仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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前回の仮面ライダーロック
母校天の川学園近郊に現れた怪物、それと交戦する二人、その最中、恩師如月玄太郎と再開した、だが保健室で情報交換していた最中に怪物にされた少女、鈴原颯逃げ出してしまった・・・



第25話「師・弟・共・闘」

「はぁ・・はぁ・・やっと追い付いた。」

「オイ、ユキ!、追い回してどうするんだって。」

天の川学園校舎裏部活棟前でお互いに止まった。

「なんなんですか!私を追い回さないで下さい!」

「待って!」

そのまま逃げ出しそうになった颯を優が抑えた。

「ゴメン、如月先生から事情は聞いてる、いじめについて、学校に来れてないことについて、おしえてくれないかな?」

颯は少し俯いてそれから、優の手を振りほどこうとした、でも結局諦めた。

「わかりました、じゃあ話せる範囲で・・・お話しさせていただきます・・・。」

それから、優とユキの間に颯が座るような形で並んで、自販機付近のベンチに腰かけた。

「じゃあお話ししします、私、親の都合で転校いろんな所転々としてて、今回でもう転々とする必要がなくなって、2年も同じ学校に通える、1年以上の付き合いで友達が作れる、それが嬉しくて仕方なくて、でも、実際に転校してチア部に入ったら、雑用ばかりで練習もあまりさせてくれなくて・・・で、私反論したんです、そしたら暴力でねじ伏せられちゃって。」

「まあ、天高って、部内いじめとか対立多いからね、上下関係も理不尽なとこもあるし。」

「まあ昔から変人奇人、後趣味ねじまがった奴のバーゲンセールみたいなとこ有るし。」

「でもそれだけじゃないんです。」

そういいながら、眼に指を当ててコンタクトレンズを外した。

「私何故か生まれつき碧眼で、それでバカにされて、それがすごく嫌だったんです、だから学校に行きたくなくなって、私おかしいのかなって、勝手に思って・・・」

そのまま泣き出しそうになってしまった彼女の肩にに、優とユキが優しく手を当てた、しかも無意識で同時に。

「そんなこと無いよ、確かにチア部の話は理不尽だ。」「でも君の瞳は例え変でも、私はとても素敵だと思うよ。」

嬉し泣きのあまりユキに抱き着いて泣きじゃくった、またユキも彼女の頭を撫でて慰めた。

「感動的ですねぇ、ですがドラマチックなのは嫌いです。」

そこに、現れたのはスティングだった。

「二人とも下がれ、何のようだ!」

「今日用があるのはあなたじゃありません、後ろのお二人です・・・って痛ァ!」

「お前ら、さっさと逃げろ。」

信也の弾丸がスティングに命中した。

「・・・ったく、相変わらず美味しいとこ持ってくな。」

「知るか。」

「邪魔はさせませんよ。」

そのままスティングが二人を追いかけた。

「言われてもやるのが俺たちだ、行くぞユーズ!キードライバー」

「all right my master

set up」

「ユナイトアップ!」

「疾風!激流!烈火!・・・」

「ウィンド、50%解放」

優はトライフォームに変身し、風の力で音速に達し、スティングの行く手を阻み、双剣で応戦する、前ほどのの圧倒的大差は埋まっているが、しかしまだ互角だ。

「まさか、ここまでになっているとは・・・では奥の手を使うしかないようですね。」

「奥の手・・・?」

スティングは遠隔操作用コントローラーのようなものを取りだした、それの操作と連動するように、颯が苦しみだした。

「うっ・・・ダメ、嫌だ、私を・・・私を避けないで!・・・」

「颯ちゃん!」

「スティング!、お前何をした?!。」

「なるほどな、外部からの精神操作か。」

「ご名答、まあ使いたくは、ねぇ。」

颯の瞳が紅に染まっていく。

「憎い・・・ウザい・・・私は・・・私は・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

彼女の叫びと友にその姿は再びグリフォンとなって飛び立った。

「マズイな、ユーズ、キードライバー、どっちから行く?」

「当然デカイ方だろ!。」

「me too」

「聞かれるまでもなくあっちだ。」

全員一致で追いかけるがスティングに阻まれ、真也だけがそのままバイクで追いかけた。

「スティング!」

「倒されるわけには行かないのですよ、私の最高傑作を。」

「人の心を操って、ヘイト増やして暴走させて何が傑作だ!」

「おっと、それ以上言うと・・・」

ユキの背後に既に毒針が迫っていた。

「動いたなら彼女を刺します、同意するなら、変身を解いてそれを差し出しなさい。」

「優君!」

(優、まさかお前。)

優がスロットに手をかけたその時、スティングの後頭部に飛び蹴りが入り、もう一人が、毒針を払った。

「何とか間に合ったな、賢吾。」

「いや既に手遅れだ。」

「先生・・・」

そう、二人の間に現れたのは、歌星賢吾と如月玄太郎だ。

「この一般人が・・・」

「一般人?笑わせるな。」

賢吾はアタッシュケースから水色のドライバーを出した。

「メンテナンス強化共に完了してる、使えるな。」

「おう。」

「先生、フォーゼドライバーは溶鉱炉に・・・」

「あの後俺が独自に開発した新たなドライバー、ニューフォーゼドライバーだ。」

そのままベルトを巻いた途端にブランクキーが輝き出した。

「これは、先生の力。」

「アストロスイッチのコズミックエナジーの一部ががあの鍵に移ったのか。」

真っ白な鍵にロケットのような絵が刻まれた。

「優君。」

「優。」

「行きましょう、先生。」

赤いスイッチを倒し、それから優が鍵を刺す。

[3、2、1]

「継承!」「変身!」

二人が煙に包まれ、白いスーツを見に纏った。

「仮面ライダーニューフォーゼ」「仮面ライダーロック」

「「タイマン張らせてもらうぜ!」」

「生意気な!」

[ロケットオン]

右手にオレンジのロケットを装着してダブルパンチ、それから通り抜けて、優が逆手持ちしたセジョウブレードで急降下切りを放ち、次に玄太郎が両足に装備したガトリングとミサイルポッドで攻撃した。

「私をここまで追い詰めるとは・・・」

「「まだまだこれからだ」ぜ!」

[ドリルオン]「finish up」

空中に上がった二人が左足にドリルを装備して見下ろしていた。

「それは、まさか!」

「「ガッチング!」」

[「limit break」]

「ライダーロケットドリル、卒業生キック!」

二本のドリルでスティングを貫き戦兎不能状態まで追い詰めた。

「ユキ!」

「わ、わかった!」

ユキがスティングの背中にカードを刺し封印した、そして、スティングの体は一部が機械に置き換えられた、人間に変わった。

「サイボーグ?」

「いや機人か。」

「機人?」

「そんなことより優!、あのグリフォンを追うぞ!」

「あっそうだった。」

「誰と話してるんだ?」

「とりあえず、行かないと!」

 

そのまま優は、ロケットで、あのグリフォンめがけ飛んで行った。

 

to be continued

 




次回予告
スティング最後の産物ユナイトモンスグリフィス、その中に取り込まれた颯、救う術は、第三の剣

次回「星城の騎士」
相棒は鍵!纏うは鎧!

一ヶ月更新できずすみませんでしたm(_ _)m
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