英雄が人間なんて嘘だ!   作:AZAZERU

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ほぼ会話文です。


24話

「君は一体何に怒っているんだ?」

 

「·····は?わかんねぇのか!?このタイミングで!?嘘だろ·····。」

 

「·····まさかコカビエルか?」

 

「コイツめっちゃ殺したいっ。そうだよ友達だったんだよ!·····なって半日経ってないけど。

 

「そうか、君は俺がコカビエルを貶したことが許せないのか。」

 

「そうだよ!アイツは親友のために命を張ったんだ。自分の誇りを汚してでも、親友の想いを叶えたいと!なのに何でお前なんかに貶されなくちゃいけないんだ!」

 

「·····確かにそう言われると貶す理由は無かったのかもしれないな。だが俺は君に謝るつもりは無い。何故なら俺は白龍皇だからな。」

 

「·····それはアレか。「俺は強い力を持っている龍だから自分勝手にして何が悪い」みたいな考えか?」

 

「まあ概ねそうだな。強い奴が弱い奴を貶す、(なぶ)る、見逃す、鍛える、どれも自由だ。この世は極論弱肉強食だからな。」

 

「そうかそうか。お前はお前が俺より強いと思っているから、こうやって俺と話しているし、口だけの謝罪もしないと·····?」

 

「事実だろう?

 確かに君が出したその篭手からは強い龍の気配がするが、君からは何も感じない。つまり君が俺の感じ取れない程オーラの隠蔽が上手いか、圧倒的に強いか、弱いかだ。

 おれが感じ取れない程の隠蔽能力は無さそうだし、俺より強いようには見えない。つまり君は俺より圧倒的に弱いことになる。」

 

「·····ふふ、ふふふふふっ。

 こんなに馬鹿にされたのは何十年ぶりだろうな?なんか逆に冷静になったわ。

 とりあえずお前は半殺しになるまでしばく事にした。」

 

「ふっ、君にできるとは思えないが、やって見るといい。」

 

「そうですかそうなんですかそうなんですねの三段活用!」

 

「グハッ!」

 

「お前がッ、死にかけるまでッ、殴るのをッ、止めないッ!」

 

 

 そしてそれから20分後·····

 

 

『お、おい。そこまでしなくてもいいんじゃないか?

 確かにヴァーリも言い過ぎたかもしれないし、そこまで殴られれば反省もするだろう!だから許してやってくれっ!』

 

「はぁ?まだ許す訳ねぇだろ!お前アレか?何も知らん弱い奴が赤い竜(ドライグ)のことを馬鹿にしてきたらキレるだろうがッ!あぁ!?」

 

『確かにそうだがッ、ソレとコレとは·····いやそんなことよりこのままだとヴァーリは死んでしまうぞ!半殺しにするんじゃなかったのか!?殺さないんだろう!?』

 

「·····ハッ、完全に忘れてた。コイツ殺したらコカビエルの献身が無駄になってしまう所だった。危ない危ない。」

 

『(ふぅ、何とかヴァーリの命が助かったな。歴代最高の宿主だったのだ、これからの成長を見て見たい思いがあったし、良かった。)』

 

「とりあえずまた気絶してやがった奴らと一緒に記憶を消して、元の場所に送り返そう。白い竜(アルビオン)は·····別にいいか。結界張ってた奴らの記憶もちょっと弄らないと·····。面倒くせぇ。

 

『(俺の記憶は残しておくのか·····。ヴァーリには敵にしないように言って聞かせなければ!)』




戦闘などなかった!
油断してる所に腹パン→顔面殴打→全身殴打の順で痛め付けていました。
股間は攻撃してませんよ?
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