幻想入り物語   作:MUGENNNO

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少し都合が良い描写がありますがご了承ください


第3話

「うわぁぁぁぁぁーーーーーーーー」

目が開けられないぐらいの風圧が俺の体を襲う、

しかし 、ちゃんと飛んでいるか心配になり薄眼を開ける、

 

「よしよし、ちゃんと飛んでいるな、あ?」

 

確かにちゃんと紅い建物に飛んでいるのだが、

しかしこれ、絶対この建物にふっ刺さる奴だよね、

 

そう、一瞬瞼を開けて確かめた視界は、確実に建物にぶつかる道を歩んでいた、しかも結構な速度で。

 

「あ、死んだ」

 

そう思った瞬間、俺はとってにしていた模擬刀を握りしめて、紅い建物の両開きの門の前に立っていた、

 

「へ?、あ、あれ?、なんで?どうして?」

と、俺は少し放心状態になる、

 

「何が起こったんだ?俺はさっきまで空を飛んでいて、それで.....」

 

一体ここは何処なのか?取り敢えず俺が今日一日で分かったのは、ここでは外の世界の常識が通用しない、という事だけだ。

 

「はぁ、取り敢えず入ろうか、」

 

と門の前に立つ、

模擬刀を地面に置き、門に手をそえる

「うおおぉぉぉぉぉーーーーーー」

と全力で扉を押すがビクともしない、それもそうだこのんな大きな鉄の門、人間がどう足掻いたって開くわけがない

 

「ダメだ、しっかし、こんな大きな門、機械も無しにどうやって開閉してるんだ?」

と疑問を覚えるが、ここでは外の世界の常識が通用しない、なんだってアリなんだろう、

 

周りを一周して見ようかと考えたが、こんなにでかいんだ、歩いてるうちに、くたびれてしまうだろう。

 

「呼び鈴やインターホンの類も無いみたいだし、」

 

と俺はあることに気づく、門の向こう、大きな中庭には、沢山綺麗で色鮮やかな花達が咲いていた、

 

「綺麗だ、ちゃんと手入れがされているんだな、」

と見惚れてしまったと、同時にやはり人がいると確信したのだった。

 

 

 

数時間後、

 

「うん!、無理!」

 

と、あのあと散々門に向かってアタックしていたが、やはり動かない。

塀を越えようかと思ったが、高すぎて無理だし、

 

「ヤバイな、日が落ち始めて来たし、腹も減った、でも明かりが点いてるんだよなぁ」

はぁ、と一呼吸置き

「これで開かなかったら、野宿だな」

 

と最後の力を振り絞り門を押す、

 

「ううぅぅぅーーしょぉぉーーーー」

アレ、なんか、カブ取り爺さん、思い出した、

 

と、昔読んだ絵本の事を思い出す、って今はそんな事考えてる場合じゃねーよ

 

「ううおおぉぉぉぉぉーーーーーー開けぇぇぇぇぇーーーーー」

 

渾身の叫び声を上げる、

 

すると、

 

[ガダンッ、キキィィーーーー]と金属音を上げ門が開く、

 

「やっ、やった開いた、やったぞぉぉおーーー」

これでようやく、人に会える、もしかしたら帰れる方法を知ってるかも知れない、良かった

 

 

「えっと、お邪魔します、」

 

と言い敷地内に入り紅い建物に向かう、さっきまで遠目に見ていた花の香りが、俺の花を刺激する、

 

「あ〜、良い香りだ」

と自然に言葉が出る。

 

 

 

そのまま歩き続け、玄関までやって来た、

 

「なんか緊張するな、」

と呟きながら3回ノックをして、

 

「失礼します、すいませんどなたか、居ませんか?と大声を上げる」

俺の声は大きな部屋にこだまするが、何処からも返事が返ってこない。

 

 

「あれ?、おっかしいな?、すいません誰か居ませんか?」

と再度大声を上げるが、返って来るのは、自分のこだまだけであった、

 

「仕方ない、」

 

と言って俺は部屋を手当たり次第に開けていった、

 

「居ない」

「ここも居ない」

「ここにも」

 

 

 

はぁ、もう何室見たか分からない、

 

 

「はいはい、ここにもどうせ居ないんだろ!」

 

と勢い良く扉を開ける、

 

 

「うお!何だここ!」

と俺の目の前に広がるのは膨大な量の本だった、

 

「国立の図書館みたいだ、いやそれよりも、多いかも知れん、」

とあまりにも、膨大な数の本に圧倒され、本来の目的を忘れてしまう、

 

「少し、読んでみるか」

 

と大きな本棚から一冊本を取る、

 

埃や虫食いの一つもない、綺麗に管理されている本、一体何人係でやってるんだ?百じゃ、全くもって足りないな、

と感心しながら、本を開く、

 

「何だこれ?」

そこには、こっちの世界には無かった未知の言語が書かれてあった、

 

「うーむ、サッパリ分からん、」

 

とペラペラとページをめくっていく、

 

「ん?」

と、あるページに興味が湧いた、

「カッケーなこの魔法陣、」

 

そのページには色々な魔法陣が載ってあった、

「と、これぐらいにしとこう、」

 

と本を元の場所に戻して、探索を続ける、

 

「あ、机だ」

と、本棚以外のものを見つけそこに向かう。

 

そこには、

ソファーや広めの机に椅子、

 

机の上には沢山の資料や本、紙や羽ペンがあった、

「あれ?この資料、日本語で書かれてる」

とその資料を手に取り、めくって行く、

 

「なるほど、分からん、ただ、これは解読した奴なのかな?日本語だし、」

 

ともかく、先に人を見つけなきゃ、

今夜は長くなりそうだと、思いながら俺は図書館を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでくださりありがとうございます!
私もまだまだ未熟なところがありますので、アドバイスなどをもらえるなら有難いです
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