帝国召喚物語 作:abc
パーパルディア皇国
「カイオス局長、皇帝がお呼びです。」
「分かった。すぐ向かう。」
「やはり監査軍のことがバレたのでしょうか?」
「だろうな。なんたって監査軍全てを出動させて半年も経っているのに1隻も帰ってこないのだ。気付かないほうがおかしいだろう。」
「やはり、監査軍は負けてしまったのでしょうか?」
「最後に連絡があった5ヶ月前から一度も連絡が来ていないことを考えるとそうだろうな。」
やがて皇帝がいる部屋の前まで来る。
「失礼します。」
「やっときたかね。待ちくたびれたわ。」
「遅れて申し訳ございません」
「で、予が今回貴様をここに呼んだ理由がわかるか?」
「政府になんの連絡も無く監査軍を動かしたこ…」「戯け!」
「監査軍を動かすために予にいちいち確認を取っていてはキリがない。監査軍を動かす程度勝手にやってもらって構わん。だが負けるとなると話は別だ。いくら旧式の装備とはいえそれでも我が皇国が作った装備だ。属国どもが意気がる可能性もある。」
「外務局としても、大急ぎで行方を調査中ですが、恐らく日本にやられたのだと思われます。」
「日本にやられたとするならば、報復しなければな。アルデ、出来るな。」
最高指揮官アルデはこたえる
「もちろんであります。必ずや奴らは皇帝陛下に屈するでしょう。」
「うむ、頼んだ。」
大日本帝国帝都東京 首相官邸
「それで、神聖ミリシアル帝国の使節団は今どこに?」
「はい、今はウラジオストクにおり、その後平壌に向かわれ、最後に東京に来る予定になっています。」
「分かった。」
「それと、パーパルディア皇国がついに動き出したようです。港から大量の艦艇が出発したとの情報が先ほど帝国情報局から送られてきました。海軍はすぐさま迎撃の為に用意していた第一艦隊、第十艦隊、第十一艦隊を動かしており、陸軍も無人戦闘兵師団、普通科師団、無人戦闘ヘリなどを輸送艦や強襲揚陸艦に乗せ、出港しています。インドからも機甲師団が輸送中です。」
「分かった。そういえば、第一艦隊には大和がいたな。砲撃戦を久々にやるかもな。」
「そうですね。大和が最後に砲撃戦を行ったのは、第二次世界大戦後に独立を宣言したフィリピンを支援しに行った時以来ですね。その後、実戦投入は殆どありませんでしたからね。」
「そういえば、新型戦艦の建造についてはどうなっている?」
「はい、海軍省によると現在量産中の長門型戦艦の生産を20番艦で切り上げ、それから行うようです。現在は18番艦まで竣工しているので、もう間も無く始まるでしょう。」
「そうか。現在の艦艇も改修するつもりなのか?」
「そうらしいですね。特に、陽電子砲については大和に装備させるそうです。」
「分かった。」
「次に国内の農業についてですが…」
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シベリアから250キロ先の海上
パーパルディア皇国 主力艦隊
艦橋
「こんな大規模な艦隊を編成するなんて、皇帝もさぞお怒りなのでしょうな」
「だな。この規模はムー大陸への上陸くらいでしか送らないと思っていたのだが…まさか新興の文明圏外国に送るなんてな。」
「だよな。しかし、ここは寒いな。皇国とは真逆だな。」
「ああ、少し寒いよな」
「早く敵を倒して上陸したいんだが」
「そうだな。輸送艦に乗っている陸軍の連中も寒くて死んじまうかもしれないしな。」
「おいおいそれはないだろ…ってあれ敵艦じゃないか⁉︎」
「ん?まじか⁉︎やばいぞ。艦長!敵影1発見!」
「何⁉︎司令!どうします?」
「フン、たかが文明圏外国家の艦隊など恐れるに足らないわ!有効射程範囲内に入り次第砲撃開始だ!奴らに列強の真の強さを見せてやるぞ!」
「「オオォォーー!!」」
艦隊の士気は最高潮に達した。この後起こる悲劇も知らずに。
第一艦隊 旗艦大和
CIC
「敵艦隊、速度上昇。こちらに突っ込んできます。どうしますか?」
「予定通り、まずは対艦ミサイルで敵艦の数を減らす、対艦戦闘用意!目標、パーパルディア艦隊。攻撃始め」
「あと少しで敵艦、射程範囲内です」
「よし、今に見てろ」
「って、敵艦が⁉︎」
「ん、なんだ?自爆か?」
そう思われた途端、船内から笑い声が漏れる。
「なんだ?調子に乗って射程範囲外から撃とうとした挙句、自爆か?」
「これだから文明圏外国家は」
しかしその瞬間、絶大な音と共にパーパルディア艦隊に激しい揺れが起きた。
「い、一体どうした⁉︎」
「分かりませんが突如、前方を航行中だった戦列艦オルソー、戦列艦ゴード、戦列艦コエットが爆発。魔信も途絶えました。」
「何⁉︎一体どうなって…」
司令官が周りに状況を聞こうとした瞬間、また大きな揺れが起こった。
「更に艦隊後方を追従中だった戦列艦10隻が爆発。」
「ええい!急いで、竜母からワイバーンロードをあげんか!早く連絡しろ!」
「こちら旗艦ドルド、全竜母早急にワイバーンを…」
通信兵がそう伝えようとした瞬間、
「まさか…」
「竜母デルンその他5隻、全て爆発。」
「なんだとー⁉︎」
ここで今まで意気消沈していた艦長が発言する
「司令!ここは一か八か砲撃戦に持ち込みましょう。幸い敵は1隻のみ、数の暴力で押し切れるかもしれません。」
「そ、そうだな。全艦、全速前進!砲撃戦に持ち込む」
戦艦大和
「敵艦、更に速度を上げました。恐らく砲撃戦に持ち込む気かと。」
「迎え撃ってあげようではないか。機関全速前進!砲撃戦に持ち込む。」
パーパルディア皇国艦隊
「味方艦艇数、後150隻です。」
この間にも大和によるミサイルの雨は止まることなく降り続けていた。
「敵艦、射程範囲内に入りました!」
「よし、全砲門撃てー!」
ドドドドーン
「どうだ?」
「命中です!!!」
「よし、これで敵艦に穴が空…」
「て、敵、損傷見当たらず⁉︎」
「何⁉︎はじき返されたとでも言うのか?我が皇国の最新の砲だぞ!」
「そ、それは…」
ドーーーーーーン‼️
「敵艦発砲!」
バババーーーン
「み、味方艦多数轟沈」
ヒューンヒューンヒューン バーーンバーーンバーーン
この間もミサイルの攻撃は止まない。
最終的にパーパルディア皇国の日本上陸用大規模艦隊は、大日本帝国の1つの戦艦によって、この世から消されるのであった。
グレートアトラスターをどうするか
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沈める
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沈めない