「ん?」
気づけば俺は何処かにいた、
「あれ、俺は確か紅魔館で寝てしまって、それで、、、、えっと、、、あ、」
俺は青ざめた、そう此処は幻想郷に来た時と同じ、目玉がいたるところにある[あの]場所だ、
「え、あ、何で?何でここに?」
少しパニックにあり辺りを見渡す、
「あら、起きたのね」
と後ろから話しかけられる、
しかし振り向くが誰もいない、
「どこ見ているの?」
とさっきまで向いていた方向がら小馬鹿にされる、
また前を見るが誰もいない、
俺は混乱し、キョロキョロしていると、
「こっちよ」
と耳元で囁かれる、
「!!!!」
俺は反射的に後ろを振り向くと人が立っていた、俺はその人に驚き尻餅をつく、頭をあげその人を認識すると、そこには金髪ロングに頭にはナイトキャップ的な物を被り顔は整っている、多分社会一般に美人に分類される人が、いつ近づかれたか分からないがそこにいた、
「あらあら、驚かせてしまったかしら」
と、からかう用に怪しい笑みを浮かべる、
「だ、誰ですか?」
俺はこの状況を飲み込めず、間抜けな返事をすると
「うふふ、その表情貴方のお父さんにそっくりね、」
「ん?あんた親父と知り合いなのか?」
「ええ、まぁそんな所よ、と言っても一回しか会ってないけれども」
「???」
「まぁいいわ、早く用事を済ませましょ」
と言って尻餅をついたままの俺に手を出してくる
「よ、用事って何ですか?」
その掴んだ手に引っ張られ上体を起こす、
「まぁ用事と言うか、伝えなくてはならない事があるのよ」
と、沈んだ顔を浮かべ、その美人が口を開く
「ここ、幻想郷へ貴方を攫ってきたのわね、、、、、貴方を人柱にするために攫ってきたのよ」
人柱にする為にさらって来た、その事を聞いた瞬間、俺はとてつもない恐怖に襲われた、
「近々、この幻想郷が無くなってしまうぐらいの出来事が起きてしまうの、」
「出来事?」
「この幻想郷では異変って言うのだけれど、まぁ、過去でいえば、空が真っ赤になったり、人々の感情が一つ無くなったり、下克上だったり、あと、貴方と同じ世界の人が幻想郷を壊そうとしたり、まぁ色々あったんだけど、今までは解決できたんだけど、今回はそうもいきそうじゃなくてね、だから起きる前に何とかしようと思ってね」
なるほど、話は理解できたが、
「ど、どうして、俺なんですか?」
一番聞きたかった事を聞く、
「それはね、、、少し昔話になるんだけど、そうね、あれは博麗大結界が出来る少し前、外の世界は江戸時代末期か明治ぐらいだった、
多分、貴方の先祖の人が幻想郷に迷い混んで来たの、まだ、ちょんまげ頭で腰には刀を差していたわ、
彼は、ここに来て初めて妖怪や鬼を見たとき、刀を抜くことも怯えることもせず、ただ普通に話しかけていたわ、普通怖がったりする人間がごく当たり前の様に話しかけてくる、そんな状況が気持ち悪かったのでしょう、妖怪や鬼達は彼を死なない程度に襲ったり、脅したりしたけれどもそれでも彼は変わらなかった、こんな状況が続いて、いつしか妖怪や鬼は普通に彼と話す様になっていたの、でも彼が来る前に鬼退治があったから彼もとい人間のこと気に入らない鬼もいたのだけど、」
「..............」
「話を戻すわ、そんな彼に私も興味が湧いて村の人間に扮して近づいて見たの、」
140年ぐらい前
サッサッサッと道草が音を立てる、今日も来たと私は心の中で呟き、そのまま手鏡で自分の変装が不自然じゃないか確認する、
地味な着物に長い髪は巻いて紐でくくっていて、良し大丈夫問題ない、
確認も終え彼を探す、さっき草の音が聞こえる方向にスキマを出す、良し当たりだ、彼の姿がスキマの外から見え、
ここから計画を実行する、
「ちょとあんた、こんな所で何してるの!?」
「!!!」
ばっと彼の目の前に飛び出し怒鳴りつける、すると彼はかなり驚いた様だシュッと腰の刀に手をやった
「やめて、物騒な、貴方英雄にでもなるつもり?」
「いや違う、俺はただの旅人だ、いきなり構えたのはすまない、」
「旅人?、その割には荷物が少ないのね、」
「ああ、俺は現地調達して生活しているからなぁ、」
「そう、でもこの先には行かない方が良いわ、」
「何故だ?」
「この先には妖怪や鬼が出てくるからよ、」
そう言ってやると
「そうか、それはいい事を聞いた、これで俺は妖怪達の飯にならなくて済んだよありがとう、」
と礼を言って去ろうとする、
「分かればいいのよ分かれば、」
「所で、そんな危険な場所にあんたは何しに来たのだ?」
「あー、最近この辺にウロウロしている人がいると村で噂になってたから興味本意で来たんだのだけど、」
「あんたも危険な所に邪な気持ちで来てるじゃないか、」
「まあね、畑作業ばっかで暇だったもん、でっ、話変わるのだけどさっきの話嘘でしょ」
「ん?、さっきの話?何のことだ」
「あんたが旅人だって事よ」
「いや、本当に旅人だぞ」
「嘘つかなくてもいいのよ、私もここに来てるってバレたら村の大人に怒られちゃうんだから」
「はぁ、話してやるが絶対他の人、特に大人には絶対に言うなよ」
「わかったわ、絶対に言わない、それじゃはい」
と私は小指を彼の方へ突き立てる、
「ん?、あー指切りか」
と彼も小指を差し出して、そして互いににぎり合う、
「指切りげんまん嘘ついたら嘘ついたら針千本の〜ます指切った!」
「指切り拳万嘘吐いたら針千本飲ーます指切った」
「じゃあ、指切りもした事だし、早速ウロウロしてた理由聞かせてもらおうかしら」
「分かったよ、確かに俺は旅人じゃない、本当は鬼や妖怪に用事があったんだ、」
「何で?」
「それはな、あいつらが人間よりも綺麗だからだよ」
「綺麗?」
「ああ、体がじゃなくて、心がな、俺村八分にされてるんだよね、」
「へ〜、」
「へ〜って、驚かないんだな」
「だって私の聞きたい事じゃないもん」
「まぁつまりだ、俺は寂しくて、その悲しさを忘れようと思ってこの妖怪の出るって言う山に来たんだ、そしてあいつらに出会った、最初は襲われたけど、それでも相手にしてくれた事が嬉しかった、それで通いつめてたんだ」
「なるほど、え、終わり?」
「そうだが、不満か?」
「いいえ、ちょっと刺激が足りないってだけよ、」
「不満じゃねえか」
「ふふふ、まぁそんなに怒らないで、あ、私そろそろ戻らないと気づかれちゃうかも知れないから帰るね、」
「ああ、絶対誰にも言うなよ、」
「分かってるって、それじゃね」
と私は彼が見えなくなったところまで走ってスキマの中に入った、
その後彼の監視をしていると、ある日彼が小さな子供を連れて森に来ていた
妖怪や鬼たちがこの子を見たときはすごく驚いていた、どうやらこの子は彼の子供らしい、
妖怪や鬼は彼の子を大変気に入り、一緒に酒を飲んでいた、
それからは子供と一緒に来ていたが、子供が少年になった頃、
ある日彼の子供だけが彼の刀を引きずりながら持って肩から血を流して森に駆け込んで来た、
その様子を見た鬼たちはあの時以上に驚いていた、
事情を聞くと、
「親父は村の人達に殺されてしもうた、俺も殺されそうになったけど親父が庇ってそれで死んでもうた、」
とぐわんぐわん泣きながら、1人の鬼に泣きついている、
私は気になり彼の村の様子を見に行って見ると一軒の家が焼けていた、多分彼の家だろう、
彼の死体は貼り付けにされ焼かれていた、
正直彼は、ただ妖怪や鬼たちと関わりがあっただけのただの人間だったのでそこまで何も思わなかったが、彼の子供は私が秘密裏に守ると心に決めた、
そしてまた妖怪の山に戻ると彼の子供は治療を受けていた、何でも見たことない薬草を乾燥させて粉末になった物を何やら貴重そうな酒と混ぜて彼に飲ましている、
そうすると彼は悲鳴を上げながらもがき出した、すると彼の傷口はみるみる塞がっていき、やがては完全に塞がった、
そのまま彼の子供は死んだように眠りについた。
それからは鬼や妖怪たちと暮らしていたが、彼が20ぐらいになる頃彼は鬼達に別れを告げて人里に戻っていったわ
「それでその子の子孫があなたよ」
「、、、、、、、」
「それで、その回復薬を飲んだおかげか彼の子孫は程度の能力を必ず持っていたわ」
「能力ですか、、」
「貴方の能力は、結界を張る程度の能力よ、」
「結界を、張る、、ですか、」
「ええ、でも貴方はまだ使えないわ」
「何故ですか?」
「だって貴方部位欠損してるでしょ、その身体じゃ本来の能力の半分くらいしか出ないもの、」
「そ、それならパチュリーさんが作ってくれるって」
「いえ、複製じゃ意味ないのよ、貴方の身体から再生しなきゃ、いい薬屋紹介するわ、そこに私のスキマを出すから貴方は私との関係を悟られないように直してもらいなさい、理由は聞かないでね、」
「わ、分かりました、あ、そう言えば貴方は何故親父の事を知ってたのですか?」
「さっきも言ったように、ずっと見守ってたって事と、貴方のお父さん昔事故にあって意識不明の重体になった事あるでしょう、
あれは私が冬眠しそうになってふっと気がついたら事故って、なんか暇だったし知り合いに頼んで彼の魂を複製の身体に入れて、幻想郷に連れてきた事があってね、それでまぁ、さっきの紅魔館とか博麗神社とか色々な所に連れて行ったりして、ほら貴方のお父さんと貴方って顔やその他諸々似てるもの、もしかしたら、紅魔館の主人は貴方のことお父さんと勘違いしたのかも知れないわね、結構仲よさそうだったし、」
「は、はあ」
「まあ、そろそろ行ってきて頂戴、あと、紅魔の連中には絶対見つからないようにね」
「わ、分かりました」
と俺はそのスキマという奴に入って行った、
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