ロキロキの・・・・・   作:Kasuya

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アンケートはケルト、バビロニア、ギリシャの3トップですかね。ま、なんにせよまだ介入はしないのでご了承ください。


悪神日記 その二

転生生活六年三ヶ月二十一日目

 

一年ほど前から始まった修行も今日で一段落。

どうやら両親は現在以上のレベルの技術を俺に教えることは不可能だと判断したらしい。

両親曰く、俺の学習能力がエグいおかげで教えられることは教えてしまったのであとは実践あるのみとのこと。

いきなり修行は終わりと言われたときは困惑したが、母さんとは権能の使い方が正反対だし、父さんとはそもそも体のサイズが違うので、仕方がないのかもしれない。

これからは自己鍛練あるのみ。

さらに精進したいと思う。

 

なんやかんやで俺が権能と体術の修行を始めてから一年。

ただ燃やすだけだった俺の能力も大分成長し、やれることが増えたが、同時に制御がとても難しくなり、軽い気持ちで使う訳にはいかなくなってしまった。

 

俺は修行を通して三つの異なる性質を持つ炎を生み出すことに成功した。

 

一種類目は、一番最初から使えた青い炎。

威力こそ他の二つに劣るが、汎用性はダントツ。

炎で武器を成形したり、罠を作ることは勿論、かなり精密な操作も可能。

そして地味に凄い性質は「なんでも燃やせる」こと。

石だろうが鉄だろうが関係なしに燃やせるし、母さん曰く「修行を詰めば概念の焼却も可能」とのこと。

生物から「死」の概念を燃やせば不死身になる。武器から「切断」の概念を燃やせばただの鉄の棒になる。

つまりただのチートである。

といってもその域まで至るには、数百年の修行が必要不可欠なので、当分は不可能らしいが。

 

 

 

 

二つ目は母さんの風の結界をどう突破しようと頭を捻った結果偶然編み出した黒い炎。

これはかなり尖った性能を持っていて、相手の権能、異能に反応してそれだけを燃やすことが出来る。

その代わり、その他のものにはまったく反応せず、相手に肉体的な損傷を与えることも不可能である。

使用中物理的な攻撃に対する権能での対応が不可能なので、使いどころがかなり難しい。

しかし、強力な能力なので弱点を補完しさえすれば戦闘で活躍してくれそうだ。

 

そして最後に三つ目。

一番危険かつ一番危険な力で、初回発動時には冗談抜きで家族全員のを奪いそうになった。

全てを焼き払う白い炎。

他の二種とは異なり、性質はただの炎と同じだが、恐るべきはその火力。

一瞬で家の周囲を多い尽くし、発動を停止した時には周囲の景色が大きく変化していた。

残っていたのは樹木が燃えて出来た灰と、どろどろに溶け、溶岩と化している鉱物。そして様々な動物の白骨。

この間、実に数秒間である。

家は母さんがとっさに風の結界を張ったので問題なかったが、家を中心に半径五キロ程が灰塵に帰したようだ。

 

顔を青くした両親から固く使用を禁じられ、制御の修行も当分禁止。やるとしても母さんの結界の中でのみと厳命された。

俺としてももう二度と自分の能力で家族を危険に晒すわせたくは無かったので、必死に修練した。

結果的に十数秒間の使用ならば効果範囲をコントロール出来るようになりました。

しかし、あまりにも危険なため、実戦では使う機会は無いだろう。

 

・・・無いよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、俺と両親がシリアスしてるのに「カッコいい」だの「もう一度見せろ」だの言ってくる弟達は後でお仕置きです。

 

え、理不尽?

 

知るか!こちとら本当にヒヤヒヤしたんだよ!

 

 

 

 

 

 

ここでひとまず権能の話は置いておいて体術の話に移ろう。

 

父さんから学んでいる巨人流体術(俺命名)はそもそも体格が俺の倍以上の霜の巨人が使うものなので、真似できない動きも当然ある(というかそっちの方が多い)。

なので弟達と試行錯誤しながら、いくつかの技を人間が扱えるように素人ながら改良てみた。

こちらも後は実戦で使ってみて改良するしていくしかない。

 

というか、弟よ。いつからそんなアグレッシブな動きが出来るようになったのだ・・・

 

え、お前の影響だ?

 

ハハハソンナコトナイデスヨお父さん。

 

 

 

 

・・失礼、話が逸れた。

 

 

技術は打ち止めでも、体術を学んだ恩恵は様々な場所で現れている。

体力、筋力は勿論のこと、戦闘全般に必須の観察眼や集中力もいつのまにか身に付いていた。

まあ、それを狙って体術を学んでいたわけでもあるんだが。

 

 

 

そうそうこっちが本題なのだが、遂にある程度外を出歩くことも許可されたので、死なない程度にこの世界を冒険したいと思う。

せっかくファンタジーな世界に転生したのに家に籠りっぱは勿体ないしね!

 

手始めに、家から割りと近場にくっそでっかい木が生えているので、麓まで行ってみたいと思う。

その木だが、母さん曰く世界樹っていう凄い木らしい。

なんでも、枝や根の上に合計九つの世界が広がっていて、それぞれ別の種族が暮らしているらしい。

 

ちなみに母さんはアスガルズ、父さんはヨトゥンヘイムってとこ出身らしい。

連れてけとねだったら、凄いビミョーな顔ではぐらかされた。

 

・・・俺、なんかした?

 

まとにかく、明日はユグドラシル目掛けて出発するので早めに寝たいと思う。

 

俺の冒険はこれからだ!

 

 

 

 




話がすすまん!
次回から進めますんてで許してー

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