ガルーダ属のガルムと心を通わせ、そして洗脳され優の手で倒さざるを得なくなった、そしてその場に現れた真也のてによって封印された。
だがその寂しさは優を・・・
8月3日
ユキの誕生日も過ぎた今日、砂浜ライブが開催され、優達も登壇していた、と言っても今回もベース担当は居ないため、コラボという形で参加だったが、まあ自分達の公演が終わり、今日することが終わった二人は会場である砂浜に居る、優はペンダントを眺め、ユキは子供のようにはしゃいでいた。
(ガルム・・・)「つッ冷たッて何だよユキ。」
水着姿のユキは優の頬に缶ジュースを近づけて無邪気に笑う。
「何って、折角海に来たんだからさ、遊ぼうよ、優君。」
「遊ぶって、割りと良い歳してるだろ。」
「歳なんか関係ないよ。」
「子供か、この貧ッ、痛って、まだ何も。」
「それ以上言ったら・・・」
「分かったよ、でもそう言う気分じゃ・・・」
「行こーよ優君。」
ユキが優の手をひいて。波打ち際に走る、19の筈なのになぜかこの時は子供の様だった。
「全く、しょうがないな。」
そう言った時海から怪物が現れる。
「何だ?」「あれ化け物じゃね。」「マジウケる、インスタ上げよ。」「とりあえず陸に上がれぇ!」
その場にいた人達が様々な反応をしながらざわつき出す、それを見た優が陸に戻り、鞄からパーカーを出し、そのフードを目深にかぶってからキードライバーを取り出してから、皆の前に現れ、そしてアスタロトもやって来る。
「敵か?」
「Is it a turn?(出番ですか?)」
「すまない、遅くなった。」
「別に問題はない、とりあえず行くぞ。
「set up」
「変身!」
「施錠!騎乗!向上!」
優が変身する姿をその場にいた人の数人が撮影しSNSにupしていた(特に陽キャの○○○グラマー)、それを気にすることなく優は槍を構え、バイクに股がる。
「chain lood」
鎖で出来た道の上を走り、迎え撃つが、中々に速く、潜水と浮上を繰り返している。
「全く、しつこいな。」
「art up・・・bind」
鎖で拘束し、槍で突きながら砂浜まで移動させ、そこから必殺技を放とうとするが。
「overflow。」
「「ガッチング・・・」」
「待った、優!」
「え?」
そいつは水を吐き、海への道を作って再び潜水し、水上から攻撃する。
「オイ!さっさと潜れ!」
「いや・・・俺、泳げないんだって。」
「はぁ?」
そのまま着弾し、変身が解ける
「優君、私に行かせて。」
「いや、いくらなんでも!」
「良いから、貸して!」
ユキがキードライバーを巻き、変身して海に飛び込んだ、逆に怪物も何故か、ユキが変身した途端に海に潜った。
「待て!戻ってこい!」
その声は届かず、ユキが行ってしまう。
「嫌な予感がする。」
「ああ、恐らく主を・・・」
「いえ、その逆よ。」
「「お前は・・・エリアス!」」
そう、そこにはエリアスが立っている、そのまま優に語り始める。
「久しぶりね、優、もちろんあなたが泳げないことは知っての上での作戦よ。」
「待った、何故俺の名を・・・」
「気にしないで、まあ厄介な物が海の中にいるうちに、倒させてもらうわ。」
そのまま堤防を飛び降り、優の芳へ攻撃する、アスタロトも加勢しようとするが、その手を阻まれる。
「何奴。」
「太刀筋が良い、だが、ここで終われ。」
「戦う相手に名も伝えないのか。」
「俺は獅子座の幹部レオンズ、これで満足か?」
「ああ、守護騎士アスタロト、参る!」
そのまま、二人が剣を交え、戦う中、海の下では・・・
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「行くよ。」
「all right finish up」
「ガッチングデスサイズ!」
鎌で怪物を斬り、封印し、そのまま海上に浮上した。
「やったよ!優・・・君?」
ユキが戻ってきたときには、アスタロトが疲れはて、優がエリアスに屈してしまいそうな状況だった。
「早く、戻らないと。」
「全くまんまと罠にはまる馬鹿め。」
優の元に信也がが現る、それと同時にユキも戻ってきた。
「優君、これ。」
「ああ、こんな罠に・・・」
「グッ・・・」
「「アスタロトさん!」」
その瞬間、アスタロトがレオンズに刺され、倒れた。
「なかなかに良い剣士であった、だが我には及ばない用だな・・・」
そこにユキが寄り添う。
「そんな、アスタロトさん!。」
「私は、あなたを守って、この命を終えるなら、なんの悔いもありません。」
「そんなこと言わないでよ。」
「騎士たる者、何かの為に命を張るのなら本望であり、いつか、こういう形で別れを告げる日が来るのです、そして私は、主、あなたに看取られて、旅立てるのです。」
アスタロトが少しずつ粒子化して、大気中を舞った。
「私はこれで良いんです、頼みましたよ、私の選んだ騎士を、そして、あなたに宿る、乙女座の戦騎を・・・」
アスタロトが消え、ユキの手に、剣の形をした、ペンダントが残った。
「アスタロトさん・・・」
「悲しみに浸る時間は終わりよ。」
ユキの背後に、エリアスが迫っていた。
「さよなら。」
エリアスの指示でレオンズが剣を振りかざそうとする、その時、二人の感情が、シンクロした。
「「・・・さない・・・」」
「あら?」
「「お前らを・・・許さない!」」
二人の声に呼応するように、フレイムキーが蒼く光る。
「この力なら・・・仇は打ちます、絶対に!」
「form up」
「「大変身!」」
真っ青な鎧に身を包み、さらにその体を蒼い炎が全身を被った。
「form blueflame」
「はぁぁぁ・・・ハッ!」
体の炎を飛ばし、その後自らが突進し、攻撃していく、そこに真也も加わり、二人の幹部を追い詰めた。
「2人の恨み、受けてみろ!」
「finish up」
「その罪、身を持って償え・・・」
「finish up」
「「ガッチング!」」
「ハッキング・・・」
「「strike」」
二人のキックが炸裂しエリアスが人間態になった、しかしその姿を見た途端に優が驚愕した。
「何で・・・何でこんなことしたんですか、先輩!・・・」
「そんな、嘘でしょ・・・」
「ごめんね、選ばれた以上仕方ないんだ、優。」
エリアスの招待は、北下爽子だった。
「先輩!嘘ですよね。」
「悪いね、世の中って言うのは残酷なの、知られた以上、しばらく敵ね・・・」
そう言って、爽子は海岸を後にし、優は膝を落として絶望した。
「嘘だ・・・先輩がエリアス、あのエリアス・・・」
「優君・・・」
「なぁ、お前に話がある。」
二人の間を真也が割って入ってきた。
「十二幹部を封印するためにお前が持ってる、イーグル、ユニコーン、フェンリルの3本が必要だ、だから、お前に決闘を申し込む、勝った方が負けた方をすきに出来る権利を掛けてな、一週間後、展望広間で待つ、必ず来い。」
真也はそれだけ告げてその場を去った。
次回予告
それは遡ること7年、爽子と優の思い出、2022年の二人、優の原点とは・・・
次回「先輩との思い出」
相棒は鍵、纏うは鎧・・・