Stand in place!   作:KAMITHUNI

73 / 100
日本が第一Rを無傷で突破!!
おめでとうございますッ!!!! 鈴木誠也さんはパネェ!!!! やっぱり神ってる!!
今永さんも三回で降りちゃったけど、すげぇかっこよかったです!!
他も矢継ぎ早でしたが、中継ぎ陣もしっかりと仕事を果たして打線に勢いをつけてくれいたので、これはチーム全員のお陰ですね!!
こちらは観てるだけですが、感動をありがとうっ!!
ていうのを、ここでいってもしかたがないのではないかというツッコミはなしでお願いします!!



我妻矢来 vs 伊達雄紀 弐ノ戦 ─────圧倒─────

四回裏 ワンアウト ランナーなし

 

 

羽丘|200 0ーー ーーー|2

花咲|000 ーーー ーーー|0

 

 

 

 

矢来「ウラァッ!!」

 

 

 

 

 

ズッッバァァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアーーーンンンッッ!!!!

 

 

 

 

木ノ下「ぐっ!?」

 

 

 

審判「スウィングアウトォォ!!」

 

 

《 147km/h 》

 

 

ワァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァアァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァァァァアァァァアァァァァァァァァァ!!

 

 

 

 

 

実況『2番木ノ下はツーストライクワンボールから高めの釣り球ストレートで空振り三振ッ!!』

 

 

『我妻はこれで、一回裏の三番伊達から9者連続奪三振ッ!!!!』

 

 

『未だ被安打0、四死球0のパーフェクトを続ける怪物右腕の奪三振ペースは衰え知らずです!!』

 

 

綿部『虎金君も四回表の先頭打者である成田君にサードフライを当てられるまで8者連続ですからねぇ。二人の奪三振ショーはやはり盛り上がりますね!』

 

 

『しかし、続くバッターは強打者の伊達君です。二度も簡単に打ち取られるほどヤワな打者ではありませんので、花咲川は期待しましょう』

 

 

 

 

笠元「おっしゃあ!! 打たせてこいや!!」

 

 

結城「このままのリズムで投げろよ!」

 

 

村井「うがっ! たまには打たせてきてもいいからな!」

 

 

舘本「……打たせてきていいよ」

 

 

 

伊達(くそ、今度は負けねぇぞ)

 

 

大地(相当、意識してんなぁ。初球狙ってきそう)

 

 

(ということで、真ん中からストーンと落としてくれよ)

 

 

矢来(おけ)

 

 

伊達(コイツ……。虎金のことをいえたことじゃないけど、いったい何連続で三振にしてんだ?)

 

 

(ここまでファーストストライクを簡単に稼がれてるし、思いっきり狙っていく─────)

 

 

ビュゴォォォォォオォォ……ッ!!

 

 

(来た! 甘めのストレート─────)

 

 

カクンッ!!

 

 

ブォオォォォオォォーーーンンッッ!!

 

 

ズッッバァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァーーーンンンッ!!

 

 

伊達「な!?」

 

 

(ここで、真ん中低めのストライクゾーンからボールゾーンまで落ちるツーシーム?!)

 

 

(あのコースから落とされたら、嫌でも反応しちまう!)

 

 

 

 

実況『真ん中低めから落ちたツーシームに打者伊達は空振りしますッ!!』

 

 

綿部『真ん中から落とされたので、バッターは翻弄されてしまいましたね。今のは打者心理をよくわかっているからこそのサインですよ』

 

 

 

 

大地(初球狙っていてかつ状況を変えたくて仕方がないやつには真ん中気味からボールゾーンに変化させてやるのがミソ)

 

 

(もちろん、それは投手であるオマエが実行してくれてなんぼの話だけどな)

 

 

 

ズッッバァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアーーーンンンッッ!!

 

 

 

 

実況『二球目! これは僅かにゾーンの外! アウトコースにストレートが外れて、カウントはワンストライクワンボールです!』

 

 

 

 

矢来(今の外れたか?)

 

 

大地(入ってんだろ! この審判の目、節穴かよ!)

 

 

伊達(ふぅ、今のをカウントとられると拙かった。助かったぞ)

 

 

 

木ノ下「いいぞ!! 伊達ッ!!」

 

 

坂山「見えてる見えてるッ!!」

 

 

 

笠元「ええ球や!! 落ち着いてそのままいきや!」

 

 

村井「うがっ!! 矢来ちゃん、一つ一つな!!」

 

 

 

ズッッバァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアーーーンンンッ!!

 

 

 

《 150km/h 》

 

 

 

審判「ボールッ!!」

 

 

 

 

 

実況『少し力んだか!? 渾身の150キロも、これは明らかな高めボールゾーンに外れます!!』

 

 

 

 

 

 

矢来(わりぃ)

 

 

大地(さっきのボールでちょっとだけ力んだか。けどボールの状態自体に問題はない)

 

 

伊達(ワンストライクツーボール……。ここだな、ここでツーシームを使ってくるはずだ)

 

 

(この球を打てば、ウチにも流れが来るし、何より我妻に動揺を与えることができる)

 

 

 

ビュゴォォォォォオォォオォォ……ッッ!!

 

 

 

(これはツーシーム! アジャストし─────)

 

 

大地(アンタの思考回路は掌握済みだよ、伊達さん)

 

 

 

ズッッバァァァァアァァァアァァァァァァァァァアァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァァァァァァァアァァァーーーンンンッッ!!!!

 

 

 

伊達「なっ!?」

 

 

(ここでアウトローにストレートっ?!)

 

 

 

 

 

実況『アウトコーナーを丁寧に突く快速球に、好打者伊達は中途半端なスイングで空振りしますッ!!』

 

 

綿部『今日の我妻君はよくあそこに決められますよね。非常にいいコースですし、打者からすればあれほど打ちづらいコースはなかなか無いですよ』

 

 

実況『さぁこれでツーストライクツーボールと追い込んだバッテリー!! 最後は何を選択するのか!?』

 

 

 

 

澤野(表リードなら、間違いなくツーシームの場面で、打者心理を予んでの、裏リードであるアウトコーナーへのストレート要求……)

 

 

(こちらの思考は全て掌握したと言わんばかりのリードで、俺たちを精神的に追い込み、絶望を煽る。そしてあの精巧で強気な振る舞い……)

 

 

(伊達をここまで翻弄するか、咲山大地)

 

 

 

大地(ま、そこは捕手歴の長さを舐めてもらっちゃあ困るな)

 

 

(さて、この追い込み方されたら何投げるか分からないだろ?)

 

 

伊達(最後こそツーシーム? もしくは膝下にスライダーなのか!?)

 

 

大地(さぁ、決めろよ。矢来)

 

 

 

 

実況『我妻! 足を振り下ろして、投げました!』

 

 

 

矢来「ラァッッ!!」

 

 

 

大地「勝路を、─────」

 

 

 

伊達「……ぇ?」

 

 

 

 

 

ズッッバァァァァァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァーーーンンンンッッ!!!!

 

 

《 151km/h 》

 

 

大地「─────描け!」

 

 

ワァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアアァァァァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァアァァァッッ!!!!

 

 

実況『み、みみ、見逃し三振ッッ!!!!』

 

 

『世代を斡旋していた好打者を2打席連続三振に封じ込めた背番号11ッッ!!!!』

 

 

『驚異の10者連続奪三振に会場が湧き立ち、激震しますッ!!!!』

 

 

『渾身のフォーシームジャイロが胸元抉り見逃し三振で、この回も無傷のままベンチに戻り仲間から激励を受ける一年生右腕、我妻矢来ッ!!!!』

 

 

『もはや誰も彼を止めることが出来ないぃぃ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花音「……すごい///」

 

 

千聖(花音が凄く乙女の顔してるわ。うふふ、可愛いわね)

 




我妻、自重しろ

ヒロインは何処から選ぶべき2

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