ヒロイン枠·····かな?
結論から言います。
封印はした、封印は·····ね!
ちゃんと説明する、うん·····誰に説明するんだろうか?
待て、落ち着け!深呼吸だ!
ス---、ファ---。
良し、ちょっと落ち着いた。じゃあ改めて説明しよう。
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あの封印の仕掛けにはちゃんとオーフィスが引っかかってくれた。こう空間を割って出てきて、
「強い力を感じる·····何?」
とか言って出てきたんだよ。
で、予定通り結界の強度をガン上げして、
「オーフィスさんよ、俺は今から俺の(精神的)平穏の為にあんたを封印する。
あんたは静寂を手に入れたいんだろ?だから用意してやったぜ!感謝して封印されろやっ!」
って格好つけた後、これまた予定通りに三重の虚無結界を展開して様子を見守りました。
でだ。その後出てこなかったから、
「コレは勝った!犠牲無し、消耗無し、戦闘無しの完全勝利だぜっ!!」
って感じで喜んでその場で隠蔽の結界を張って、爆睡を決め込んだわけ。
そんで起きてみると·····、オーフィス結界から出てきてて、こっちのこと覗き込んできてたわけ!
意味わかんなくね?
壊されたんじゃなくて、ただ出てこられたんよ·····?
しかも感覚的に寝てたのって3日間ぐらいなんだよ。·····何時出てきたのか分かんないんだよねぇ。
敵意や害意なんかを持ってたら俺も気づけたと思うけど、そういう悪意って感じの感情を発してないから気付けなかったんだよ·····。
こうして混乱から落ち着こうとしてる間もオーフィス=サンは、じっとこちらを見続けている。
今のオーフィス=サンは美幼女だけど目が死んでるからホラーでしかない。
「·····あのー、オーフィスさん?」
「ん、何?」
「何故俺の事を凝視して·····、いや、どうやって結界を壊さずに出てこれたんですかねぇ?」
「我、結界に包まれた後、結界壊した。そしたら何も無かった。我の求めた静寂、次元の狭間じゃないけど手に入ったと思った。
でも我は、我をここに封じたお前に興味を持った。
だから結界を壊して出ようとしたけど、結界の壁が見つけられなくて困ってた。とりあえず動いてたら眠くなって、それでも歩いてたら出れてた。」
「·····なるほど?」
あれか?結界の区切りを曖昧にしてたから、意識が曖昧な状態で曖昧な結界の壁に近付いたから出れた·····のか?
そういえば俺って封印対象を指定したっけ?·····してなかった気がする。結界の起点を最初の結界にして、その結界が破壊されると、強度はそのままに壁が曖昧になるよう設定した。·····うんしてないな!
「我、お前に興味ある。一緒にいていい?」
「駄目です。一緒にいたいなら封印されて下さい。」
これで勝ったな!
作戦はポカミスしたけど、これで断れば近付いて来なくなるだろうし、受け入れれば放置でOK!精々様子を見に来るぐらいだ。
「ん、じゃあお前の中に封印される。ドライグやアルビオンみたいに。」
「ファッ!?」
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こんな感じで現在、俺の中にオーフィス=サンが封印中です。
ドウシテコウナッタッ!