幻想入り物語   作:MUGENNNO

11 / 21
第11話

「はぁ、まだなのか」

ついさっき、生地屋のに着いたのだが中に居る咲夜さんに

 

「まだ妹様の生地が見つかっていませんので、まだ待っていてください」

と言われ、外に出て来たのだ

 

「もう1~2時間ぐらい経っているのに、、、そんなにこだわるのか」

このまま待っていようと、思ったがもう少しだけ里を見て回ることにした

 

「なんだ?あの人だかり」

と、一つの人だかりを見つけ、駆け寄ってみると、どうやら舞台の上で何かをやっているのを見ている様だ、

 

「あれは、、、能楽か?」

舞台の上には、チェックシャツに特徴的なスカートをし、顔に能面をした人が両手に水色の扇子を持って踊っていた、

それは、素人の俺でも凄いと思うほどに、美しく舞っていて、

いつしか俺は、周りの人と同様に、見惚れていた、

 

あっと言う間に時が流れて、能楽が幕を閉じた、

俺を含め皆、手を叩き、拍手をして、散らばっていく

その際に、

「いや〜、やっぱいつ見ても凄いな」

「そうだなぁ、やっぱ、秦こころちゃんは、一味違うよな」

などと、感想がちらほら聞こえてくる、

 

「へ〜、さっきの人、秦こころって言うんだ、」

と小言を言いながら、俺もこの場を去る、

 

しかし、少し疑問に思った事があった、さっきの秦こころって言う人の髪色が桃色だったのだ、そのため、さっき会った小傘や赤蛮奇さんの様に人外なのだろうか?、と考えてしまう、

 

「まぁ、でも、人外なら、あんなに目立った事はしないかな?」

と考えて、生地屋に戻って行く、

 

トントン、と急に肩を叩かれ、後ろを振り向くと、

 

「私、綺麗?」

 

とさっき能楽をやっていた人?、が何やら痛いことを言ってきた、

この光景に俺は、呆気にとられ、少し固まってしまう、

 

「私、キレイ?」

 

と再度同じ言葉を繰り返される、

 

「あ、えっと、口裂け女ですか?」

と俺は、俺の世界でも少し前に流行った都市伝説を思い出した、

 

「そうだが、違う、違うが、そうだ」

「は、はぁ?」

 

「ともかくだ、私は、綺麗かと聞いている、早く答えんか」

 

「えーっと、は、はい綺麗だと思います、」

結構混乱しているが、目の前にいる女性はだいぶの美人なので、俺はそう答えると、

 

「こーれーでーもーかー」

と般若の面 がいきなり、顔に現れる、

 

ピクッ

いきなり起きた事に俺は、小傘の時の様に静止していた、

 

「どうした?、なぜ驚かんのだ?」

と、どうやらシカトをしていると、勘違いをしている様だ、

 

「え、あ、すいません」

 

「なんだ、驚きすぎて声が出なかっただけか」

どうやら、向こうの誤解も解けた様だ、

 

「まぁ、茶番はここまでにして本題だが、お前、幻想郷の人間じゃないだろう?」

 

「え、ま、まぁそうですけど、なんで分かったんですか?」

 

「え?!、マジで!?」

 

「は?」

 

「冗談だよ、君、落ち着いてくれたまえ、」

 

「で、本当に何で分かったのですか?」

 

「さっきの能楽は数ヶ月前に定期的にやっているのだが、君だけが物珍しそうに見ていたからね、ちょいと興味が湧いたのさ、」

 

「は、はぁ、」

あれ?、なんか理由になってないじゃないのか?

 

「あと、服、」

 

「服?」

 

「ああ、と言うか、それが99%ぐらいだな、そんな服、里じゃあ、あまり見ないしな、もしかしたらと思っただけだ、」

 

「そ、そうスカ、」

 

「そうだ、お前、幻想郷に来て何日立つのだ?」

 

「まだ1日目です」

 

「そうか、お前」

 

「はい?」

 

「外の世界には帰りたくないか?」

 

「え、まぁ、そりゃ帰りたい、、、、、かな?いやでも、、、、」

 

「でも?」

 

ここで俺は昨日起きた、出来事を話しす、

その話をこころさんは、頷きながら聞いていた、

 

「だから、勝手に帰るわけにはいかないんです、」

 

「なるほどなぁ、だったら、仕方ないな、ま、外の世界に帰りたかったら、博麗神社という所にに行くと良い、私もたまに居るから、」

 

「は、はい、ありがとうございます」

と俺は頭を下げて、こころさんとわかれた、

 

再び生地屋に帰ると、咲夜さんが店の前に立っていた、

 

「すいません、待ちましたか?」

 

「いえ、私もついさっきでてきた所なので問題無いですよ」

 

「そ、そうですか」

 

「じゃあ、紅魔館に帰りますから、腕掴んでください」

と俺の前に、ひょい、っと咲夜さんが腕を出す

俺はその腕を掴み、そしてそのまま、空への旅えと向かっていくのだった、

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。