風太郎「よし、お前は今日はここまでにするぞ」
風太郎が言うと5人は揃って腕を伸ばし始めた
四葉「疲れたぁ〜」
三久「ん、疲れた」
五月「今日も沢山やりましたね」
一花「そーだね」
風太郎「さて、お前ら来週はゴールデンウィークだが、休めると思うなよ?」
四葉「まさかとは思ってたけど…上杉さん」
一花「ゴールデンウィークって休日だよね?」
風太郎「休日だからこそだ!」
四葉「やだー休みの日がぁ」
風太郎「まぁ、聞け
お前らもバイトしてるということもあるし、ゴールデンウィークは3日間だけ開けておけ」
五月「どうして3日間なんでしょうか?」
風太郎「それはだな、まず、GW初日の土曜は開けておけその日に5教科のテストをする」
二乃「て、テストぉ」
四葉「ヤダー」
風太郎「まぁ、聞け、それでだテストをしたら次にテストの外れたところを俺が教える
それもマンツーマンでだ、だからお前ら1日ずつ開けておけよ」
三久「マンツーマン…」
二乃「二人きりっで…」
2人がいろんな想像をふくらませていると…
風太郎「だから最後まで聞け
マンツーマンで教えたら、GW最終日にまたテストをする
だが、同じ問題だと思うなよ?」
三久「フータローそんなに無理しなくてもいいんだよ」
四葉「そーですよー上杉さんも休んだ方がいいですって」
風太郎「はっはっはっはっ
その心配は無用だ」
一花「ま、まさか」
風太郎「そのまさかだ…
もう出来てるんだよ!!」
二乃「く、これじゃあ回避できないわね」
三久「想定外…」
風太郎「まぁ、そーいうことだ
とりあえず、さっき言った通り3日間は開けとけよー
そして、誰からやるかも決めておくんだな」
そう言い残して風太郎は帰って行った
一花「じゃあ誰からマンツーマンやる?」
二乃「そ、そーね休みの日がいつかみんな教えてちょーだい」
そして、5人で話し合った結果こうなった
29日、五月
30日、一花
1日、三久
2日、四葉
4日、二乃となった
場所は図書館でやるらしいのでそれぞれの日にちの10時に駅に集合とのことだ
一花「それじゃーみんな、お給料も入ったことだし、みんなで服買いに行かない?」
五月「いいですね!」
三久「うんフータローとも出かけることだし」
二乃「出かけると言っても図書館よ、」
一花「それでもいいでしょ?」
二乃「まぁーそーね」
二乃(せっかくのGWだと言うのにフー君と出かける機会が無いなんて…
この前なんて……)
ー時は戻り二乃と風太郎が映画を見た日ー
二乃「それじゃ、駅前で食事をしましょ」
そう言って外に出ると
四葉「あれー上杉さんー?」
三久「フータローだ」
四葉「二乃もいるよ?」
二乃(げ、あの二人…)
風太郎「お前らここで何やってるんだ?」
四葉「三久がバイト終わるの待ってたんですよー」
三久「そう…私隣のパン屋でバイトしてるから」
四葉「上杉さんこそー二乃と2人でデートですか⁉︎」
二乃「ち、違うわ、店長から映画のチケットを貰ってせっかくだから若い2人で見てこいって言われたから見てたのよ」
風太郎「そ、そーだ」
三久「ふーん、じゃ、付き合ってるわけじゃないのか…」
風太郎「ん?三久なんか言ったか?」
三久「なんでもないよフータロー」
風太郎「そうか」
四葉「じゃ、帰りますよー三久、二乃」
二乃「わ、私はフー君と……ってちょっとー」
四葉は二乃と三久の手を掴み帰って行った
風太郎「俺も帰るか」
そんなことがあり、二乃と風太郎のデートは途中で終わりとなったのだ
二乃(あの時の続きとしてまた出かけようとしたのに…まぁ、また機会はあるわ……落ち着くのよ私)
ー5人で服を買う放課後のことー
五月「この服可愛いですね」
二乃「そうね五月に似合ってると思うわ」
一花「それにしてもこんな風にみんなで服を買いに来るのは久しぶりだね」
三久「うん」
五月「それじゃ、みんなでそれぞれ似合う服を選びっこしましょーよ!」
四葉「面白そうですねー!」
二乃「さんせーだわ」
三久「それじゃー最初は一花だね」
そして、4人で話し合いを始めた
五月「一花は大人っぽいイメージでスラットした感じを出すべきじゃない?」
二乃「そーね、色は白と黒でどうかしら?」
三久「いいと思うよ」
五月「そーしたらこの服とかですね」
そして決まったのは黒のラインが入ったワイシャツに
胸からへその上くらいまである黒のサッシュベルト
下は黒のアンクルタイトパンツという2色というシンプルだがスラット見える服となった
一花「じゃー次は二乃だね」
四葉「二乃は偉そうによく腕を組むからパーカーを肩にかける感じのがいいと思う」
三久「それじゃーこんな感じかな」
決まったのは白のディーププラケットに高級感あるジャケットを肩にかけ、下は赤のチェックのレギンスに黒タイツという偉そうに見えるスタイル
二乃「じゃー次は三久ね」
五月「三久はボートしてる感じだから、服もゆるめにするべきじゃない?」
一花「ヘッドフォンにも合う感じがいいね」
二乃「そーなるとこんな感じよね」
決まったのは淡藤色の大きめの腕が肘くらいまでのパーカーに中に見えるか見えないかくらいのワイシャツを来て温度を調節する
下はちょこっとだけ見える青のショートパンツというゆるふわ系という三久似合った服装
三久「ん、次は四葉だね」
一花「前から考えてたんだけど、四葉は大人っぽい感じのやつがいいと思うの!」
四葉「わ、私にはそんなのに合わないよ…」
二乃「そー?私はいいと思うよ」
そして、本人は反対したものの決まった服は白のディーププラケットに青いリボン、黒に白いラインが入ったスイングスカートに茶色いフードのないパーカーに黒タイツという今までとは違うがとても似合っている感じになった
四葉「最後は五月ね!」
一花「五月はあれしかないね」
三久「うん」
そうして決まったのは赤のワンピースにワンポイントに腰にパーカーを巻くという足の長さが誇張される感じの服
一花「よし!これなら風太郎君もみんなのこと褒めてくれるね」
四葉「そーかなぁー」
三久「大丈夫、似合ってるから」
こうして彼女たちの服選びは終わった
ーーーGWスタートーーー
風太郎「お前ら準備はいいな?」
一花「おーけーだよ」
二乃「大丈夫だわ」
三久「うん」
四葉「準備万端です!」
五月「大丈夫ですよ」
風太郎「それじゃ、スタートだ!」
この合図とともに一教科50分の5教科のテストが始まった
風太郎「終了!お前らよく頑張ったな」
四葉「終わったー!!」
五月「相変わらず、全部手書きなんですね」
風太郎「もちろんだ
それになお前らが苦手としているところも違うからそれに合わせて問題が違う部分もあるんだぞ」
五月「そこを1日ずつで教えるんですね」
風太郎「そうだ、だからお前ら逃げるんじゃないぞ?」
四葉「わ、分かってますよー」
風太郎「それじゃ、日付は送られてきた通りとして、俺はビシバシと行くからな、せいぜい覚悟しておくことだ
じゃ、俺はお前らの採点で忙しいから、またな」
二乃「ほんとにマンツーマンで教える気なのね」
一花「フータロー君にはそれが似合ってるよ」
三久「でも、もーすぐ誕生日だから祝って欲しい気持ちもある…」
四葉「まぁーまぁー覚えてないのも上杉さんらしいですよ」
五月「そうですね」
ーーー4月29日ーーー
らいは「お兄ちゃん五月さんいたよ、ほらっはやくー」
風太郎「わ、分かってる、そう引っ張るなって」
風太郎達が着いた時には既に五月は来ていた
風太郎「早いな、10分前にと余裕を持ってきたつもりだったが」
五月「偶然早起きできたんです!
それよりもなんでらいはちゃんがいるんですか?」
風太郎「それはだな、ほらっ」
らいは「もーすぐ五月さん達誕生日でしょ?
だから少しでもお祝いがしたくて私が提案したんだ!!」
五月「それなら納得です、確かに上杉君にはこんな考えが浮かばないと思いますしね」
風太郎「俺だって……」
らいは「はいはい、お兄ちゃんも五月さんも行くよー!」
五月「どこに行くんです?」
らいは「来てのお楽しみだよ!」
風太郎「こればっかりは俺が選んだんだ」
五月「まぁー、期待しておきます」
そして、電車に乗り行ったのは…
五月「こ、これは!?」
風太郎「お前と言ったらこれかなと思ってな」
そう、それは今日は29日ということで肉の日、だから肉フェスというものがやっていたのだ
五月「こんなところ大丈夫なんですか?
その…お金とか…」
風太郎「それに関しては大丈夫だ、偶然このフェスの招待券をスーパーで引いてな、入場さえすればあとは食べ放題なんだ」
五月「食べ放題!!それはラッキーですね」
風太郎「あぁ、だから思う存分楽しめよ!」
ーー風太郎は数日前のことを思い出すーー
風太郎「江幡さんですよね」
自動販売機で飲み物を買っていた江幡を風太郎は見つけた
江幡「そうですけど、あなたは上杉風太郎君ですね」
風太郎「はい、今日は用事があってきました」
江幡「私に用事ですか?」
風太郎「正確にはあいつらの親父であり、江幡さんの雇い主に用事があって…」
江幡「それならちょうど良かったですね、今お車の方にお乗りになっているので」
風太郎「そ、そーですか」
風太郎は少し構えた
江幡「では、こちらです」
江幡の案内で風太郎は車に辿り着いた
江幡「旦那様お飲み物を買ってきました」
マルオ「ありがとう」
マルオはそう言って飲み物を受け取った
江幡「旦那様に用事がある人がこの場に来ているのですが…」
マルオ「誰だい?」
風太郎「俺だ」
マルオ「あぁ、君かね
いつも娘達がお世話になってるね。
今日は何の用だい?」
風太郎「今日は頼みがあってきました、5月分の1ヶ月、いや、2週間分だけでいいのでお給料を前借りさせてください」
風太郎は深く頭を下げた
マルオ「僕はそれ相応の働きをしたものに報酬としてお金を与えているがまだ、働きもしていないものに報酬を、あげる気は無いよ」
「まぁ、そう言ってないで上げればどうだ?」
来る前の後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
風太郎「師匠!」
おじぃちゃん「お主も久しぶりじゃな
で、マルオお主も薄々感ずいるじゃろうが坊主が前借りしたいのはわしがここに来た理由と同じくだろ?」
風太郎「同じ……てことは師匠ここに来た理由はあいつらの誕生日に向けてですか?」
おじぃちゃん「そうじゃ、孫達にドッキリと言うものをしてみたくてな」
風太郎「いいと思いますよ」
マルオ「まぁ、お父様も言うなら仕方ないですね、今回だけですよ」
そう言ってマルオは風太郎に1ヶ月分の給料を渡した
1週間に3回1回5000円で5人分で30万
おじぃちゃん「坊主これも持っていけ!
五月なら喜ぶだろう」そう言って風太郎に焼肉フェスの招待券を渡した
風太郎「いいんですか?」
おじぃちゃん「わしも歳だからな…ちゃんと楽しませてこいよ」
と、そんなことがあったのだ
ーーー時は戻るーーー
らいは「お兄ちゃんねぇ、お兄ちゃんってばー」
風太郎「ん、なんだ?」
らいは「なんだ?じゃないよー聞いてた?」
風太郎「すまん、少しボートしてた」
らいは「もぉーこんなの食べる機会滅多にないって言うのに、徹夜して勉強するのも大概にしてよね!」
風太郎「わ、分かってるさ」
らいは「それでーこれ食べる?美味しいよ」
風太郎「お、貰おうかな」
そう言ってらいはは風太郎に串焼肉を渡した
そんな風にして3人で食べ歩きをして何時間か経過した
らいは「さすがにもー食べられないよぉ〜」
五月「そうですね、私ももう満足ですかね」
風太郎「お前らよくそんなに食べれたな」
風太郎は五月の半分も食べてないのだ
五月「あ、あなたが全然食べてないだけですぅ!」
らいは「そーだよお兄ちゃん女性に対してそれは失礼だよ」
風太郎「まぁ、悪かったな」
五月「今日は素直なんですね」
風太郎「らいはがいるからな!」
らいは「お兄ちゃん聞こえてるよ…」
風太郎「ま、まぁ、そろそろ違うところ行くか
お前らどこか行きたいところあるか?」
らいは「ゲームセンターに行きたい!」
五月「そうですね私はらいはちゃんに賛成ですよ」
風太郎「じゃ、行くかー」
3人はゲームセンターに向かった
ゲームセンターではらいはと五月が遊んでそれを風太郎が見守っているという感じだ
風太郎「しかし、こうやってると前来た時のことを思い出すな」
五月「そうですね、みんなあれから結構変わりましたね」
風太郎「そうだな勉強と赤点を取っていたころとは大違いだ」
五月「それもありますが……いえ、なんでもないです」
風太郎「そ、そーか」
らいは「お兄ちゃんそろそろ…」
風太郎「あぁ、そーだな」
風太郎はバックの中から紙袋を取り出しそれを五月に渡した
らいは「これ五月お姉ちゃんに誕生日プレゼント!お兄ちゃんと2人で考えたんだ」
風太郎「ま、まぁ、らいはがどうしてもと言ったからな
五月「あなたは変わっていませんね」そう言って五月は笑った
五月「これ開けてみていいですか?」
らいは「うん!いいよ!」
紙袋から出てきたのは茶色いクマの人形だった
五月「可愛いです!
らいはちゃんこれ大切にするね!」
らいは「喜んでもらえて良かったよ!」
風太郎「あ、今日のことは他の奴らには言うなよ」
五月「わ、分かってますよ
でも、他の姉妹ともこんなことをするなんてお金は大丈夫なんですか?」
風太郎「あぁ、お前らの家庭教師を再開したからな、それにお前らには今後とも頑張ってもらう為にもいいと思ってな
それじゃ、今日はこれで終わりだが帰ったら勉強するんだぞ!」
五月「えぇ、それじゃ、今度は勉強を教えてくださいね」
万遍の笑みを浮かべ五月は帰って行った
はい、今回は冒頭でも言った通り長くなってしまって申し訳ございません。
区切りが良いところがなくて、まぁ、それはいいとして
今回はGWということでそれぞれとデートする会で最初は五月でしたね
あそこでおじぃちゃんが登場したのは俺がおじぃちゃん好きだったからですね笑
次回は一花と三久と四葉のデートを書こうかなと思ってますので良かったら次回も見みてください
良かったら評価と感想をください