西洋竜のような、怪物と対峙する優と真也、それを助けたのはユキの体を借りたクインズ、そして授かった新たな力、その力で勝利を納める、しかし、また真也は去ってしまった・・・
6月8日午前11:10
獅童家ではある論争が繰り広げられていた。
「えーと、つまり・・・」
「仕方無いじゃん、あのアパート燃えちゃったし。」
前回の戦闘で半径1キロが焼け野原になったらしく、ユキが借りていたアパートもその範囲内だったため、優の家に住ましてくれないか?と言う申し出だった。
「家賃半分出すから!」
「いや、問題点もっとあるだろ!」
「だって良い物件探してる暇無いし。」
「嫌、それでも付き合ってもない男女が同居って・・・」
「セカオワの人たちだって同居してるじゃん!」
「それは別問題だろ!」
その場に沈黙が続き、時計が11:30を告げる。
「あっもうすぐ練習室予約した時間だ、続きはあっちでしようか?」
ユキは頬を膨らました。
同時刻???
「私の最高傑作を持ってしてもたったの1キロメートル・・・」
「落ち込んでんなスティング。」
「当然ですよ、更にあの裏切り者まで・・・」
「だったら、次は俺に・・・」
「次の作戦、私がやっても良いかしら?」
扉を蹴り飛ばし誰かが入っていく。
「いたんですね、カプリス・・・」
「ええ、ただいま、スティング。」
「全く、お前は‼こう言うタイミングで」
「スティング、あなたのあの技術少し貸して頂戴?」
午後4:00
(やっぱり突然過ぎて駄目だったのかな・・・)
ライブハウスの外の自販機の前のベンチで、悩んでいる、当然、反省点はわかってない。
(いっそのこと実家住まいも・・・あーそうしたら今のバイトできなくなるし・・・)
「あれ?こんな所でなに考えてんの?」
「美佳?何でここに・・・」
ユキの前に現れたのは青山美佳、大学の同級生だ。
「で、私でよければ相談乗ろうか?」
「良いよ、どうせくだらないし。」
「別にイーじゃん、今さら隠す仲じゃないでしょ。」
「じゃあ・・・」
ユキは全て美佳に話した。
「確かにユキが突然すぎたかもね。」
「やっぱそっか、まぁでも実家帰る気もないし・・・まあ電車で数駅の差だし・・・」
「でも彼と一緒に居たいんでしょ?だったら・・・その欲望利用させて?」
美佳はユキに鍵を突き付けた。
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「emergency(緊急事態です)」
「okすぐ行く。」
緊急信号、今回もまた、急行する。
「この辺か?」
そこでは狼の様なホールズが居た。
「いッ命だけは・・・」
「set up」
「変身!」
「施錠!・・・向上!・・・ロック!」
変身し、怪物を引き剥がす。
「とりあえず、これでッ、」
剣を振るうが、高速で交わされる。
「なんだあの速度・・・」
「art up・・・Cheetah」
圧倒される優の前で信也が高速移動で怪物を圧倒する。
「全く、情けないな。」
「うるさい、こっちだって!」
「優、スピアモードだ!」
「言われなくても!」
「all right」
構えて二人で追撃する。
「これで終わりだ!」
「overflow」
「ガッチング・・・」
「良いのかしら?その子を倒しても。」
何者かが問い掛ける。
「貴様、何者だ?」
「私はカプリス、山羊座の幹部よ、それは置いておいて、その子は寄生型、封印したら取り込んだ生物ごと封印されるわよ。」
「冷やかしか?」
「そんなわけ無いじゃない、良いのロック、取り込んだ生物の中にあの子がいるのに・・・」
「まさか!」
キードライバーが怪物を鑑定する。
「sorry・・・」
「えっ。」
「どうやらビンゴの様だ、大量の人間が取り込まれている、しかもその中に・・・ユキがいる。」
流石にコレには動揺を隠せなかった。
「関係無いな、それでも倒す!」
「なら、選択肢をあげる。」
優に向かって鍵を投げる。
「1、構わず倒す、2、その鍵で分離の力を手にする、まあ副作用に苦しむことになるけどね。」
「決まってる、勿論1だ!そうだろ?」
「ここで倒したら、ユキに二度と・・・」
「まあ、好きにしなさい、決断を伸ばせば伸ばすほど、この子が取り込む生物が増えるだけだけど。」
そのまま、二人とも逃げられてしまった。
「呆れた、くよくよするな。」
「それでも昨日まで一緒に居れたユキが・・・」
真也が優の胸ぐらを掴み言い放つ。
「最愛の人と、大勢の他人、お前はどっちを選ぶ。」
「・・・だよ」
「聞こえないが。」
「両方、大切だよ!」
「甘いな、お前がそう言ってるなら、勝手にさせてもらう。」
真也は、そのまま立ち去った。
「サモンズの鍵・・・使うしかないのか・・・」
「サモンズ?」
「エレメントナイツの5人目だ。」
「じゃあ、その力で。」
「駄目だ、コード式デバイスは危険だ。」
「コード式デバイス?」
「旧式の禁断デバイスだ。」
次回予告
ユキを取り込んだ怪物は次々に人を取り込み、その照準はやがて優に、そのとき、3人の決断は?
次回「祝福の決断」
救いだして、祝って貰うんだ・・・