一夏side
一夏「これは………想像以上にキツイ………」
はじめまして………織斑一夏です。俺は今動物園のパンダのような状態です………周りを見渡しても
女子 女子 男子 女子 女子
女子 女子 女子 女子 女子
女子 女子 女子 女子 女子
女子 女子 女子 女子 女子
女子 女子 女子 女子 女子
女子 女子 女子 女子 女子
なんでこんな事になったのかと言うと
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入学出来れば就職が有利になると言う藍越学園の試験を受けるため俺は家から4駅離れた多目的ホールにいた、何故学園ではなくこんな多目的ホールで試験なのかと言うと昨年どこかの生徒がカンニングをしたらしくそのための対策らしい。のだが………
一夏「なんなのさこの構造」
なんでも新進気鋭の若手建築家兼美術家が造ったと言われているこのホール、中が迷路のようになっており目的の場所に着けなかった俺は目の前の扉をしらみつぶしに開けていった。その中の1つに女性職員と思われる人がいたからラッキー!と思いながら道を聞こうとすると
女性「受験生?ならさっさと着替えて隣の部屋へ行って。時間が押してるのよ早くして」
時間が押してるってあんたマニキュア塗ってんじゃねーか!その後も女性職員はこっちを見ずぶつぶつ言いながらマニキュアを塗っていた。俺は渋々カンニング対策と思われる着替えを行い隣の部屋へ行くと其所には鎧が鎮座していた。
一夏「鎧じゃない、ISだ。確か打鉄………だったか?」
IS。千冬姉の友達である束さんが造った機械だ。俺自身ISの事をよく知らない、何でかって言うと千冬姉の存在があったからだ。俺がISついて知ろうとするとありがた~い鉄拳制裁が頭に降ってくるから怖くて調べようにも調べられないのだ。おっと話がそれたな、俺は興味本意で目の前のISに触れてみた、これがいけなかった。
キィン………
一夏「へ?」
突然ISが光ったと思ったら頭の中に色んな情報が流れこんできた。光が収まり辺りを見回すと目線が高くなっている事に気づいた。目線を自分の体に向けると俺は………
ISを纏っていた。
一夏「………はぁぁぁぁぁぁぁぁ‼️‼️????」
女性「うるさいわね!何をやって………いる………の?」
ヤバい、見つかった。
女性「お、男が………男が………ISを動かしてる!?」
女性職員は何が起きてるのかわからないようで混乱してるみたいだ。
女性「ちょっとキミ‼️そこを動かないで‼️絶対よ!?動いたら地の果てまで追いかけるわよ‼️」
怖えよ!?と言うよりこれどうやって動くんだ?
そんなこんなでやって来た黒服のゴツいおっさん達に囲まれて何処かの高級ホテルに監禁されるわ、IS学園の職員が来て「わが学園に入学してもらう」とか言われて家にあるタウンページ並みの教本を渡されるわ、家に帰れると思ったらマスコミは殺到するわ、研究所の職員が来て「解剖させろ」とか女性権利団体の職員には「神聖なるISに男が乗るなんて言語道断だ!死んで詫びろ!」なんて罵詈雑言を吐かれた。そして皆千冬姉による怒りの餌食になりましたとさ。ゴシュウショウサマデス。
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と、言うわけでここIS学園に入学と相成りました。メデタシメデタシ。じゃねぇよぉぉぉぉ俺はアイエツ学園に行きたかったんだ!アイエス学園じゃないよ!一文字違うよ!
???「皆さん。入学おめでとうございます!私は副担任の山田真耶です」
クラス『………………………』
真耶「あ………えっ?と………きょ、今日から皆さんはこのIS学園の生徒です。この学園は全寮制で────」
一夏(箒~)
俺は窓際最前列の黒い髪をポニーテールにしている女子生徒をチラリと見る。箒は俺の視線に気づいたのだが………
箒「………っ」
箒は目線をずらし窓の外を見た。それが6年ぶりに会う幼馴染みの態度かよぉぉぉぉ………
真耶「──君、──斑───織斑一夏君!」
一夏「っ!は、はい!」
やばっ呼ばれていたの気づかなかった。周りからクスクスと笑い声が………恥ずかしい。
真耶「大声出してごめんなさい織斑君、今【あ】から始まって【お】なの、自己紹介してくれるかな?ダメかな?」
一夏「ダ、ダメじゃないです!ちゃんと自己紹介します!だからそんなに謝らないでください」
真耶「本当ですか?本当の本当に?絶対してくれますか!?」
必死すぎるよ先生?!気づかなかった俺が悪いのに。
一夏「そんなに必死にならなくてもしますから落ち着いてください!」
なんとか先生を落ち着かせて俺は自己紹介を始めた。
一夏「織斑一夏です。」
『………………………』
あれ?まだ皆こっちを見てる?まずい!このままでは暗い人間のレッテルを貼られる!一先ず深呼吸をして
一夏「スゥー、ハァー………以上です!」
言った瞬間ガラガラガッシャーンと俺以外の生徒がずっこけていた。
一夏「え?ダメだった?」
スパァン!
一夏「ぎゃん!」
いってぇぇぇぇぇ!?なんだ今の衝撃!?俺は頭を擦りながら後ろを振り向くとそこには………
一夏「げぇ!?蛮骨!?」
千冬「誰が七人隊の頭だ馬鹿者‼️」
スパァン‼️
一夏「ひぎゃん‼️」
いっだぁぁぁぁぁぁ!?それ出席簿だよな!?なんで鉄板で叩かれたような痛みになるんだ!?
千冬「山田先生、諸事情によって遅れてしまった。クラスへの挨拶を押し付けてしまって申し訳ない」
山田「い、いえ副担任なのでこれくらい当然です」
千冬「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君たち新入生を一年で使い物になる操縦者に育てるのが我々の仕事だ。私の言うことはよく聴き、しっかり理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。私の仕事は若干十五歳を十六歳までに鍛え抜くことだ。逆らっても構わんが、私の言うことは絶対に聞け。いいな?」
いや千冬姉、そんな軍隊みたいな台詞でいいのかよ。そんなんで返事する生徒g
生徒『キャァァァァァァァァ‼️‼️』
ギャァァァァ!?耳が!耳がぁぁ!?鼓膜が破れるとこだったぞ!?
生徒1「千冬様!本物の千冬様よ!」
生徒2「ずっとファンでした!」
生徒3「私、お姉さまに憧れてこの学園に来たんです! 北九州から!」
生徒4「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」
生徒5「私、お姉様のためなら死ねます!」
千冬「………毎年、よくもこれだけの馬鹿者が集まるものだ。 感心させられる。 それとも何か? 私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」
あ、毎年なのね。千冬姉、お疲れ様です。
生徒1・2「お姉様! もっと叱って! 罵って!」
生徒3「でも時には優しくして!」
生徒4・5「そしてつけあがらないように躾をして~!」
………このクラスはHENTAIが多いのかな?
千冬「で?お前は満足に自己紹介も出来んのか?」
一夏「い、いや、千冬姉。俺は…」
スパァン!!!
一夏「むぎゃん!!!」
千冬「織斑先生と呼べ」
一夏「はい…織斑先生…」
「え………? 織斑君って、あの千冬様の弟?」
「それじゃあ、世界で1人だけしかいないIS操縦者っていうのも、それが関係して………」
「ああっ、いいなぁ。 代わってほしいなぁ」
誰が代わるものか!千冬姉の弟は俺だけだ!
千冬「静かにしろ!………突然だがこのクラスにもう1人加わることになった。諸事情により入学式に参加することが出来なかったがつい今しがた学園に到着した。おい!入ってこい!」
千冬姉に呼ばれて入ってきた人物はまたクラスを驚愕の海へ出航することになった。
一夏sideout
いかがだったでしょうか?相変わらず織斑先生の伝家の宝刀、出席簿の威力は凄まじいですね。次話はやっと主人公の自己紹介です。これまで読んでくださった皆さんに感謝申し上げます。