天才音楽家とガールズバンドのハチャメチャな日常 作:ポテト・ポテト・ポテト
朝目覚めると隣に友希那が寝ていた。
何故だ?
とりあえず状況が飲み込めない。
友希那を起こして訊ねるにしても気持ち良さそうに眠っているのに起こすのは酷なものだろう。
今思ったけど、改めて友希那って美少女だよな。
さぞモテるんだろうなぁ。
でも友希那の事だから一切相手にしてなさそう。
どうでもいいことを考えていると友希那が目を覚ました。
「あら、春音。どうして同じベッドに居るのかしら?」
「こっちのセリフだよ!どうして僕のベッドに友希那がいるんだよ!ベッドなら隣の部屋にあっただろ」
「そうなの?」
「このポンコツ」
「言いつけるわよ?」
「すみませんでした!」
手のひら返しとはまさにこの事だ。
僕が友希那に攻撃しても友希那には切り札がある。
「とりあえず朝食作るから友希那は先に着替えてて」
「わかったわ」
そう言って友希那はいきなり服を脱ぎ始めた。
ってストップストップ!
「ちょっ友希那!?まだ僕いるから!」
「そうね。それじゃあ早く行ってくれないかしら」
「わかったよ。僕もまな板には興味がないからね」
「言いつけるわよ?」
「すみませんでした!つい本音が」
「今回は許さないわ」
どうしよう。
本音言っちゃったよ。
僕って何か一言多いんだよなぁ。
まあ、朝食に友希那の好きなハチミツティーを出してそれから猫の画像と動画でなんとかなるだろう。
友希那はチョロいからな。
「友希那、出来たぞ」
「わかったわ」
少し不機嫌そうに友希那は言って、リビングに出てきた。
友希那の好きなものを出していれば喜ぶだろう。
「あら、このハチミツティー、美味しいわね」
「そうか。それはよかった。それとこれを見てくれ」
「これは……にゃーんちゃんじゃない!こんな画像どこで拾ったのよ!」
僕が見せたのはこの前テレビ番組の収録で地方に行った際に偶然見かけた写真だ。
この切り札を使う時が来るとは。
「春音、さっきの発言は許してあげるわ」
「ありがとな、友希那」
どうやら切り札を切った甲斐があったみたいだ。
許して貰えたみたいだ。
僕達は朝食を食べ終え、少しゆっくりしていた。
「私はもう帰るわ」
「おう。今の時間だと伯父さんも家に居なさそうだからな」
「そうね。春音、昨日は泊めてくれてありがとうね」
「いやいや、全然いいよ。いっつも一人だとさみしいしね」
「それじゃあ」
「また今度な、友希那」
こうして、友希那は家に帰っていった。
さてと、今日1日オフだし録画してあるドラマでも見るか。
僕はテレビを点けてドラマを見始める。
それから1時間がたち、ちょうど1話が終わったあたりで電話がかかってきた。
千聖からだ。
「もしもし、どなたでしょうか」
「私よ」
「人違いです」
よし、これで僕のオフを乱すものは誰も居ない。
するとピンポンとインターホンが鳴り響く。
「ったく、誰だ?」
見てみると千聖だった。
満面の笑みを浮かべている。
ただし目が笑っていない。
ヤバい。
居留守しよ。
僕はリビングに戻ってテレビを切る。
そしてソファで寝転がる。
そしてまたインターホンが鳴り響く。
千聖、もう我慢できない。
僕はドアを開けた。
すると千聖が口を開いた。
「春音、これはどういう事かしら?」
「ええっと、これはですね?深い深い訳がありまして……」
「何かしら?その内容次第ではどうなるか分かってるわよね?」
場所は変わってリビングにて。
千聖の訪問から2時間が過ぎた頃、僕はリビングで正座させられて長いお説教を食らっていた。
「わかったわね?」
「はい。わかりました」
「それじゃあお詫びに、といってもあれだけど今日1日私に付き合ってくれないかしら?」
「かしこまりました」
はぁ、ろくな目に会わないなぁ。僕。
またオフを潰されるのか。
オフとはいったい……
僕は着替えて玄関で待つ千聖の所へ向かった。
「お待たせ、千聖」
「春音、ひとまず花音がいつものところで待っているから、行きましょうか」
「うぃーっす」
待ち合わせまでしてやがったのか。
やれやれだぜ。
どうやら、僕のオフは仕事よりも疲れるらしい。
メインヒロインの投票なのですが10話までで締め切ります。
それまでに候補全員出します。気に入ったキャラにどんどん投票お願いします!
それと感想もくださると嬉しいです!
メインヒロイン投票
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燐子
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千聖
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花音
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リサ