英雄が人間なんて嘘だ!   作:AZAZERU

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ちょっと中途半端かも。


5話

 結果としては、結構昔だと思う。とりあえず日本を探してどんな状況かで時代を見ようとしてたらまだ鎖国中ぽかったので、多分200〜300年ぐらい前だと思うんだよ。原作は確か2015年ぐらいだったと思う。·····多分、きっと、メイビー?

 なので特に何をする訳でもなく過ごせそうだ。もう最近は同じ感じの日常が続いてる。前世にはなかった魔力や魔法を使って楽しんでたけど、それも飽きてきた。でも森は出たくないんだよなぁ、この自由な引きこもり生活を続けていたいし。まあ飽きたって言ってもあと1年ぐらいなら続けられそうだからまた魔獣を創りながら過ごしていようかな·····。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 外の時代を確認してから1年ぐらいすぎてそろそろ出てみようかなって思い始めていた時に、アレが来たんだ。

 

 

「ここが噂のダンジョンか?」

 

 

 そう言ってアレは堂々と俺の世界に入って来やがった。見た目は赤毛で気の強そうな男だった。俺もかじったことしかないからハッキリとは言えないけど、多分武術を学んでるようなやつじゃないと思う。

 

 

「どーも普通の森にしか見えねぇな、しょうもねえ。早く魔獣っつったか?来ねぇかなぁ、ぶっ殺してやるからよぉ!」

 

 

 何時からか知らないがここの事が外にバレていたらしい。確かに時々異界の外に出ていく魔獣もいたから、それでバレたのかもしれないけど、それなら元の森に行くはずだ。こっち(異界)のことをどうやって知ったんだ?

 

 

「にしても陰気な場所だな!ここの場所を教えてた魔法使いの爺は危険だなんだって言ってたけど、俺にかかれば魔獣とやらもどうってことねぇしなぁ?」

 

 

 まさか自分から情報を出してくれるとは思わなかった。確かに魔法使いならここの場所に勘づいてもおかしくはない。……おかしくはないだけで怪しくはあるのだが。ホントにそいつはただの魔法使いか?あとコイツ油断しすぎだろ。

 ちなみに魔獣には外層(異界は外から外層、中層、深層、最奥と分けて呼んでいる)の中程付近まで下がるように言いつけてあるので、まだ出会っていないだけである。まあ気づけというのも酷か、と自分でも思う。

 

 

「しっかし来たはいいが魔獣もいねぇし、爺が言ってた"主"って奴もいねぇ。もし嘘だったらどうしてくれようか。ブツブツ……」

 

 なんか他にもぶつくさ言っているがそんな事はどうでもいい。この場所がバレてるだけじゃなくて俺がバレてるだとッ。……いや、決めつけるのはまだ早い。もしかしたらココの魔獣のどいつかをそう認識してるだけかもしれない。…正直コイツからもっと情報が取れそうだけど、もうすぐ魔獣達がいる付近に辿り着く。ココで自然発生した魔獣は基本的に食物連鎖、つまり自然な形でいることを尊重しているので、今回のように命令することは珍しい。ただコイツは特に強そうには見えないので何かしら命令しようとは思っていない。

 

 

「……お?やっとか。パッと見た感じは普通の犬っぽいけどどうなんだろうな…。ま、さっさとぶち殺すかね。」

 

 やっぱりコイツ危機感が薄いな。なんでこんなに自信を持ってるか知らないが早く死んで欲しいな……、あ。

 

 

赤龍帝の篭手(ブーステッド・ギア)!さて、やるか。」

 

 

 ……なるほどな、神器か。しかも赤龍帝とは。面倒なやつが来たな。まあ白龍皇よりはマシかもしれんな。…いや一緒か。ちょっと危ないかもしれないから強いやつを応援に出すか。

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