「君は一体何に怒っているんだ?」
「·····は?わかんねぇのか!?このタイミングで!?嘘だろ·····。」
「·····まさかコカビエルか?」
「コイツめっちゃ殺したいっ。そうだよ友達だったんだよ!·····なって半日経ってないけど。」
「そうか、君は俺がコカビエルを貶したことが許せないのか。」
「そうだよ!アイツは親友のために命を張ったんだ。自分の誇りを汚してでも、親友の想いを叶えたいと!なのに何でお前なんかに貶されなくちゃいけないんだ!」
「·····確かにそう言われると貶す理由は無かったのかもしれないな。だが俺は君に謝るつもりは無い。何故なら俺は白龍皇だからな。」
「·····それはアレか。「俺は強い力を持っている龍だから自分勝手にして何が悪い」みたいな考えか?」
「まあ概ねそうだな。強い奴が弱い奴を貶す、
「そうかそうか。お前はお前が俺より強いと思っているから、こうやって俺と話しているし、口だけの謝罪もしないと·····?」
「事実だろう?
確かに君が出したその篭手からは強い龍の気配がするが、君からは何も感じない。つまり君が俺の感じ取れない程オーラの隠蔽が上手いか、圧倒的に強いか、弱いかだ。
おれが感じ取れない程の隠蔽能力は無さそうだし、俺より強いようには見えない。つまり君は俺より圧倒的に弱いことになる。」
「·····ふふ、ふふふふふっ。
こんなに馬鹿にされたのは何十年ぶりだろうな?なんか逆に冷静になったわ。
とりあえずお前は半殺しになるまでしばく事にした。」
「ふっ、君にできるとは思えないが、やって見るといい。」
「そうですかそうなんですかそうなんですねの三段活用!」
「グハッ!」
「お前がッ、死にかけるまでッ、殴るのをッ、止めないッ!」
そしてそれから20分後·····
『お、おい。そこまでしなくてもいいんじゃないか?
確かにヴァーリも言い過ぎたかもしれないし、そこまで殴られれば反省もするだろう!だから許してやってくれっ!』
「はぁ?まだ許す訳ねぇだろ!お前アレか?何も知らん弱い奴が
『確かにそうだがッ、ソレとコレとは·····いやそんなことよりこのままだとヴァーリは死んでしまうぞ!半殺しにするんじゃなかったのか!?殺さないんだろう!?』
「·····ハッ、完全に忘れてた。コイツ殺したらコカビエルの献身が無駄になってしまう所だった。危ない危ない。」
『(ふぅ、何とかヴァーリの命が助かったな。歴代最高の宿主だったのだ、これからの成長を見て見たい思いがあったし、良かった。)』
「とりあえずまた気絶してやがった奴らと一緒に記憶を消して、元の場所に送り返そう。
『(俺の記憶は残しておくのか·····。ヴァーリには敵にしないように言って聞かせなければ!)』
戦闘などなかった!
油断してる所に腹パン→顔面殴打→全身殴打の順で痛め付けていました。
股間は攻撃してませんよ?