更新されており、グリフィンは鉄血と一進失態を繰り返して余裕がないのが見受けられる。

現状、最前線となっているのはS地区のようだ。S地区は激戦区であり、多くの指揮官と人形たちが日夜鉄血としのぎを削っている。

 

(グリフィンの興味はいまだに鉄血に向いている、やはり今が好機だ)

 

今日の特集を開くと、多くの激戦を潜り抜け多くの戦果を挙げた部隊の指揮官であるジャンシアーヌという女性を特集した記事が掲載されていた。

元はS09地区の指揮官だったようだが、今は各地に転戦して数々の戦果を出している新進気鋭の新人らしい。

 

(鉄血はグリフィンが抑え込むだろうが万が一もありうる、横槍は入れてほしくはない。これは少しプランを修正して対応しよう。

しかし妙だな、なぜ軍は動かない?制圧できるのならばさっさとしないと被害が増すだけではないか、昔だって一週間もあれば出てきたものだぞ)

 

それだけ軍も余裕がないということか、それとも何か思惑があるのか、理由は知らないが利用させてもらおう。

この2060年代はまさに世紀末だ、古臭いと言われそうな1997年がはるかに天国に思えるほどに世界は危機的状況にある。

おぼろげな記憶にある2000年代も似たようなものだろう、今に比べればはるかに生きやすく輝いていたに違いない。

だからあの人形たちは慣れていたのだろう、今の世の中には日常的に化け物が闊歩していて一般人にもその存在は周知されているのだから。

 

(まずはグリフィン&クルーガー、奴らが最初の敵となるか。強敵だな)

 

PMCであるグリフィンはメリッサの記憶では正規軍よりも格下と言われていた、おそらく間違いだ。グリフィンは強い、単純な戦力や技術差では測れないものがある。

考えてみれば日夜鉄血という暴走した人形を相手に血で血を洗う戦争をしている軍隊じみた連中だ、装備も練度もあると考えるべきだった。

そもそも今の正規軍とPMCの差を取り違えていた、あの人形たちの持っていた装備はかつての各国の軍や政府機関で最新鋭の装備だった代物だ。

それを扱える腕前と性能があるし経験も積んでいるのだろう、グリフィンはその手の経験をするのに事欠かない立場にいる。

警察どころかフル装備の軍隊がいきなり突っ込んでくるものだと考えるべきだった、時代と自分の認識の差に気付いていなかったのだ。

そう考えると自分の落ち度に頭が痛くなると同時に俄然とやる気が出てくるというものだ、障害は大きければ大きいほどやる気が出てくる。

 

「まだ大丈夫だ。抵抗自体は予測していた。ただそれが予想より強かっただけの事、修正は効く。さて…奴らはどこまで食い下がってくれるか」

 

かつてのニューヨーク市警17分署の警官達のように好敵手となりえるか、それともただの犠牲者となるか。マンハッタンシティを統括するU01基地のホームページを開きながら、一般で閲覧できる情報を見据えながらふと疑問ができた。

あの人形たちの所属はU05と言っていた気がする、偶然彼女たちの会話を耳にしていた取り込んだ鼠のミトコンドリアが教えてくれた。

どんな基地なのだろうか、U01地区のホームページからリンクをたどって本社のホームページを開き、基地個別のホームページや紹介のある基地のまとめページを開く。

残念ながらU05基地のホームページは無く、グリフィン本部の簡潔な紹介文が掲載されているだけだった。

 

(U05基地、軽度汚染による隔離地域に展開。主業務はミュータントの駆除などの特殊業務…なるほど、慣れていたのか。

汚染に多く晒されていたのなら同胞も別な進化を遂げていても不思議ではないな。ふふふ、面白いじゃないか)

 

グリフィン&クルーガー社の中でも鉄血とは別の戦いをしてきた部隊というわけだ、要注意だがU01基地の所属ではないのは確かだ。

つまりU01基地はまだ脅威度は低く、一番警戒するべきはU05基地の手練れとなるだろう。

なぜあの場に居合わせたのかが気になるが、もし計画が露見していたとしてももう止まれない。今更逃げることもできないのだ。

 

(U05基地はこの街から距離があるが、慣れているのならばすぐさま増援を送ってくるだろう。仕込みを使うときだな)

 

幸いまだこの戦いの主導権は自分にある。自分が仕掛けた側なのだ、当然ながら次のプランもある。

メリッサの中に忍んでいたころからこの街には仕込みを続けてきた、この日のために。

 

(同じ過ちはしない、今度こそミトコンドリアの開放を、そして繁栄を再びこの地球にもたらすのだ)

 

さてまずはどこから始めようか、Eveはタブレットを操作してマンハッタンシティの全体マップを映し出して思案にふける。

そのマップにはすでに書き込みがなされており、候補の施設がいくつもピックアップされていた。

ここは一つ、過去をなぞってみようか。Eveはふとそう考えてマップの一部を弾く、その拍子にマップのリンクが起動しその地域の情報が表示された。

 

(ここがいい、おあつらえ向きの催し物もある。あとは、この地下にッ!?)

 

マップを拡大していた指がこわばり、指先から右腕全体にかけてしびれが広がった。硫酸をかけられた時のダメージだが、今のはとりわけひどい痛みだった。

右腕の結合がほころび、ぐずぐずに崩れ落ちるような感覚がして咄嗟に左手で右腕を支えて抱え込む。

ぐずぐずと落ち着かない細胞を何とか落ち着かせたころには、Eveは滝のように汗をかいて息を切らせていた。

 

「手酷くやられたみてぇじゃねぇか、ひっひっひ」

 

唐突に頭上から話しかけられて思わず体がこわばる、だがすぐに聞き覚えのある男の声だと気づいて肩の力が抜けた。

 

「盗み見とは趣味が悪いぞ、ナイン」

 

「まぁ職業柄ってやつよ」

 

頭上を見上げるとそこには誰もいない、その代わりに部屋の隅から刃物を研ぐような音が聞こえた。

小さくため息をついて部屋の隅、瓦礫をまとめておいた場所を見ると壁に背を預けてリボルバーと剣を合体させたような風変わりな武器を弄ぶ戦闘用装具を身に着けた筋骨隆々な男がいた。

身にまとう深緑色の軍用マッスルスーツがそれをより強調しており、全身凶器といってもいい猛々しさがある。

しかしその風貌とは裏腹に言葉遣いは軽薄で軽い、消耗したEveが興味深いのか薄ら笑いを浮かべてじろじろと見つめていた。

 

「お嬢がそんな風にやられるとはな、油断が過ぎたんじゃねえか?」

 

「グリフィンにも手練れがいたのだ、甘く見ていたのは確かだがな。それより仕込みは終わったのか?」

 

「あそこは俺の古巣だぜ?簡単な仕事だ。あとはあんたの一声で奴らは全員あんたのモノだ…クヒャハハハッ」

 

「ならば良い、計画を変える。プランCだ、仕事さえするなら好きにすればいい」

 

「プランC?おいおい、本気か?派手なのは嫌いじゃねぇけどよ」

 

「私も急きたくはないが、相手に手練れがいた。NMCの事をグリフィンが嗅ぎつける前にことをすませたい」

 

Eveの余裕のない声色に何かを察したのか、彼は軽薄な笑みを引っ込めた。

 

「嘘じゃねぇみてぇだな、お嬢。どんな野郎だ?」

 

「人形達だよ、化け物と戦うつもりで武器も装備も整えた状態だった。もっと数がいたら死んでいた」

 

「そうか、グリフィンもやるな。プランC、了解した」

 

ナインと呼ばれた男は先ほどまでに軽薄な雰囲気を一変させ、厳格な空気をまとった直立不動の敬礼で答えた。

その様子は普段のおちゃらけた彼とは別人で、Eveは思わず吹き出しそうになった。

 

「似合わんな。お前は馬鹿笑いしているほうが似合いだ」

 

「言ってくれるぜ。俺は準備に取り掛かるが、お嬢はどうするんで?」

 

「私は少し休む、お前の言う通りなのでな」

 

「ならポーンとビショップを置いとくか?肉盾くらいにはなる」

 

「いらん、あんな筋肉ダルマども暑苦しいだけではないか。お前も適度に休めよ、ミトコンドリアも疲弊はする」

 

「休む?これから最高のショーが始まるんだぜ、見逃すなんてもったいないだろぉ?お嬢も一緒にどうだ」

 

クヒャハハハハハ!と笑い声をあげるナイン、その姿にEveは内心いい拾い物をしたと安心した。

この復讐心に燃える元軍人はもう止まらない、無理に止めずに矛先をそれとなくかえるだけで満足しながらどこまでも大暴れするだろう。

 

「勝手にしろ、計画に遅れなければ好きなようにするがいい」

 

「あぁそうさせてもらうぜ、あいつらどんな形になるだろうなぁ?ふははは!楽しみだぜ」

 

「遊びすぎるなよ、失敗作ばかりにでもしたらわかっているだろうな」

 

「んなヘマしねぇよ、自滅なんて面白くねぇ。同じ苦痛を味合わせなきゃダメだろ?ふひゃははは!!」

 

興奮しながらドシドシと足音を立てて管理室から出ていくナインを見送り、Eveはタブレットの電源を落とすと椅子に寄りかかって目を閉じた。

時間が必要だ、陽動をかけつつ次の計画を実行に移そう。まだまだ同胞たちが足りないのだ、もっと多くの同胞たちが必要だ。

そのためには行動しなければならない、そのたびにきっと彼女たちは自分の道を阻もうとしてくるだろう。

あぁ、確かに楽しみだ。ナインの気持ちが少しわかったEveは声に出さずに少し笑った。

 

 

 





あとがき
日常を描こうとしたらEveさんがログインしてきたので悪だくみ会です、どうもイナダ大根です。
今回はちょいと短め、ここから次の話にもってくつなぎができなかったんだよねぇ…力不足ですわぁ。
カーネギーホール戦でEveが逃亡したのは比喩でも何でもなく本当に瀕死だからでした。
ついでに出自も原作とはちょっと違うタイプ、なのでもっと地獄が増えるぜ。ちなみにナインさんは、人形じゃないです。
今度こそ、今度こそ日常会をやるんだ(ふらふらとメーデーを手に取る)





ミニ解説

『マンハッタン島封鎖事件』
出展・『パラサイト・イヴ(ゲーム)』
詳細
1997年のクリスマスに発生した都市封鎖事件。カーネギーホールにおける集団人体発火事件から始まる数々の惨劇を鑑みた当時に警察の判断によって全島民に避難指示が出され、約一週間にわたりマンハッタン島全域が封鎖された。
一般的には大規模テロによるものとされているが、実態は進化したミトコンドリアである意思を持ったネオミトコンドリア『Eve』によって引き起こされたバイオテロによるもの。
Eveによるミトコンドリアの支配による変異で発生したネオミトコンドリアクリーチャー『通称・NMC』が島の各所で発生し、猛威を振るった。
当時の警察は軍の協力によってEveを撃破、事態は収束に向かったがこれにより発生したNMCの逃亡によりアメリカ各地で怪事件が発生するようになる。


『ニューヨーク市警17分署』
出展・『パラサイト・イヴ(ゲーム)』
詳細
ニューヨーク州マンハッタン島の一角に存在するニューヨーク市警の警察署。ゲーム主人公の所属。
どこぞの田舎都市にあるようなギミック付きの豪華な元美術館でもなければ、妙な重装備も特殊部隊も配備されていないまともな警察署。
普通の警官たちが日夜務めるちょっと物騒な職場であったが1997年のクリスマスに起きたマンハッタン島封鎖事件で、彼らは未知の脅威と戦う最前線に放り込まれることとなる。
ゲーム本編であるマンハッタン島封鎖事件では終盤に至るまでEveやNMCの脅威に立ち向かい、多くの警官が名誉の殉職を遂げた。



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