何処だ
目の前には登るのが嫌になるほどの長い石作りの階段
空は暗いが何故か視界は澄み渡っている
戻った方が良さそうだが、
一応、空は飛べるようになったが、幾分制御ができない、エレベーターのようにゆっくり落下できればいいんだが
まだ今のこの能力に慣れてないから多分、半分半分で失敗するかもしれん
そう思うと少しっためらってしまう
「登るか、」
階段があるってことはその先に人が住んでるかもしれない、
そうすると、もしかしたら下に安全に降りられる方法を知っている可能性はある
「は、は、は、何段あるんだよ、」
登り始めて何十分、落ちたら確実に死ぬ高さまで登ってきた
もう、最初にいた場所があんなに小さく見える、息も上がってきた
ここらへんで少し休憩でもするか、
「よっこらしょ」
腰を下ろし周りを見る
階段しか見てなっかたが良く見ると階段の横には少し咲き掛けの桜の木が植えられいた
桜か、ということは今は3月ぐらいか、
いやここは、幻想郷、何でもありの空間だ、思えばここは暑くもなく寒くもない、
なんかこう、不思議な感覚だ
「まあいいや先を急ごう、早く永遠亭に帰らなきゃな」
少し体力が回復したので再び階段を登る
「あー、どこもかしこもでっかいなホントに」
登りきった所には和風の門、塀に囲まれた永遠亭とはまた違う建物、
人はいそうだが、はたして入れてくれるか
コンコンコン
試しにノックを3回
しかし、反応なし
「ごめんくださいー!!」
今度は声を出してみる
「はーーーい」
小振り戸からふょこりと、またまた女性が出てきた
「あ、ええと、どなたですか?」
小振り戸から出てきた女性がきょとんとした顔だった
「あのすいません、下に降りるのはどうしたらいいですか?」
「はい?」
さらにきょとんとした顔をする少女
かなり直接的な事を言ってしまったか
「ああえあっと、ここの空間から下の幻想郷に帰りたいんですけど」
「へ?、来た道戻ればいいじゃないですか?」
ごもっともだ、
「いや、あの行きはよいよい帰りは恐いみたいな感じでして。」
「あー、なるほど?」
「???????」
「???????」
「ちょ、ちょっと待っててください」
と白髪の少女は小振り戸閉めてしまった、
なんとも、自分でも嫌になるぐらい説明がへたくそだな
多分誰か呼んでくるんだろうか、ともかく追い返されなくてよっかた
数分後、
「お待たせいたしました、どうぞこちらへ」
「あ、はい」
どうやら中に入れてもらえるらしい、ここがどこかわからないしこの人も常識人みたいだし、たぶん大丈夫かな?
中に入ると昔歴史の教科書で寝殿造というもの見た気がしたが、まさにそれだった
[あなたが妖夢が言ってた客人、やはり貴方でしたね」
案内された先にはまた一人、とても高貴なオーラを放っている、いや、ちがう、もっとこう異様なものだ
ともかく、どうやら向こうは俺のことを知っているらしい、と言うよりオヤジの事か、
「あの、すいません、親父の知り合いですか?」
「いいえ、わたしはあなたに会っていますよ。」
会っている?、一体いつ、どこでだ?
「あら、心当たりないですか、では、ヒントを出しましょう、私の能力は死を操る程度の能力ですよ」
「ああ、そうすか....」
分かんねーよ!死を操る程度の能力?つまり今まで死にかけたこと全部この人のせいってこと?
だとしたら、ふざけんじゃねえぞマジで。
いや、待て待て、向こうは見知ってる様だが、おれは初対面なんだ別になんも恨まれることもしてないし
だとすると、あの氷の幼女でも、白髪メイドでも、あの妹でもない、他に死にかけた事、
「死んだように寝てるんですもん」その時あの車掌さんの言葉を思い出した。
「電車、ですか?」
まだ確信がないのか、たどたどしく答える、
「はい、当たりです、もう少しかかると思ったんですけど、意外に早かったですね」
「ま、まさか」
「そうです、電車内で起こったあの不可解な現状は私のせいなんですよ」
あの誰もいない空間はこの人のせいだったのか、しかしこの人の能力は、死を操る事ができる。
恐ろしくなってきた、
もしかしたら今俺の目の前にいるこの人は、
俺を殺そうとした人かもしれないからだ、
そう考えると嫌な汗が出てきた
「あの時、俺に何をしたんですか」
怯えた声で問いかける
「簡単なことよ、肉体から魂を分離させだけ、初めは魂だけこっちに持ってくる予定だったの、でも、
君が途中で無意識に能力を使ったから中途半端に分離しちゃって、ほらここに来てから貴方自分の身に何か起きなかった?」
「死にかけました。」
「違う、言っとくけど幻想郷に来てからは私は何もしてないわよ。」
「だとしたら、記憶がなかったことかな。」
「あ、やっぱりそうだったのね、でもよっかたわ自我崩壊を起こしてなくって」
「は?」
今、さっらと恐ろしいこと言ったか?
「たまにね、記憶をなくしてそして経験も無くして、自分か分からなくなってんでそのま.....」
つまり俺は一歩手前まで行ってたのか、あっぶな!!
「ああ、そうそうこれが君の魂の三分の一ね。」
といつの間にか、ええと名前聞いてなっかたな、まあいいや、この幽霊お姉さん?のとなりに、半透明のふわふわと浮いた物体があった
「あれが俺の三分の一か....」
「そうよ、あなたは三分の一死んでるのよ」
「それ、返して貰えるんですよね?」
人魂を指さしながらとうが
「うーん、返しでもいいんだけど、あ、そうだ妖夢に勝ったたら、返してあげてもいいわよ」
そう、うふふと笑う彼女
「は!?なんでですか?」
「いやね、実じつは少し悔しいのよ、だって能力を破られたですもの、ちょっとだけいいじゃない」
「いやいやいや、そんな急に、ほら妖夢さんだってこまって.....」
ねーわ、もう刀持ってこっち来てんもん、
「..........」
どうしたんだろ妖夢さん、無言でこっち来てるし、てかなにあのあきれた表情、また面倒ごとかって顔してんじゃん
「あの、妖夢さん」
「なんですか?わたしまだ仕事あるのでさっさと終わらせますよ」
スッと刀に手を添える
あ、やる気だ
「安心してください、ちゃんと峰打ち(みねうち)にしてあげますから」
「いやちょっと待てくださいよ!」
「いいえ待ちません、いきますよ!」
「あっちょ」
瞬き一回のうちに間合いに入られる
ヒュッ!、と刀が俺に腹に目掛け迫ってき、俺は後ろに尻餅をつく形で避けることができた。
「あ、あぶね!!」
次にダスッと土に突き刺さる刀、反射的に横に転がって避けたが
「刺さってる刺さってる!!峰打ちじゃないじゃないですか!?」
「大丈夫ですよ、ちゃんと急所は外してるつもりですから」
「つもりかよ!!」
仕方ない、こうなったら
「アンタが引かないことはわっかた、そっちがその気ならこっちだって行かしてもらうからな!!」
俺は覚悟を決めて立ち上がり間合いから少し出る
次だ、次間合いに入って来た時に決めてやる。
安心しろ俺は想像が得意なんだいつも道理やればいい、アニメや漫画のようにの能力を使えばいいのさ。
次の瞬間、視界には銀色に輝く刀身
今だッ!!
「吹っ飛べ!!」
渾身の叫び声と共に宙に舞う妖夢さん、
相撲の張り手のように、バリアで思いっきり吹っ飛ばしただけだ、
まさか俺が攻撃をしてくるとは思わなかったようでもろに食らっていたようだが、
いや、ダメだ軽く吹っ飛ばしたぐらじゃびくともしてない
吹っ飛ばされた妖夢さんは、空中受け身をし威力を相殺、そして見事な着地を見せたのだった
戦ってなっかたら100点をあげたいぐらいだよ、そんなこと考えてる場合じゃない、早く次の手を考えろ!!
「驚きました、まさかあなたが反撃してくるなんて、いいですよ、戦う気があるなら、こっちだって少し本気で行かせてもらえます」
ヤバイ、確実に次はやられる、取り合えず守れ!!
目の前にバリアの壁を創造した瞬間、ギィッーンと鳴り響く金属音、それは数十メートルの間を一瞬で詰められた事を意味していた
クッソ!、
今度は妖夢さんの真上にバリアを創造してプレス機のように押しつぶしてやる、つぶさないけどね
腕を下に振ると同時にプレス機のようにバリアを落下させる、
「クッ!、お、重たい、や、やりますね」
それを刀で受け止める妖夢さん
制止させて気づいたが、長いとても少女が振り回せる物じゃないのは素人の俺でも分かる
いきなりダンッと地響きが鳴り響いた。
切れ味が良すぎるせいで真っ二つに切られてしまったか
自分の能力だが透明なだけによくわからん
すかさずバリアを張るが、先のプレス攻撃で俺のバリアでも斬られることが分かったため、とてもこころもとない、
さて次はどうするか、
カンッ、キンッ、ザンッ、
次々と振り落とされる刀、そしてそれを弾く俺のバリア
段々と俺の集中力もなくなってきたし息も上がってきた
対して妖夢さんは以前冷静さをたっもている、
チクショウ、このままじゃこっちが持たない
どうする、さっきから打開策を考えてはいるが、どうせ吹き飛ばしやプレス攻撃をしても見切られるのが落ちだし、ダメージも与えられない
こうして考えていている間でも妖夢さんの攻撃は続いている、
遠距離攻撃ならどうだろうか、こう正方形のバリアを薄くして回転させて手裏剣のように飛ばせれば、
でもその為にはまず距離を取らなきゃならない、
そんなことそうやすやすと妖夢さんが許してくれるわけもないわけで、いや待て、さっきの吹き飛ばしを自分にすればいいんだ!。
ともなれば早速実行してやる
大丈夫、空を高速移動することは慣れてる、慣れてなくてもやるしかない!!。
「妖夢さん!!」
大声で叫ぶ
「!?!?!」
妖夢さんは困惑して、一瞬刀を止めた
「吹っ飛べ!!」
この言葉で妖夢さんは守りの体制をとったが、残念、吹っ飛ばされる俺の方だ!!
叫んだ瞬間空中へと吹っ飛ばされる、
ものすごい風圧だ、しかしここで攻撃しなきゃ、着地狩りされてしまう、くらえ!!
思いっきり妖夢さんにむっかて右腕を振り下ろす、
瞬間、ブンッと、空を切る音が俺の右耳から一瞬聞こえた、
やった!、確信に満ちた手ごたえを感じる
そんな喜びもつかの間、俺は思いっきり背中から地面へ激突した、
「イッッッッッッ」
バリアで相殺しきれなかったか、クソ自爆した、これじゃあただのアホじゃねえか、息がしにくいし頭も痛いし体動かない、
どんどんと近づいてくる足音が一つ
妖夢さんかな?
あの手裏剣は防がれたか、避けられたか、どっちでもいい、眠たい
擦れた視界の片隅に右腕から出血をした妖夢さんの姿があった
「なんだ、ちゃんと当たってたじゃん」
妖夢さんと目が合いボソッと呟いた
そして俺は意識を失った。
読んでいただきありがとうございます!!