帝国召喚物語 作:abc
パーパルディア皇国 南部 海岸
「あーあ、今頃上陸部隊の連中は暴れてるんだろうなぁ。うらやましいぜ。」
「ほんと。列強である皇国に上陸してくるなんて、ムー以上の国くらいだぜ。」
「だな。あー暇」
「おい、そこの二人!ボケっとするな!いつ敵が来るかわからないんだぞ。」
「ですが隊長殿、ここに来るまでに皇国の主力と当たって壊滅しているかもしれませんよ。」
「「ハハハ」」
「まったく」
その瞬間、監視をしていた兵士が声を張り上げた。
「た、隊長!国籍不明の艦艇多数発見!」
「何!旗は?」
「っ!?に、日本軍です!奴らが来ました。」
「よし、全軍攻撃態勢!一兵たりとも先に進ませるな!」
周りの兵士たちも急いで武器を取り、配置についていく。
ここには大規模な要塞があり、要塞砲もついている。過去にはムー国の上陸も阻止したことがあり、兵の練度もかなり高い。
「敵艦艇数・・・目視できる範囲で20隻以上。どれも大型です!」
実際には50隻以上がこの作戦に参加しており、先遣隊の上陸後に接近する予定になっている。
「要塞砲は敵艦が射程範囲に入り次第砲撃を・・」
隊長が命令をしようとした瞬間、壮大な音が海岸全体に響いた。
次の瞬間、要塞の各地で爆発が何度も起きた。
「さっきのは一体・・」 ビューーーン‼︎
先ほどのことを考えていた隊長の頭上を高速で何かが通って行った。
三式無人戦闘機
開発が皇紀2703年に完了予定だったためそう名付けられたが、技術革新により10年も早く終わってしまった。
「あの竜のせいだったのか。奴を何としても落とせ!」
だがいくら矢を打っても当たらない。それはそうだ。何しろこの戦闘機は無人なため、人が耐えられるGなどを考えなくてもいいため、急な挙動だって可能だ。更に飛行中はほとんど、操作されない限り、マッハを超えて飛んでいる。矢くらいの飛び道具程度、搭載されているスーパーコンピューターが一瞬で回避ルートを見つけ出し、すぐさま行動に動く。当たったとしてもミサイル数十発程度なら特殊な装甲と陽電子砲を応用したバリアにより、耐えることが可能。その分単価はものすごく高くなったが、当時の日本の国力からすれば可能なことだった。
転移後は一時期経済の低下などで廃棄の声もあったが、この世界は戦争が多いことがわかると世論は保持を続ける方向に大きく傾いたため、廃棄されることはなかった。
「くそ」
「隊長!今、敵艦が光ったような気が」
「光った?」
次の瞬間、残存していた防衛部隊が次々に爆発していく
「うわぁぁ!」
「こ、これは一体!?」
艦隊からのミサイル攻撃が開始された。
上陸艦隊 旗艦長門
「対地ミサイルによる攻撃により、敵の消耗率90パーセントを超えました。」
「よし、後方にいる上陸部隊に連絡しろ。」
「了解!」
これにより、後方に待機していた、大日本帝国軍とインド帝国軍は上陸を開始した。
3時間後
「次の物資!」
上陸は無事に終わり、今は拠点建設のための資材や重機を揚陸していた。
「それにしても、インド帝国はかなり本気だな。」
「ああ、追加の歩兵師団機甲師団を送ってくるだけでも驚いたのに、まさか合計で30個師団近くだとはな。宗主国の出番もいらなかったな。」
「というか、予算は大丈夫なのか?」
「何とか、出せたらしい」
「まじか。だが、どうしてこんなにもやる気満々なのかね。」
「属国では、日本ばかりが注目されると、同じ転移国家として知名度が下がってしまうのが怖いらしい。だから各国が帝国政府に何とか言って活躍の機会をもらおうとしているんだってさ。」
「なるほど。インド帝国にとっては今回がその機会だと。」
「そういうことだ。まぁ、前世界でもそれなりの影響力を各国が持っていたから、その威厳を失いたくないんじゃないか?」
「インドは核も持ってたしな。本気になれば第3文明圏をゼロからつくりかえなおせるだろ。」
「それを言ったら日本はどうなる。冷戦が終わってからも5万から6万発の保持を続けているんだぞ。」
「我が帝国は威力もおかしいからな。この世界でも実戦に投入されないことを願おう。」
「そうだな。」
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大日本帝国 帝都東京 首相官邸
「総理が入ってきました」
「皆様、ここからは私がお話ししたいと思います。今朝のニュースや今朝の新聞を見ればわかりますが、我が帝国、そしてインド帝国もこの世界の列強であるパーパルディア皇国と戦争状態に入りました。
理由としましては、数か月前に使節団が国交の交渉などを行いに行きましたが、文化の違いなどにより、交渉は失敗しました。これにより我が帝国と皇国との間にいざこざが生まれ、やがて軍の衝突を招くことになってしまいました。ですが、決して我が帝国が負けることはありません。ですので、帝国臣民の皆様は普段通り生活を行ってください。今回は、食料の配給制もありません。買い占めなどはなるべく控えるように心がけてください。」
「では質問は?」
首相の簡単な説明により記者たちとの質疑応答が始まった。
「東京経済新聞ですが、今回の戦争では核兵器の使用の有無について、それと使用する兵器について、簡単に説明できないでしょうか。」
「はい、まず今次戦争での核兵器の使用ですが、今のところ予定はありません。そして兵器についてですが、軍事機密により兵器名などは言えませんが、我が帝国としては、兵士諸君の負傷を最小限にするため、無人兵器を主として使用していく予定です。」
「分かりました。」
「では、次・・・」
グレートアトラスターをどうするか
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沈める
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沈めない