天才音楽家とガールズバンドのハチャメチャな日常   作:ポテト・ポテト・ポテト

8 / 8
お久しぶりです。
これから投稿ペースあげていけるように頑張ります。


第8話 事務所の仲間達

目覚めると、リサが隣で寝ていた。

僕は今日仕事があるので早くでなければいけない。

よって、普段なら起こさないが今日は起こす事にした。

 

「リサ、起きろ~」

 

声を掛けたが、起きる素振りを見せない。

いや、実際にはリサは起きている。

悪戯好きなリサの事だ。

 

僕の反応をみたいのだろう。

いつもからかわれている分、少し反撃しよう。

 

「リサの寝顔、最高に可愛いな。ちょっとくらいキスしてもいいよな」

 

もちろんジョークである。

これを聞いてリサの耳が火を吹くほど真っ赤になっている。

完全に起きている証拠だ。

 

さて、期待しているリサを放置して準備しますか。

そう思ってベッドから出ると、腕を掴まれた。

 

「ハル、キスしないの?」

 

「やっぱり起きてたか。しねーよ。まさかリサ、期待してたのか?」

 

「別に…、してないけど…」

 

「嘘って顔に書いてあるよ。ったく、小さい頃から一緒に居るんだからそれくらいわかるっての」

 

「やっぱりハルには分かってたか~。それじゃあ仕方ないなぁ」

 

リサは僕の方へ歩いてきた。

気づけばリサの顔がすぐそこにあった。

 

マジかよ。

僕は羞恥心に負けて目を瞑る。

 

すると頬に柔らかな感触があった。

目を開けると、リサはさっきまでの反撃と言わんばかりの表情をしていた。

 

「まさかハル、期待してた?残念だったね、口じゃなくて」

 

「別に。期待なんかしてねぇよ」

 

「それじゃあアタシ行くね。ハル今日仕事みたいだし」

 

「ああ。それじゃあな。リサ」

 

「バイバイ!ヘタレのハルくん♪」

 

そう言って、リサは足早に帰っていった。

だが、僕は見逃してはいなかった。

 

リサの耳が真っ赤だったことを。

 

さてと、朝食でも作るか。

僕はキッチンに向かった。

 

それから少しして、僕の携帯が鳴った。

どうやら千聖からのメールのようだ。

 

内容は、もうすぐマネージャーの車でうちまで迎えに来ることだった。

そしていつものことながらハートの数が尋常じゃない。

もう慣れたので特になんとも思わないが。

 

千聖のメールから1時間後、マンションに一台の車が停まった。

千聖のマネージャーの車だ。

 

「おはよう、春音。今日はよろしくね」

 

「ああ、よろしく。椎名さんも、今日は乗せて頂きありがとうございます」

 

「いいよいいよ。ハル君なら毎日でも乗せてあげるよ!」

 

この人は千聖のマネージャーの椎名さん。

フランクな人で、かなり接しやすい。

ちなみに、僕のモデルデビューを推薦したのもこの人だ。

 

今日はラジオの収録でラジオ局まで向かう。

 

ラジオ局に到着し、スタジオ入りする。

それから少しして、ラジオの収録が始まった。

 

僕と千聖は順調に進行していき、お便りを読むコーナーになった。

 

「ペンネーム『春音様ガチ恋JK』さんからのお便りです。千聖ちゃんと春音様は同じ学校に通っているとのことですが、学校での春音様はどんな感じなんですか?」

 

またすごいペンネームだなぁ。

まあ日常茶飯事なんだけど。

 

「学校での僕?あ~僕的にはあんまり変わらないと思うけど」

 

学校でも仕事でも大して変わらない気がする。

 

「確かにあんまり変わらないわね。常にそんな感じだわ」

 

「まあ、僕はいつだって自然体だからね」

 

この調子で変なペンネームだらけのお便りコーナーは終わって、何事もなくラジオの収録は終了した。

 

「今週もお疲れ様、春音」

 

「千聖もお疲れ様。次千聖パスパレのレッスンだっけ?」

 

「ええ。春音は?」

 

「僕は次の新曲の打ち合わせ」

 

最近タレントとしての仕事が多いが僕の本職は作曲家だ。

当然、新曲の打ち合わせもある。

 

「それじゃあ行き先は同じね。椎名さんが待ってるわ。事務所にいきましょ」

 

「そうだな。行くか」

 

僕達は椎名さんの車で事務所に向かった。

事務所に着いてから、打ち合わせまでまだまだあるので控え室で待つことにした。

 

「ハルネさ~ん!」

 

僕が控え室に入ると、パスパレのメンバーの若宮イヴがいきなり抱きついてきた。

 

「久しぶり、イヴ。最近どう?」

 

「とても順調です!……でも、ハルネさんに会えなくて少し寂しかったです」

 

イヴは天使すぎる。

ガチで妹にしたい。

 

「そうか。それは悪かったな。お詫びと言ったらなんだが、僕に出きることはないか?」

 

僕がそう言うと、イヴは少し考える素振りをしてから、

 

「うーん。皆さんが来るまで、頭を撫でて欲しいです!」

 

と言った。

それじゃあお詫びじゃなくてご褒美になっちゃうじゃん、と思ったがよろこんで受ける。

 

僕がイヴの頭を撫でていると、控え室のドアが開いた。

 

「あれ、今日は春音君も来てるの?」

 

「ああ。そういえば教室以外で会うのは久しぶりか。彩」

 

控え室のドアを開けたのはクラスメイトでもある丸山彩だ。

 

「そうなるね。今日は何の仕事なの?」

 

「今日は新曲の打ち合わせだよ」

 

「そうなんだ~。新曲、楽しみにしてるね!」

 

「ああ。楽しみにしててくれ。最高の曲に仕上げるから。それじゃあ僕コンビニ行ってくるけど、欲しいものある?皆」

 

「特に無いわ」

 

「私も大丈夫です!」

 

「肉まんお願い!」

 

「分かった、彩は肉まんだな。それじゃあ行ってくる」

 

それから僕は事務所のすぐそこにあるコンビニに向かった。

メインヒロイン投票

  • 友希那
  • 燐子
  • 千聖
  • 花音
  • リサ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。