仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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前回の仮面ライダーロック
心優しきガルーダ属のガルム、彼はエリアスに利用され、優の抹殺を命じられるが当然拒否できず、優の前に立ちはだかる。
その後優と心を通わせるが、エリアスの策略により単なる兵器となってしまう、さあ優の決断は・・・


第20話 改造の勇者

「許さない・・・絶対に。」

「「その心、受け止めた。」」

白でも金でもない髪、、蒼と茶の瞳、つまり、クインズの力を呼び覚ましたようだ。

そして、その状態で優に近づき、真也に一撃お見舞いした

「ユキ・・・」

「心配しないで、優君。」

「「この者は引き受けた。」」

(コイツ本当に生身か?)

そのままユキが真也と交戦を始める、まずユキが回し蹴り、バク転、ジャブ、のコンボを決め、それから正面蹴りを繰り出した所で足を捕まれ、投げられるも、空中で体制を整え着地するがそこに真也が右フック×2の後に上段蹴りを出すが、すべて障壁で受け止める。

「なんなんだお前。」

「「名乗る価値もない。」」

そのままユキが右手を腰の前で構えて、そこに左手を添えた、そしてそこにエネルギーが集まり、翼などが生え、半獣化した

「「新奥義、怒涛雷滅拳!」」

雷を纏った右拳で真也をアッパーカット、そのまま真後ろに落ちた。

その頃アスタロトはエリアスと交戦し、優はガルムとの対話を試みていた。

「止まれ、止まってくれ!

争いは悲しみしか生まないんだろ、だったら止まれよ!」

「私に課せられた任務は騎士ロックとオープナーの抹殺、任務を果たすことが私の使命、それ以上でも以下でも有りません。」

「違うお前はガルム、心優しきガルーダの一族じゃないのか!」

そのまま、優が殴られ飛ばされる、それと同時にユキが空に舞い上がり、詠唱を始めた。

「「ここに集いし数多の黒雲、その光放ち我が矛となれ・・・」」

ユキの頭上に雨雲が現れ、それぞれが帯電していく、その中、エリアスとアスタロトが剣を交えていた。

「お前、洗脳までして何が目的だ。」

「洗脳?違うわ、もとからあの子は私の兵器よ。」

アスタロトの中で憎しみが蓄積していった

「貴様・・・ふざけるな!」

アスタロトが大剣をを振るう、それをエリアスが水流で受け止める。

「使えるものは使えるように使うだけ、何が悪いのよ。」

「グッ・・・」

その時に空から、ユキの声がした。

「行ッくよ~」

「待った!」

「主!それは!」

「「貫け!クラウド・・・スティンガー!」」

その声と共に、落雷が発生した、当然誰一人避けることは出来ず全員に命中し、

その真ん中に何事もなかったかのように、ユキが降りてきた。

「「少々派手にやり過ぎたか・・・」」

「master・・・are you ok?」

「ああなんとかな、って言うか少々どころじゃねぇよ、大分派手にやってるよ。」

「主、なかなかに痺れます。」」

「グッ・・・俺は何を・・・」

3人の後ろからガルムの声がした、どうやら雷に撃たれ、意識を取り戻したようだ。

「ガルム!」

「優、どうやら意識が戻ったみたいだ。」

「よかったこれで・・・」

安心した優に、かなり暗い声のトーンで優に話し掛けた。

「でも、すまない、頼みがある。」

「ああなんだって聞くよ、お前の為なら。」

「ありがとう、なら聞いて欲しい、俺を封印してくれ。」

仮面の下で見えないが優は驚いた顔をした。

「お前を・・・」

「ああ、このままだとまた、あの状態になってしまう、でも俺の力で誰かが傷つくのは嫌だ、もちろんであって間もないお前と別れたくは無い、でもこうするしか無いんだ。」

しばらく間を開けてから返答した。

「俺には、無理だ。」

「・・・でもお前にしか頼めない、だから。」

「master・・・」

「わかった、パスコードをッ・・・」

その時背後から攻撃された、そしてその相手は

「悪いな優、箱を開けるためだ仕方ない。」

そこに立っていたのは、優たちがまだ知らない無い姿、ピッキングフォームに変身した真也だった。

「いくぞ。」

その姿で容赦なくガルムを殴る。

「このままやらせる訳には行かないわ。」

対抗するかの様にエリアスがガルムの意識を奪い二人が本気の戦闘を開始する。

「ガルム・・・」

「優、別れを告げにいくぞ。

おい優!聞いてるのか?」

「・・・」

「優!」

「ああ、聞いてるよ、いくぞ、アイツを止めにな!」

「password Consent!」

ファイアウォールフォームに変身して真也に回し蹴りを繰り出してから、セジョウブレードを取りだし、スピアモードに変形させ応戦する。

だが、真也も負けじとピッキングライザーを用い優とガルムに対し乱れうちした後、優に銃口を突きつける。

「パワーダウン、ポイント20、タイム180。」

「ok」

「なんだ・・・力が抜けてくような・・・」

「悪いな、3分だけ大人しくしてろ。」

弱体化のコマンドを適用された優は、そのままガルムが無惨に打ち倒され、封印される様を呆然と見るしかなかった。

「ハック完了、パスワード取得開始・・・」

「止めろ、止めてくれ!」

優の叫びは届かず、真也はそのまま解析を続ける、だがそれをエリアス妨害したが、アスタロトにより阻止され、更にアスタロトがエリアスからフェンリルキーを巻き上げる。

「いつの間に!」

「教えてどうなる、お前はここで終わるのだからな。」

「フン!覚えてなさい。」

エリアスがその場から逃るそれと同時に真也の手により、パスワードの解析と洗脳の解除が完了した。

「無事か、ロック。」

「優君、動ける?」

二人が優に寄り添う、そして、真也がついにブランクキーを刺した。

「真也!」

「良いんだこれで。」

「ガルム・・・」

「俺を封印したのがお前じゃなかったのは心残りだが、お前に会えて良かった、ありがとう、優。」

「そんな!」

「さよならだ、優ならこの争いを終わらせられる、そう信じてるから・・・」

「封印。」

「ガルム!」

叫び声と共に彼は消えた、そして悲しみの中、優は真也に問いかける

「真也、何が目的なんだよ、何のために邪魔したんだよ!」

「簡単だ、十二幹部の封印のためだ、後それに必要なのはお前らが持つ残り3本、まあ奪うのはまた今度だ、また会おう優。」

少々上機嫌な足取りで真也はその場を去っていった・・・

 

 

 




次回予告
夏と言えば海!砂浜、小波、そして・・・そんな気分じゃない優と元気に遊び回りたいユキ、そしてその日・・・
次回「海の罠、激情の炎」
相棒は鍵! 纏うは鎧!
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