仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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前回の仮面ライダーロック!
「家賃半分払うから!」獅童家に住ませて欲しいと申し出るユキ、断った後にプラネットキーを入れられ怪物化してしまう。
しかし、寄生型のため封印することを迷う優。
果たして結末は・・・
色々抜けてる? 気にするな!


第14話 祝福の決断

「駄目だコード式デバイスは危険だ。」

「それでも救う方法があるなら、トライするしか無いだろ。」

「いや、このデバイスは最悪死を引き起こす。」

「死?」

「厳密には脳のキャパオーバーによる脳死、起動時に送り込まれるデータ量に耐えれるとは到底思えない」

「そんな・・・」

「それだけじゃない、戦闘時は意識内でリンクしている、搭載しているメモリーキーが・・・いや、それはないか。」

優は動揺を隠しきれず俯いてしまう。

「じゃっ・・・じゃあ、諦めるしかないのか。」

「戦士にとって断捨離は不可欠だ仕方ない。」

「master」

煮えきらない決意が更に優を惑わした。

「今度はここかッ」

真也は逆に怪物を追いつめようとしていたが、全くもって歯が立たない。

「スピードだけじゃ無理か・・・」

しかし、その思考している間に、呆気なく飛ばされ、変身が解ける。

「あらあら、こうも容易くやられちゃったわ、歯応えの無い男は嫌いよ。」

「知るか、まだ終わっちゃ・・・」

立とうとするがここまでの疲労が身体を蝕み思うように動けない。

「お前、目的はまさか。」

いつもより弱々しい声で問い掛ける

「だとしたら、どうするの?」

「・・・を、そいつを倒して俺の物に。」

「そ、次の獲物に掛かりましょうか。」

「待・・・て・・・」

少しずつ意識が遠退いてゆく、完全な敗北だった・・・

「あれ?次はこの子?」

その怪物は確かに優の方向を見つめていた。

「俺・・・?」

「そう言うことか、ふたご座の人間を集中的に取り込んでいたって訳か。」

「ご名答、よくわかったわね。」

ユーズが付け加えて告げた。

「響ユキの優と共に居たい、その願望をねじ曲げ、ふたご座を片っ端から探しては襲った、どーせそれで、世界人口の1/12を滅ぼす計画立ったんだろう?」

「そこまで、わかったとは流石ね、でも、ここで死になさい。」

カプリスが光弾を放つ、だがその煙の裏で変身する。

「ユーズ、交代だ。」

「ああ」

「auto battle MODE」

優とユーズの意識が入れ替わり、そのまま戦闘を開始する、まず一手目は相手の先制、スピードでそのまま圧倒されるが、そのまま11発目で捕まえ、そのまま、剣で切りつけ、ダメージを与えていく、そして最後の一手で止めを刺そうとするがそこで優がユーズを止めた。

「やっぱり、無理だ、ユキを・・・皆を諦めるなんて。」

「優・・・」

そこで怪物に追撃され飛ばされる。

「終わりよ、二人の戦士。」

怪物が光線を放つ、それを何者かが、受け止める。

「・・・助かった・・・のか?」

「無事か騎士ロック。」

「まさか、あなたは。」

「ああ、クインズ様の守護騎士、24代目アスタロト。」

彼、いや、彼女は確かにそう名乗った、だがユーズは知っているようだ。

「あなたがここにいると言うことは。」

「はい、あの方はクインズ様の憑代、故に何としても救わなければなりません。」

「じゃあ、これを・・・」

優が鍵を取り出した途端、両手を握って引き留め首を振った。

「えっ・・・」

「このまま使っては為りません、今から浄化します。」

そう言ってなにかを唱え始めた、その途端、鍵が光り出した。

「これで問題在りません、さあ早く。」

言われるがまま、キードライバーに鍵を刺した。

「Please come keypadraiza-」

優の腕になにかが装着された。

「そこに起動コード、1593を入力しなさい」

言われた通り入力する。

「ok password Consent change up!」

優の身体に新たな鎧が装着され、新たな姿になる。

「名付けて、ファイアウォールフォームだ。」

「そんな姿になったところで同じよ!」

そのまま怪物に攻撃させる、それを優は双剣で受け止め、コード「2864」を入力する。

「consent」

「「セパレートイリュージョン!!」」

剣で切りつけ、その隙間から取り込まれていた生物が解放されていく。

「まさか本当に使うなんて・・・」

「これで心おきなく戦える。」

そのままコード「69315」を入力する。

「charge up 」

そして腕に装着されたキーパットライザーからメモリーキーを抜き、キードライバーに刺した。

「finish up fever」

無数の鎖が押し寄せ拘束する、それも全方位いや、全方向から鎖がとらえる。

「great」

「「ガッチングストライク!」」

そのまま飛び蹴りを放ち、全ての鎖が蒸発する。

「次はお前だ、カプリス。」

「観念しろ。」

「今回はそっちの勝ち、でも次は無いわ。」

そのまま煙幕と共に姿を消された、それを確認して、怪物を封印し、ユキに歩み寄った。

「良かった、この手で助けたんだ・・・」

「騎士ロックよ、これからもその子を頼んだ。」

「えっ・・・」

「いずれ分かるときが来る。」

相違って彼女が去ったあと、意識が遠退いていくようなそんな感じがした。

「おい、優!しっかりしろ!」

「あの鍵もあいつが・・・」

真也はあのあと、自分のラボに戻っていた。

「必要な鍵は、アーチャー、ユニコーン、フェンリル、イーグル、そしてガルーダ、なのに俺が1本、あいつが3本、これじゃあの箱は・・・」

 

 

 

 

 

6月9日 午前7:00頃

あれから衰弱しきっていた筈の優は、気がついたら何故か家にいた、そして枕元に置き手紙があった。

「起きたか。」

「俺何時間倒れてたんだ?」

「ざっと9時間位だな、そんなことより優、それを早く読め。」

優は手紙を開く、その内容は「家まで送らせて頂いた、勿論あの子も一緒に、それと、君にはクインズ様の憑代である響ユキ殿を影で護衛して頂きたい、何故なら、君にキードライバーを送ったもうひとつの理由だからだ。」

「はあ、あの人が。」

「とりあえず、こうなった以上、同居した方がいいんじゃないか?」

「お前それは!」

「優君?」

そこにユキが入ってきた。

「ゆ、ユキ?」

「良かった、意識が戻って、ほら、朝ごはん出来てるよッ。」

そのままユキが優の手を引いて食卓へ連れていく、いつもより何故かたのしそうだ。

「おい、いつもより少しだけ豪華だな。」

「当たり前じゃん、今日は優君の誕生日だもん。」

完全に当人も忘れてる様だった。

「そういや、そうだな。」

「改めておめでとう優君。」

「なんだよ、実質お前がプレゼントじゃん。」

ユキは顔を赤くした。

「それって・・・」

「気にするな。」

そうして温かいご飯を口に運んだ。

 

 

 




次回予告
ホールズ以外の敵が出現、それと同時に現れた謎のライダー?
次回仮面ライダークロスコラボ編前編「英雄の時間」
「この剣で悪夢を切り裂く!」

@9610sinニチアサ好きな人さんコラボの申し出ありがとうございます!
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