インフィニット・ストラトス 復讐の夜叉   作:ボンレス人

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今回の話は学園の裏の顔、轡木おじさんとの初対面です。ちょっと無理矢理な話になってるかもしれませんが読んでくれると幸いです。



第2話~届け物~ 

蔵鋼side

 

 

俺は織斑先生の案内でこの学園で用務員をしている「クツワギジュウゾウ」氏の所に向かっていた。用務員室は事務員室の奥にあり滅多に人は来ないようだ。

 

 

千冬「ここが用務員室だ。コンコンコン「どちら様ですか?」織斑です。例の少年が轡木さんに届け物があるそうなので連れてきました」

 

 

轡木「そうですか。どうぞ、入ってください」

 

 

蔵鋼・千冬「失礼します」

 

 

扉の先にはとても朗らかな笑みを浮かべた初老の男性が佇んでいた。だが見た目とは裏腹に織斑先生より圧倒的な雰囲気を持っていた。

 

 

蔵鋼「初めまして、蔵鋼刀真と言います。本日は私の祖父、蔵鋼鐵真の残した依頼の品をお届けに参りました。お受け取りください」

 

 

俺はバックから布にくるまれた品を手渡す。轡木さんは嬉しそうに微笑み、泣きそうな顔をしていた。

 

 

轡木「此方こそ初めまして、用務員の轡木十蔵です。鐵真さんが亡くなられたと聞いてショックを受けましたが君だけでも生きていてくれて嬉しく思います。この品は鐵真さんの形見として大切に使わせてもらいます。」

 

 

手帳にサインを貰い改めて轡木さんの顔を見る。...うん大丈夫。この人なら大切に扱ってくれるはずだ。

 

 

蔵鋼「そうしてください、その方が祖父も喜びます。それと幾つかお願いしたいことがあるのですがよろしいですか?」

 

 

轡木「なんでしょう?多少のことなら出来ますよ?難しいものは学園長に許可を貰わないといけませんがね」

 

 

蔵鋼「お願いしたいことは2つ。1つはもといた所にいた動物達を学園近くの森に引っ越させて欲しい事、もう1つは祖父の形見である刀の所持、帯刀の許可が欲しいのです」

 

 

轡木「ふむ...「刀の帯刀などそんなもの認められるわけが」織斑先生、少し黙っていてください。「...はい」」

 

 

おぉ、あの織斑先生が萎縮してるよ。やっぱりこの人が学園を裏で仕切ってる人物か...まぁ今のご時世男が学園の、しかもIS学園の学園長だと女尊男卑の女共が煩いだろうから妥当な処置だろうな。

 

 

轡木「1つ目の要望は大丈夫でしょう。あとで動物達の種類と数を把握できる資料をください、あなたが見れないときは私が見ておきますので。ただ2つ目は難しいでしょうが学園長に話を通しておくので数日は待っていて貰えないでしょうか?」

 

 

...以外とあっさり承諾してくれるもんだな?何か裏がありそうで疑いそうだがこの人を信用しても大丈夫だと思ってしまう。

 

 

蔵鋼「わかりました、早速連絡させて貰います。数の詳細は後日お渡しします。織斑先生教室まで案内「あ、蔵鋼君少し待ってもらっていいですか?織斑先生と話すことがありますので」わかりました。外で待っておきます」

 

 

蔵鋼sideout

 

 

 

 

轡木side

 

 

蔵鋼「失礼しました」

 

 

千冬「轡木さん本当によろしかったのですか?1つ目はともかく刀を持たせる許可など…」

 

 

轡木「織斑先生、ここは彼にとって敵地と言ってもいい場所です。そこではだか同然でいれば彼がもたないでしょう」

 

 

千冬「敵地とはまた随分大袈裟におっしゃいますね、それを言うなら私の弟だって…」

 

 

轡木「織斑先生の弟さんとは状況が違います。織斑君は織斑先生と篠ノ之博士と言う大きな後ろ楯があります、もし織斑君に何かをすれば貴方や篠ノ之博士からどんな報復がくるかわかりません。ですが蔵鋼君の場合は後ろ楯はなく、一般家庭の出であり家族もいない。彼自身で守る事は出来ますが一応威嚇の一つとして刀を持たせる事は大袈裟ではないと思います。それに…」

 

 

千冬「それに?」

 

 

轡木「いえ、何でもありません。これは織斑先生が目で、耳で、心で感じて彼を理解してあげてください」

 

 

これは私が言っていいものではありませんからね。彼の信用を得て初めてわかることですから織斑先生の頑張り次第と言った所でしょう。

 

 

千冬「…はぁ、わかりました。所でお話と言うのは何でしょうか?」

 

 

轡木「そうでした、織斑先生貴方の弟さんに専用機が与えられることになりました。正式な情報は明日以降になりますが一応お耳に入れておこうかと」

 

 

千冬「………やはりそうなりますか。大方男性操縦者のデータが欲しいだけでしょうね」

 

 

織斑先生は苦虫を噛み潰したような顔で俯いてしまいました。無理もありません、弟さんをモルモット扱いされているような者ですからね。

 

 

轡木「話は以上です。蔵鋼君を教室に案内してあげてください」

 

 

千冬「わかりました、失礼します。」

 

 

織斑先生が部屋から出たのを確認して私は蔵鋼君から受け取った布包みをあける。そこには刀身は銀色に輝き柄は黒の漆塗りと刀身も柄も真っ白で刀身と柄の間には西洋風に掘られている為シンプルだがとても素晴らしいものだった。そしてどちらの柄にもブルースターの花の柄が彫られていた。

 

 

轡木「まさにこの世に1つとない名品ですね。しかし鐵真殿は無骨な物しか作らないはずですが…?」

 

 

その時布から1枚の手紙を見つけて読んでみると〈祖父母、両親から轡木夫妻はとても仲の良い夫婦と聞いていたので誠に勝手ながら柄の花柄を彫らせて頂きました。 蔵鋼 刀真〉

 

 

…たしかブルースターの花言葉は【信じあう心】【幸福な愛】でしたね。しかも柄の背を合わせると花が半分になっている所と茎が合わさるように出来ていた。

 

 

「こんなに嬉しい事は久しぶりですね。妻にも教えてあげないと」

 

 

私は流行る気持ちを押さえつつ妻のいる学長室に向かった。

 

 

轡木sideout




いかがだったでしょうか?ペーパーナイフはグーグル先生で探して良さそうなものを参考に書いてみました(;・∀・)
表現の仕方が難しいです(;TДT)
次回はいよいよ?原作主人公の初対面になるはずです。
読んでくださった方々に感謝を申し上げます
そしてもうストックがない(;・∀・)
次の話はいつ出来るのやら(;゚;Д;゚;;)
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