英雄が人間なんて嘘だ!   作:AZAZERU

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ゴールデンなウィークに入って嬉しィィィ!
この間に4話ぐらい投稿したいなぁ


8話

 ……やっぱり人型のヤツを殺した後味は悪いな。

 

 別の後悔してるわけじゃない。赤龍帝(アイツ)は俺の異界(すみか)に攻めてきたし、逃がせばもっといろんな奴が来るかもしれなかった。もちろん逃がさなくてもアイツが死ぬ程度にここが危険だと思われるけど、どんな構造でどんな奴がいるかって言う情報を与えないのはデカい。

 それでも自分が生きる為に、つまり食料とか縄張り争いとか以外で殺すのは……なんだかな、心にしこりが残るというか、な。

 

 たぶん転生前なら殺したのを見た時に吐いてたかもしれないけど、特典と野生生活のおかげでそういうのには慣れた。ついでに前世では死ぬほど嫌いだった虫も普通になった(白目)。

 

 話がそれた。

 結論だけ言えば、気分が悪い、でも後悔はしてない!って感じかな。さっきも言ったみたいにもっといいやり方があるんだろうけど、特典で頭が良くなったって考え方が変わるわけじゃないから俺じゃこれが限界だ…。

 

 ……さて、そんなことより緑色の鳥(あの子)にご褒美をあげないとな。あの子の速度なら赤龍帝(アイツ)を持ちながらでもすぐに最奥(ここ)まで飛んでこれるだろう。

 

 ……来たな、おかえり

 

 

「ピヨピヨ」

 

 

 ああ、ありがとう。偶然とはいえ、これで赤龍帝の因子が手に入ったから龍/竜を創る時にできることが増える。

 それじゃご褒美だ、何が欲しい?

 

 

「ピヨ、ピッピヨ」

 

 

 そうか、名前か。うーむ、簡単なのでもいいか?俺にネーミングセンスはないからな。

 

 

「ピッ」

 

 

 そか、じゃあ……翡翠とミドリどっちがいい?

 

 

「……ピヨッピ!」

 

 

 わかった、これからお前は翡翠だ。

 

 よし、これですることはなくなったな。

 今回のことを反省して、とかいってなんか対策取れればいいんだけど、どうすればいいのかわっかんねぇんだよなぁ。異界の壁を作ればいいのか?でもそれすると魔獣が外に出れなくなるし、出れたとしても帰ってくるのが難しくなる……、却下だな。

 判別とか出来るといいけどそんなこと俺には(まだ)無理だし、どうしよ。

 

 ……とりあえず放置でいいか。原作の赤龍帝とかの神殺具(ロンギヌス)所有者の扱いは(弱くても)結構高かったから、もしかしたらアイツもなんかの組織、勢力に入ってたかもしれないけど、野放しにしてるぐらいなんだから優先順位は低いんだろう。

 アイツ程度の奴らなら中層の子達で蹂躙できるから問題なし。

 

 ……それでも怖いから真面目に修行でもしようかな。特典の力を重点的に使って殺されないように、もっといえば痛い思いをしないようになろう。

 ……わからないことも多かったし、ちゃんと調べないといけないし。

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