投稿が遅くなりすいません。リアルの仕事が忙しかったり書き途中のデータを消失したりしてバタバタしてました。
気づけばUAが5000を超えお気に入りが100を超えていました。読んでくださった皆様本当にありがとうございます
一夏side
教室に入ってきたのは女子ではなく男子だった。教室がシン………と静まり返る。
白い髪をポニーテールのように束ね留め具には女性が使うような簪をさし、首もとには子供が作ったようなネックレスに銀色の指輪が2つ、背格好は俺より少し高めだが威圧感が凄まじく一回り大きく見える。何より恐ろしいのは目だ、死んだ魚のような光のないエメラルドグリーンの瞳、左目は髪で隠れて見えずらいが髪が揺れた時真っ赤な瞳が見え隠れしていた。
蔵鋼「蔵鋼刀真だ。数日前にISコアを稼働させこの学園に入学することになった。1人暮らしだったから非常識なとこがあるも思うがよろしく頼む」
見聞きした感じではとても硬派なイメージの男だけど何かが違う、なんと言うか女子を………いや人を毛嫌いしてるような感じだ。?何で耳を塞いだんD
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』
ギャァァァァ‼️!?………………
一夏気絶によりsideout
蔵鋼side
生徒1「男子!!!2人目の男子!!!」
生徒2「しかもうちのクラス!!!」
生徒3「織斑君とはまた別のイケメン!!!」
生徒4「オラオラ系の守ってやるぜ系!!!」
生徒5「今年の薄い本が厚くなるぜぇぇぇ!!!」
生徒6「織×蔵!?それとも蔵×織!?」
生徒7「いや、あえてどちらかを女体化させては!?」
生徒腐『おぬし神か!?』
………うん。魔窟だねここ。まともな奴がいねぇ。
千冬「蔵鋼、その姿はどうした?先程とは違うようだが………」
蔵鋼「音響兵器やら訳のわからない音が聞こえる魔窟に入るために気合いを入れた………感じ?です」
千冬「………理解した」
ご理解頂けてありがとうございます。人外魔境じゃないだけましか。………つーかまだ見られてる、少し答えてやるか。
蔵鋼「まだ聞き足りない奴がいるみたいだからいくつか質問に答えようか」
女子1「はい!彼女いますか!?」
蔵鋼「いない=年齢だ」
女子2「はい!好きな事、物はなんですか!?」
蔵鋼「自然。動物。静かな場所」
女子3「はい!好きな女性のタイプはなんですか!?」
蔵鋼「好きになった相手がタイプだ」
女子4「はい!その簪やアクセサリーはなんですか!?」
蔵鋼「死んだ家族の形見だ。簪は祖母、アクセサリーは妹、指輪は両親、祖父は刀だから今はない」
さっきまでキャァキャァ言ってたのがシン………と静まる、質問した女子生徒は申し訳なさそうに席に着き俯いてしまった。
千冬「そこまでだ。他の質問は休み時間にでもしてくれ。他の生徒の自己紹介が出来なくなる。蔵鋼、お前の席は窓側の一番後ろだ」
蔵鋼「了解です。あ、最後に1つ、これは忠告なんだが俺は家族を大切に思っている、だからお前らがどんな形であれ家族を侮辱するなら………潰すぞ?」
クラス『!?』
俺は教室を覆うように軽い殺気を放つ。怯える者、睨み返す者、気にしてない者の表情が見てとれた。織斑の方も殺気に気付いて起きたみたいだな。さて、言うこと言ったし席にいK
スパァァン‼️
蔵鋼「いっだぁぁぁ!?」
今のは謎の音!?と言うより頭が痛い!?
千冬「オイ蔵鋼、生徒の前で殺気を出すなと言ったよな?」
織斑先生が出席簿をポンポン叩きながら俺を見る。なるほど謎の音の正体は出席簿で叩かれる音か、これで魔窟の全容がわかった。
蔵鋼「すみません織斑先生。嘗められる前に威嚇しとこうと思ってやっちゃいました」
千冬「まったく………次やったら承知せんぞ?」
蔵鋼「家族を侮辱しなければしませんよ」
千冬「さっさと席につけ、では自己紹介の続きをキーンコーンカーン………すまないが終わってない生徒は休み時間に各々でやって欲しい。それと諸君らには半年でISの基礎知識を叩き込んでもらう。基礎動作は半月で慣れてもらう!しっかりと返事をしろ。出来なくても理解するまで返事をしろ!わかったか‼️」
『はい‼️‼️』
軍隊かよ。こんな状況で1年も同じなのか、………やっていけるかな?
蔵鋼sideout
いかがだったでしょうか?女子生徒との会合ではなるべく腐女子感を出してみました(笑)最近仕事が忙しく書くのが難しくなってきましたが出来る限り長く続くように頑張ります。
読んでくださった皆さんには感謝しかありません。ありがとうございます