偽から出た真   作:白雪桜

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第四十五話 『ちびっこ』

 

「邪魔するよ浮竹ぇ」

 

 日も落ちた頃。雨乾堂を訪れた京楽は文机に向かう友人の背に声を掛けた。既に参っている雰囲気を漂わせる、部屋の主に。

 

「……京楽か」

「うん、様子見に来たんだけど」

 

 振り向いた顔は予想通りの疲弊ぶり。見ているこっちまで疲れてくるが――

 

「……ルキアちゃん、どう?」

 

 ――無理も無い、と思う。

 この男が、その部下達が。三日前、一夜にして失ったものはあまりに大き過ぎる。

 

「……休めと言ったが、ずっと鍛錬しているらしい。寝る間も惜しんでな」

「そんなことだろうと思ったよ。……“あの子”は?」

 

 この状況、そしてこの二人の間で指す“あの子”とは一人だけ。

 

「朽木の様子を知らせてきたのがあの子だ」

「じゃあやっぱり仕事漬け?」

「……ああ」

 

 思わず溜め息をつく。彼女が抱え込む性質なのは知っているのだが、これでは以前と変わらない。精神面は勿論のこと身体の方も心配になる。

 と、そこまで考えた所で浮竹が「しかし」と言葉を続けた。

 

「仕事漬けは仕事漬け……なんだが」

「うん?」

「前みたいに無理をしている感じはないんだ」

 

 浮竹の言う“前”とは当然、彼女が兄、姉と慕った師達が居なくなった時のことだ。あの時は見ていられないほどの追い込まれようだったのだけれど。

 

「どういうことだい?」

「前は余計なことを考えないように仕事に打ち込んでいただろう? 今回はそうじゃなくて、何と言うか……空いた穴を埋めようと、懸命になっている感じだ」

 

 海燕や都達が殉職した穴は、傷痕は大きい。それをどうにか補おうと走り回っているそうだ。

 ……考えてみれば、以前のような状態ならルキアに気を配っている余裕はない筈。にも拘わらず浮竹に様子を伝えているというのなら、今回の事件について多少は冷静に受け止められているのだろう。

 

「……そうなんだ。ちょっと意外だなぁ」

「あの子だっていつまでも子供じゃない。俺達の思う以上に成長している」

「それは判ってるけどさ……」

 

 夜一や喜助の時とは随分と違うようにも思える。海燕の存在は、彼女にとっても大きなものだった筈ではないのか。

 

「まあ確かに、海燕はあの子の“特別”だったのは間違いないが」

 

 悩む思考を打ち切るような浮竹の声に首を傾げる。

 

「恋愛方面は白哉だけどな。だが海燕に対するそれは、恩や尊敬にも似た感情だったんだろう。夜一達とはまた少し違う、な」

「……何か知ってるのかい?」

「俺も海燕から話を聞いただけ……いや、寧ろ第三者だからこそ、客観的に見られるのかもしれないな」

 

 どうやら浮竹は、あの二人の何かしらの事情を知っているらしい。……長い付き合いだというのに……虚しい。

 

「それで?」

「古い話だ。まだあの子が“雲居朔良”になるずっと前、“まねっこ”と呼ばれるようになるまでの――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * * * *

 

 

 ――七十余年前――

 

 

 ――護廷十三隊に入隊してから初めて休みを得た海燕は、流魂街まで足を伸ばしていた。

 西流魂街でも評判の甘味屋で妹への土産を買った後、何とはなしに少し下層の地区へも歩みを向けてみる。……その最中。

 

「……どーすんだコレ……」

 

 道端、小さな店の並ぶ通りの隅っこにぽつんと落ちていたのは巾着だった。ちゃらちゃらと音がするそれは明らかに財布で、ほとんど汚れていないことからついさっき落したものと見受けられる。……まあこの流魂街で財布など落とせば、いくら治安の良い地域でも戻ってくる可能性は低いが。

 しかしながら、今日は私服を着ているものの己は死神な訳で。ネコババするほど金に困ってはいない訳で。

 本人に返せるのが一番いい。が、時間の経っていなさそうな落とし物とは言え人通りは少なくない。さてどうしたものか。

 

 

「――いい加減白状しやがれ!」

 

 

 ……何か向こうの方から怒号が聞こえてきた。

 見やれば数人の男達が壁際に集まっているのが見える。その人垣の隙間から見えるのは小さな影で――

 

「お前が俺の財布掏ったんだろうが!」

「さっきぶつかった時だろ? なあ?」

 

 ……待て。もしやこれは。

 

「このガキ、とっとと返せっての!」

 

「おい」

 

 思い当たることというか、予感がビシバシ来たので割って入る。すると男達は当然ながら思い切り睨みつけてくるが、構わず先ほど拾った“ソレ”を突き出した。

 

「あんたらの言う財布って、これじゃないのか?」

「あ……それだ! 何処で……!?」

「いや、すぐそこに落ちてたが」

「「「「…………」」」」

 

 一斉に口を閉ざす彼ら。何とも気まずそうな顔だ。巻き込まれまいと遠巻きに眺めていた他の通行人達からの視線も、心なしか冷たい。

 

「そ、そうか……す、すまん」

「わ、悪かったな、嬢ちゃん」

「疑ってかかっちまって、す、すまなかったな」

 

 そそくさと立ち去っていく後ろ姿を眺めながら、やれやれと溜め息をつく。そして頭を抱えて蹲る少女らしき人影を見下ろした。

 

「大丈夫か?」

 

 そう声をかけると頬辺りまでの短い髪が揺れ、小さな頭がそろりと上がる。どこもかしこも土で汚れてはいるが、洗って綺麗にすればなかなか可愛らしくなると思わせる顔立ちだった。と言うのも、真っ先に目を引いたのがその双眸だからだ。丸く大きな藍色の瞳は勝気な印象を与え、先程までの状況が嘘のように恐怖の色がまるでない。純粋で真っ直ぐな、ひとかけらの穢れも無い瞳であった。

 

「立てるか?」

 

 こくり、と頷いて立ち上がろうとする子供の手を取り持ち上げる。そこで初めて気付いたことがあった。

 

(こいつ……霊圧があるな)

 

 それもこの年代――海燕の腰くらいまでの背丈しかない幼子――にしては結構強い。見たところ怪我はないようだが、これでは間違いなく腹を空かせてそのうち倒れてしまう。

 海燕は溜め息をつき、持っていた和菓子の箱を差し出した。

 

「ほら、これやるよ」

「……?」

 

 こてん、と首を傾げる少女。

 

「腹空くだろ? だからやる。ないよりマシだ」

 

 今度はふるふると横に頭を振るので、半ば強引に箱を押し付けた。

 

「いいから貰っとけ。中身は苺大福だ。美味いぞ」

「…………」

 

 少女はしばらく両手に抱えた箱をじーっと眺めていたが、やがてぺこりと一礼し背を向けて走って行ってしまった。

 

「じゃーな、ちびっこ(・・・・)! もう絡まれるんじゃねーぞ!」

 

 遠くなる背中に一声かけ、海燕もまた帰路についた。

 

 

 

 

 それから幾日かが過ぎ。

 西流魂街に虚の群れが現われたと十三番隊へ報告が届けられ、上位席官の海燕を筆頭とした十数名の隊士で討伐へ向かうことになり。居住区から森の方へ追いやったは良いのだが、一体だけ見失ってしまっていた。

 

「ったく……。おいコラ何処に居やがる! かかってきやがれデカブツが!」

 

 隊士等には一人にならないよう指示を出し、自分は単独で探す。ただの虚一匹、どうということはない。

 周囲に注意を払いつつ歩くうち、それらしい気配を感じ駆け出した。木々の間を抜け開けた広場のような場所に出た途端、思わず目を見開いた。

 

「な……子供(ガキ)!?」

 

 虚の目の前に立っていたのは小さな幼子。見覚えがあるような気もする子供だが、今は取り敢えず置いておく。今正に獲物を喰らわんと手を伸ばす敵めがけて海燕は刀を振り上げ――再び瞠目することになった。

 子供は逃げるどころか虚の方へと向かっていったのだ。しかも驚いたことにその動きは明らかな瞬歩。相手の懐に飛び込んだ幼子は両掌の間に霊力を集めて固め、更にそれを喉元へと打ち込んだ。

 思いもしなかった反撃故にだろう、数瞬動きを止めた虚を海燕は容赦なく斬り捨てる。仕留めたのを確認し、子供の方へ向き直った。

 

「って、お前……」

 

 自分が先日助けた、藍色の瞳の少女である。

 水浴びでもしたのか少々綺麗な身形になっており、予想した通り愛らしい顔立ちだ。そして土で汚れて判りにくかった髪の色は、目と同じ藍だと知った。

 今回もまた危険な目に遭っていたとは思えないほどの落ち着きぶりで、一直線にこちらを見返してくる。

 

「よう、また会ったな。しっかし災難に見舞われる奴だなお前。怪我してねえか?」

「……(こくり)」

 

 無言で頷いた。どうやらこちらのことを覚えてはいるらしい。しゃがみ込んで目線を合わせる。

 

「俺は、志波海燕って言うんだ。見ての通り、死神だ。お前は?」

「……(ふるふるふる)」

 

 また無言で首を振る。横に。

 

「……名前、無えの?」

「…………」

 

 ……無言。しかも何の反応も無い。言いたくない、ということだろうか。

 

「あー……まあいいか。それよりお前、さっきのどうやって覚えたんだ?」

 

 そう、今気になるのは先程の瞬歩と霊力の扱い方。拙いし危なっかしいけれど、ある程度形にはなっていた。霊力の扱いはともかく瞬歩は独学では難しい。その為誰に教わったのかという意味も込めて訊ねたのだけれど。

 

「…………」

 

 ……考え込むように黙りこくってしまった。思い出してみると、この少女は初めて会った時から一言も喋っていないのではないだろうか。もしや口が利けないのかと焦り始めた頃――

 

 

「『よう、また会ったな』」

 

 

「……………………は?」

 

 一瞬、聞き違いかと思った。顔を上げた少女の口が、言葉通りに動く。けれど耳に届くその声は。

 

「『あー……まあいいか』」

 

 ……聞き違いではない。

 

「……はぁっ!? おまっ……何だそれ!? 声真似か!? 声真似得意なのか!?」

「……(こくり)」

「ビビるくらい似てるな……ってそうじゃねえ! それかなり凄ぇけど今はそうじゃねえって! 俺は、瞬歩を覚えた方法を訊いていてだな……」

「『どうやって』、『覚えた方法』、『真似得意』」

「…………」

 

 まともに話す気は無いらしい。惚れぼれするほどそっくりなのは認めるが、どうもこう釈然としない。

 しかし、少々信じ難いものの何となく想像はついた。

 

「もしかして……誰かがやってるのを“真似て”覚えたのか?」

「……(こくり)」

「……天才か」

「……?(こてん)」

 

 自然と零れた言葉は的を射ていると思うのだけれど、どうだろうか。

 

 

 その後は隊士等と合流し瀞霊廷に戻り――それから、この何処か不思議な少女との関係が始まったのだ。

 

 

 

 

「おーい、ちびっこー!」

「…………」

 

 返事はない。が、気配を察してこう呼べば木の上からぴょこりと頭を覗かせ、するすると幹を下りてくる。見た目以上に機敏で軽やかな動きをする彼女に最初こそ驚いたものの、ひと月も経った今ではもう慣れっこだ。

 

「今日は握り飯持って来たぜ。腹減っただろ?」

「……(こくり)」

 

 空いた時間を見つけては、海燕はこうして少女に会いに来た。西流魂街の森で暮らしていることも知り、毎回何かしら差し入れることにしている。森は食料の宝庫。木の実や果物を集めるのは上手いし魚獲りも見事な彼女ではあるが、やはりこういう食事も必要だろう。

 

「どうだ? 瞬歩ちっとは上達したか?」

「……(こくり)」

 

 もぐもぐと米を口に詰め込みながら頷く様は、可笑しさ半分愛らしさ半分といったところだ。

 

 ――あれから。初めてこの少女の『戦い』ぶりを見てから、海燕は瞬歩と霊力の扱いの練習に付き合っていた。付き合うと言っても手とり足とり教える訳ではない。様子を見て少し助言する、たったそれだけのことで、彼女の上達は目覚ましいものがあった。何処で“観て”覚えたのか、最近ではごくごく簡単な鬼道まで。

 しかし会話については変わっており。大半は頷くか首を振るかで、言葉が必要な時は海燕や街の売り子など、時には動物の声も使って受け答えをしてくる。そんなこんなで、まだ彼女の本当の声を聞いたことがないのだ。

 

「お、そーだ。ちびっこ、今日は面白いもん見せてやるよ」

 

 腰かけていた倒木から立ち上がり、少し距離を取って斬魄刀を抜く。

 

「見てな……水天逆巻け、『捩花』!」

 

 くん、と手首で刀を回し、三叉槍へ変化させる。少女を見やれば大きな瞳を、驚いたように何度もぱちぱちと動かしていた。

 

「こいつが死神の斬魄刀解放、始解ってやつだ。お前も真央霊術院に入って勉強すりゃ、できるようになるかもしれねえぜ?」

「…………」

「ま、今は深く考えなくても構わねえさ。それよりお前、始解(これ)真似できねえ?」

 

 冗談だった。始解を見せたのはそれなりに強い霊圧を持つこの少女に死神への興味を持たせる為であり、本気で真似られる筈はないと思っていた。

 だが彼女は何事か考える素振りを見せ、にぎにぎと両掌を開いては閉じ。倒木から下りて数歩離れ、海燕と同じ構えを取った。

 

「……『水天逆巻け、“捩花”!』」

 

 小さな手から霊力の塊が細く伸び――掻き消えた。

 

「…………」

「…………」

「……いやっ、がっかりするなって! 最初からそんな上手く行きゃしねえよ!」

 

 がっくり、という表現が此処まで似合う姿も無いだろうと感じるほど、彼女の落ち込みようは凄かった。できると思っていたのだろう、明らかに残念がっている。しかし、霊力の塊の形を変えられただけでも大したものなのだが。

 

「毎日練習しな。そうすりゃできるかもしれねえぜ。それとさちびっこ、お前その“物真似”を商売にしたらどうだ?」

「……?(こてん)」

「人に見せられるよう“物真似”を組み立てて練習して、芸にするんだ。どっか店に頼んで出させてもらってよ、金を山分けしてもらえば儲けになるぜ」

「…………」

 

 考えたことも無かったのだろう、きょとんとした表情は言葉より雄弁に物語っている。しかし悪い提案とも思わなかったらしい。しばらくの後、こくりといつものように頷いた。

 

「よし、じゃあその無口っぷりを直さねえとな」

「…………」

「……急には無理か。あーじゃあ……やっぱ名前が必要だよな……」

 

 いつまで経っても名乗ろうとしない為、これまで『ちびっこ』で通してきた。しかしこれではあまりに締まらない。きちんとした名は百歩譲って置いておくとしても、やはり『通り名』くらいは欲しい。

 

「ちび……物真似……商売……売り子……ちびっこ……真似……こ……ん? まね、こ。“まねっこ”」

 

 ぶつぶつ呟き単語を羅列していく中で、ぴたりと合うものを見つけた。

 

「“まねっこ”」

 

 繰り返してみる。可愛らしくもあり、『物真似』を得意とする彼女に似合いの通り名だ。

 ――と。

 

 

「まねっこ」

 

 

 ―― 一瞬呆けた。初めて聞く声だったからだ。けれどこの場には二人しか居らず。

 

「……今のが、お前の声か?」

「……(こくり)」

 

 綺麗な高い声。歌でも唄わせればきっと耳を傾けるだろう、そんな声音。

 

「気に入ったか?」

「…………はい……」

 

 今度は小さく笑みを浮かべながら、きちんと返事が聞こえて。こちらも思わずにかっと笑う。

 

「おーし、じゃあお前は今日から“まねっこ”な!」

 

 宣言にも似た言葉に、『まねっこ』は出会って初めて満面の笑顔を見せた。

 

 

 

 

 ――後日。

 “まねっこ”の無口ぶりはただ人の会話をまともに聞いたことがなかったことが原因だったと知り。色々な店に出入りする内話術をみるみる吸収していく様に、海燕はまた呆れたように感心することになるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * * * *

 

 

「――……それから先は、お前も知っての通りだ。“まねっこ”の名が売れて、あの子は浦原に見つけられ夜一に拾われた」

 

 逆に言えば、“まねっこ”にならなければ見つけられることも拾われることも無かったかもしれない。彼女――朔良にとって海燕は、全ての縁を繋いでくれた掛け替えのない存在だったのだ。

 

「海燕に特別生意気だったのは、無意識に甘えていたからかもしれないな。育ての親や友人達が居なくなったことからできた心の穴を、器用に埋められなかったんだろう」

「……だね。それだけじゃなくて、多分一番古い仲間ってことで対抗心もあったんじゃないかな」

 

 昔話を聞き終えて納得する。彼女にはある意味誰より大切な人かもしれない。だが、それなら尚のこと。

 

「……あの子、大丈夫かなあ」

「……心配なのは判るがな、少しは信用してやれ」

 

 浮竹は友達作りが特技なだけあって、周りをよく見ている。それになんだかんだ言いつつ浮竹もまた妹弟子(いもうと)のことを大切にしている。小さな童女の頃からずっと見てきたのだ、可愛くない訳がない。

 

「判ったよ、君に任せる」

「ああ。……みんなが……全部が落ち着いたら、あの子を俺の副官に推そうかと思う」

 

 隊長である以上考えなければいけないことではある。けれどまだ副隊長が殉職してから数日しか経っていない。これだけ聞けば部下が死んで平気なのかと憤るところだが、朔良をと言うなら話は別だ。

 

「うん、いいんじゃないの? あの子のことだから受けるかどうかは判んないけど」

 

 少なくとも現状では彼女以上の適任者は居ないだろう。人格的にも実力的にも、あの『志波海燕』の跡を継げる者など。

 

「必要な時は呼んでおくれよ。何でも力になるからさ」

「頼りにしている」

 

 いつだって肩を並べ切磋琢磨してきた同期であり同門の友。共通する護るべき妹弟子(いもうと)の為に、改めて絆を固くした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……って、あれ? あの子“まねっこ”って呼ばれるようになったから自分の名前忘れたんだよね? じゃあ結局本名は?」

「さあ?」

「おい」

 

 

 

 

 





 白雪桜です。お待たせいたしました!

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