あれは高校を卒業して社会人になった2週間目のことだった。その日の研修が終わって、未だ慣れないながらも疲れの溜まりがマシになっていたのがいけなかったのかもしれない。少し急げば定時より早い電車に乗れるので横断歩道が点滅してる時に、止まらず渡ろうとしたんだ。そしたらよくある信号無視で轢かれて死亡よ。親に申し訳なかったね、マジで。これから今まで世話になった分返していこうと思ってたのに、親より先に逝くっていう親不孝をしたんだから。
次に目を覚ましたのはなんかパソコンっぽいやつだけがポツンとある白い空間だった。で、当然調べるよね?2次元知ってたら。
調べると最初に、
《ここはランダムに選出された死者を転生させる空間です》
と出たので、゛こんな所でもデジタルになってんのか。゛と思いながら続きを読んでいく。
《この機材にて4つの特典を選択してください》
《また、転生先の世界はファンタジー系統の転生者の記憶にある世界からランダムに選ばれます》
そこから下は特典の一覧がズラっと出ていた。この時点で何某槍使いの小説っぽいな、と感動しながら制限時間があったりするか確認して、無かったので時間をかけてじっくり選んでいこうと思った。
初めに選んだのは何某槍使いをリスペクトして〈
次はよくある「光と闇が合わさって最強に見える」をするために〈
3つ目は結構真面目に〈
最後に直感で〈異神進成〉と選択。効果は神性の獲得と、進化、成長能力に異常補正、及びその効果の付与。また
そこまで入力し終えると、
《この特典は変更できません》
《本当によろしいですか?》
《はい/いいえ》
もちろんはいを選択する。すると、
《それでは世界を選出します》
《・・・》
《世界が決定しました》
《転生先はハイスクールDxDとなります》
《なお、転生する種族は人間の血が含まれる人型の内でランダムに決定されます》
《また、確率で世界特有の能力を獲得することができます》
《それでは良い来世をお祈りしております》
そこで機材が光を放ち意識は暗転した。