幻想入り物語   作:MUGENNNO

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初投稿です



第1話

ガタンガタンガタンガタンガタン

 

電車が駅を通過する音がヘッドフォン越しに微かに聞こえる。

[クソ、邪魔された]

今、私は妄想をしていたのである、ヘッドホンは耳栓代わりに使っていたのだが、人の声は防げても大きい音は防げないか、

「はぁ」

と、軽くため息を漏らしながら学ランの右ポケットからスマホを取り出し音楽を流す、これが本来の使い方だ。

 

しばらくすると曲が鳴り終わると同時に乗る予定の電車が来た、

 

タイミング良いな、 と心の中で呟き、電車に乗る、

ガタンガタンと音を立てて電車が動くきヘッドホンから次の曲が流れてきた、

電車の中ととゆうものは、何故こんなに眠たくなる温度なんだ?特に冬場。

そう思う俺は今寝かかっているのである。首がカクンカクンと上下する、瞼が重くて仕方ない、

しかし寝過ごしても困るので、両手を上に向けて思いっきり伸びをする、少し眠気が取れた、気がする。

伸びと同時に閉じた瞼を開けると、、

 

「えっ」

 

そこには誰もいなかったのだ、

先まで隣でスマホをいじっていた人や、学生達が跡形もなく消えていたのである

 

「なんで?」

俺は少しパニックになっていた、

「え?は?な、なんで、誰もいなかったのだ?、おかしいだろ! いや待て、落ち着けって、俺、焦ったて何もならん、」

 

深呼吸をして少し落ち着いた、

 

「そうだ、スマホ、スマホ見てみよ、」

 

また右ポケットからスマホを取り出す

 

「まぁ、知ってたさ」

 

画面の左上のには圏外の文字が映されている、

再び電車のシートに座り、何を考えるわけでもなくぼーーーーとしていた。だって考えただけ無駄だもの、

 

また眠たくなって来た

もう良いやと俺は眠りについた。

 

「、、、、、、」

と誰かの声とともにかすかに肩を叩く感覚がする。

 

「ふゎい?」と俺は寝ぼけた返事を返す、

 

「ああ、良かったやっと起きましたね、お客さん、もう終点ですよ」

 

「え?」

そこには、車掌さんの姿があった、

 

「大丈夫ですか?、」

「え?、あ、はい大丈夫です」

「なら良かったです、さっきまでのお客さん死んだように寝るんですから」

「はい、すみません、」

「では」

 

と俺は電車から出る、

「さっきのは夢だったか、良かった」

俺以外誰も居ない世界だなんて怖いにもほどがある、

 

「はぁ」

家に帰るまでどれくらい長いんだろうなどと考えながらため息をする、

 

、長旅を終えて家に帰宅、

帰宅と同時に二階にある自室に入る、

もうそのまま寝よう疲れた、としまった、歯を磨くの忘れてた、

だるい身体を起こし下へ向かう、

 

洗面所に入り歯磨きをする、歯磨き粉の味が口に広がる、このヒンヤリする感覚が案外嫌いだ、だって痛いのだもの、

ある程度歯を磨き終え、コップの中にある水で口内の歯磨き粉をすすぎ落とす、

二階に上がり、耳にはヘッドホン、目にはアイマスクをつけ、布団に入る、

 

これから俺は妄想をする、これがたまらなく好きなのだ、

アニメや漫画、小説などの物に、時に悪役、時には主人公の親友、時にはもう一人の主人公、として、

たまに、妄想の中の台詞や、模擬刀や自作の剣を振ったり、攻撃されれば、その振りをする、

流石に学校や外ではやらないがね、

 

しかし、たまにすごく悔しくなる、これらは全て元となるものがあるから出来るのである、つまり全て二次創作物なのである、

自分で作っものでなく、誰かが作った物を、勝手に作り変えたものに過ぎない、だから悔しい、

 

しかしそんな考えは睡魔に全て食べられてしまったのだ

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

不意に目が覚めた、携帯を見ると5時ジャスト

何故こんな時間に起きたのか?

まぁいいや二度寝しよう、

ともう一度、体を布団に沈める

 

ガタンと何かが落ちる音が下から響く、

 

その音に俺は驚き「泥棒か?」と考え、壁に立て掛けてある模擬刀を片手に下に降りる、

 

息を殺し音を立てないように階段を降りる、

 

どうやら泥棒はリビングにいるようだ、あそこだけ電気が点いている、

 

数回深呼吸をし、勢いよく扉を開けた、

 

「誰だ!!!」

 

扉を開けた先には誰もいなかった、

荒らされているものかと思ったが、よく見ると親父の本棚から本が一つ落ちていただけだった、電気は消し忘れたのだろう。

 

「ふぅ、ビックリさせんなよ、」

本を本棚に直して電気を消し、また二階へ行く、

 

「なんか目が覚めてしまった」

と呟きながら自室の扉を開ける、

 

「!!!」

 

俺の部屋があるはずの所に大量の目玉があった、そこには俺がさっきまで寝ていた布団や机、何より壁がない、全て目玉、

慌てて扉を閉めようとする、しかし俺の手は空を切る、さっきまで掴んでいたドアが無くなっていたのだ、

逃げるために後ろを向く、しかし、そこにあるのは無数の目玉だった。

 

呼吸が荒くなる、

 

とっさに左手に握った模擬刀を抜き構える、

 

「な、何なんだよこれ、おい!」

恐怖で声や体が震えて、目からは涙が出て来た。

 

見渡す限りの目玉がある、

 

「う、あ、う、ぁぁぁぁ」

ここで俺は気を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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