戦姫絶唱ガオガイガー   作:勝機を零しました

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プロットが光になったので初投稿です。
本当はこれと前話合わせて一つの予定だったんですがその場のノリで文字が増えてしまいました。



第三話 過去 サイボーグ誕生

歌が聞こえる

何かに腕を引っ張られる感触とともに目を覚ました。

ぼやけていた視界

眼がまるでカメラのようにピントを合わせてくれた

 

「剴!」

 

手術室のようなライトが周りを照らしているが眩しさを感じない

体の感覚がおかしい

まるで自分の体では無いようだ

 

「おい剴!」

 

首だけを持ち上げ、周りを見つめる

見たこともない機械、管が機械の体に刺さっている

 

「無視すんな剴!」

 

頭を殴られ、現実に戻る

 

青色の少女と見覚えのある朱色の少女が立っていた

 

「もしかして奏か?」

起き上がりながら覚えている姿と違う少女に話しかける

 

「剴… 起きてくれてよかった…」

 

急に泣き付かれ困惑していると、青色のアーマーをつけた少女が話しかけてきた

「櫻井女史を呼んできます」

 

しばらくするとメガネを掛けた女性と筋骨隆々の男性が入ってきた

 

「始めまして 俺は特異対策機動部二課の司令 風鳴弦十郎だ。」

 

「そしてそして私は出来る女と評判の櫻井了子 よろしくね。」

 

「はぁ・・・ よ、よろしくおねがいします」

あまりにも急な展開についていけないが、とりあえず返事だけはでた

 

「いろいろ疑問もあるだろうが、了子君」

 

「大丈夫よ~ バイタルは全部正常値 これが天っ才の力よ!」

 

・・・なんだろうあの女性からはマッドの香りがする

 

ため息をついた風鳴さんが話す

「獅堂剴君 記憶ははっきりしているか?」

 

「・・・はい 俺の両親は?」

 

「すまない・・・ 」

わかっていた事だが現実だと思うと悲しくなるが涙が出ないことに疑問をもった

 

「だが 君の両親と君が身を挺したおかげで奏の両親は無事だ」

 

「ありがとう 剴・・・」

 

だがその言葉に少し救われた

 

「いきなりの質問なんですがこの体は?」

 

「それについては私が答えるわ!」

 

テンションMAXな櫻井さんが話してきた

暗くなったこの空気を和らげるためだと思う・・・ 思いたい

 

「とりあえず立ち上がってもらえるかしら?」

 

硬いベッドから飛び起きるように立ち上がろうとすると

まるで自分の体では無いようにふらついてしまった

 

「大丈夫か!?」

 

風鳴さんが肩を抱え、持ち上げてくれた

 

「目覚めたばかりなんだから無理しないの! そのままでいいから聞いて」

「左腕を見て頂戴」

 

俺の左腕にはあのとき遺跡で見つけた 緑の石が輝いていた

 

「その石があなたの命を繋ぎ止めていたのよ。だけどそれにも限界があった」

「だから私がその体を作ったのよ!」

「その石完全聖遺物なのは確かなんだけど名前がわからないのよ」

 

いきなりのマシンガントークに困惑しながらも俺は石について考えていた

緑の石、サイボーグ

・・・あれ これってGストーンじゃね?

前世で大好きだったアニメに出ていた物を思い出していると口に出ていたらしい

 

「Gストーン?」

 

周りに聞こえてたらしく、櫻井さんが聞いてきた

前世の記憶でなんて言えないので必死にごまかす

 

「意識を向けてみたらそう聞こえたんです」

 

櫻井さんは考えるような仕草をし

・・・他にも何か聞こえないかしら?と言ってきた

 

もう一回意識を向けてみる

声が聞こえた

「イークイップ」

そう呟くとGストーンが光り輝いた

 

頭部にヘルメット、肩にアーマー、右腕のGストーンの周りには獅子をかたどった装飾

完全にサイボーグ・ガイである

 

「聖詠も無しにシンフォギアを纏った!? これが完全聖遺物との融合!?」

櫻井さんが驚愕しているが知らない単語がいくつか出てきたので訪ねてみる

 

シンフォギア

正式名称 FG式回天特機装束

・櫻井了子の提唱する「櫻井理論」に基づき、聖遺物から作られた

・現在、認定特異災害ノイズに対抗しうる唯一の装備である

・身に纏う者の戦意に共振・共鳴し、旋律を奏でる機構が内蔵されているのが最大の特徴。その旋律に合わせて装者が歌唱することにより、シンフォギアはバトルポテンシャルを相乗発揮していく

 

まるで意味がわからんがとりあえず

「ノイズに対抗できて、歌と感情によって強くなるって事でいいですか?」

 

「だいたいあってるわよ 理解が早くて助かるわ」

「だけど私の作ったシンフォギアは起動には聖詠というコマンドワードが必要なの」

「二人の聖詠のおかげであなたも4年間の昏睡から目覚めたのよ」

 

え 4年間?

驚愕の表情浮かべ、奏の方を見るが眼を赤く晴らしながら頷いた

 

咳払いをしながら、風鳴さんが話しかけてきた

「これからだが、君はどうしたい?」

「シンフォギアは憲法に抵触しかねないため完全秘匿状態だ」

「今キミは死亡扱いになっている もちろん君が普通の生活をしたいなら戸籍を用意し、生活を支援しよう」

 

そんなの決まってる

 

「俺に戦える力があるなら戦います」

 

「それは敵を取るためか?」

 

「それもありますが、俺のような人をこれ以上生みたくありません!それに奏も戦っている!だから戦います」

風鳴さんはため息を吐いた

「なら特異災害対策機動部二課は君を歓迎しよう!」

 

「よろしくお願いします!」

それから地獄の特訓は始まった

いくら体がサイボーグでも脳は人間だ、最初は体に全くついていかなかった

やっと体がついてきたと思ったら司令との訓練が始まった

「これが発勁だ!」

8t近くある俺のパンチの威力を地面に逃がす

時速60キロの動きについてくる

単純なパワーならまだしも技術じゃ全く追いつけない

・・・流石にパワーは勝ってるよね?

 

体を鍛えながら、奏や風鳴翼(司令の姪らしい)と交流を深めた

 

二人はツヴァイウィングというボーカルユニットをやっているらしい

音楽に疎い俺だが二人の歌は胸に響いた

 

半年後には大きい公演もあるらしい

楽しみだ

その公演を境に俺の物語は加速していく

 

 




プロットがご臨終なので書きたいと思った事をそのまま書いているので読みにくかったら申し訳ありません

用語や登場キャラについては次回か次次回に書きます
初ノイズ戦も忘れてたので書きます
もう行き当たりばったりですがお付き合いください
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