理由としては、投稿してると思っていたらされていなかった、という間抜けな話です。
今後はこのような事がないように注意します。
オーディンがレーティングゲーム用の異空間に転移してすぐの事。
オーディンが出てきたのは神殿らしきものを模した建築物の外、だだっ広い荒野であった。
もちろん既に旧魔王派の悪魔達が空と地上に展開していた。だがそんな彼らは今、転移してきたオーディンに気付かず、対戦相手兼裏切り者であるディオドラ・アスタロトがリアス・グレモリーの僧侶の眷属を攫う演説に集中しているようだった。
そして演説が終わり、ディオドラが転移した後、戦闘が始まったがオーディンからすればどちらも雑魚の雑魚、小指も使わずに殺せる程度でしかない。
オーディンがアザゼルに依頼されたのは、旧魔王派の殲滅とリアス・グレモリーの救助。殲滅は片手間でも十分にこなせるが、感情的に動くガキであるリアス達の救助が面倒臭い。どうせ「攫われた眷属を助けに行きたい!」とか我儘を言うに違いない。その時は見捨てよう、そこまでの責任を持つ理由はほとんど無い。
「ほれ、何をやっておる。お主らのような子供は早う逃げんか。」
「うおっ、なんだ爺さんこんな所にいたら危ねぇぞ!」
「貴様の様な輩に爺さんなどと呼ばせる許可は出しておらんのだか·····、まあ子供の戯言として流してやろう。
儂はアザゼルに頼まれてここに来ておるんじゃ。子守りなんぞ儂はしとうないのでな。さっさと逃げるがいい。」
「·····!もしやオーディン様でいらっしゃいますか?」
「やっと気付いたか。
そうとも、儂はオーディン。北欧の主神にして魔術の神よ。まあ他にも色々あるんじゃがの。
ほれ、そんなことよりはよ逃げんか。全く何度言わせるのか·····。
ああ、先に言っておくが攫われた小娘を助けに行きたければ勝手に行くがいい。そこまでの面倒は見ておられんからの。」
「ッ、みんなアーシアを助けに行くわよ!」
「けど部長、こんな数の敵を前にいくら有名なオーディンと言っても1人じゃ厳しいんじゃ。」
「聞こえとるぞガキが。貴様の様な若造の心配されるほど老いてはおらんわい。こんな雑魚なんぞ小指で十分じゃ。
ほれ『グングニル』」
そんな軽い言葉と共に小指で投げられた槍は、敵悪魔達を多数巻き込みながら、目の届く範囲を直線状に消し飛ばした。
「スゲェェェェェ!」
「ほれ、分かったじゃろ。ここに居られてはむしろ邪魔じゃ。さっさと行かんか。」
そしてリアス・グレモリー達はディオドラのいる神殿もどきに向かっていった。
「さて、邪魔なガキ共は離れていったが、この数を虱潰しは面倒じゃのぅ。
·····そういえばこれの効果をきちんとは試しておらんかったの。
確かこれを持ち、明確なイメージを描いて、それをこれに叩き込むイメージで力を込めれば、最低でも儂の出来ることは出来ると言っておったの。言葉にすれば間違いないとも。
そうじゃのぅ·····、『グングニルを一時複製、敵『禍の団』所属悪魔、自動追尾、装填、発射』」
その言葉が発された直後、オーディンの背後に大量のグングニルが発生し、発射されていった。それらは複雑な軌道を描きながら敵を殲滅していった。
その頃遠くの方でとある貴族悪魔が話をしている最中に飛んできた槍に消し飛ばされたそうな。
時同じく、攫われた元聖女を次元の狭間に飛ばそうとしていた貴族悪魔が、隠れていた小さな異空間ごと槍に消し飛ばされたそうな。