仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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前回の仮面ライダーロック
颯がスティングの策により怪物化し、追いかけるも行く手を阻まれる、だがそこに、恩師如月玄太郎と歌星賢吾が現れ、フォーゼと共にスティングを撃破した、だが町に放たれた怪物は・・・


第26話 星城の騎士

上空約600メートルに浮かぶ獣のような影、それと地上からそれを狙うもの、そして辺りは火の海になりかかっている、そして優は怪物に追い付きその背中に着地しファイアウォールフォームへ姿を変えた。

「こいつ前よりデカくないか?」

「颯自身の負の感情が大きくなったせいか。」

「とりあえず。」

「all right」

颯を切り離すためにセパレートイリュージョンを発動したが、その断面は想像を絶する光景が広がっていた。

「なんだこれ。」

「ホールズ側が、ホールドしている。」

「どうした優、早く切り離して離脱しろ!。」

「ダメだ、内部に大量の触手が・・・」

その断面から見えたのは大量の触手が張り巡らされ、颯の体を締め付けている、また切り離そうとしても、次から次に出てきては、邪魔をされ、そしてそれでも飛び続ける体の上で立つのも困難になり、再び体内へ取り込まれていった。

「仕方ない、フルチャージで落とす、本体は諦めろ。」

「・・・また断捨離かよ。」

「良いから早く射程外に出ろ。」

「待てよ、こいつを倒すだけじゃ意味ねーだろ、キードライバー、リミットリリース1。」

「are you ok?(正気ですか?」」

「ああ、正気だ。」

「all right my master set to big blade」

セジョウブレードが檸檬色の光を放ち、その光が刃となり、スピアモードが全て柄になる程の長さになり、その剣を振りかぶった。

「このまま臨海公園に落とす、邪魔するなよ真也!」

「この馬鹿が。」

「Is construction complete and ready?」

キードライバーの声と共に、その剣を振るった。

「「ガッチングザンバー・・・フルブレイク!」」

キードライバーの声と共に、剣を振るい、その軌道は真円を描き、その翼を切り落とした。

そして羽根を失ったその怪物はまっすぐ海に落ち、また優はひどい頭痛に悶えた。

「とりあえず・・・これで・・・」

「ホントに大馬鹿野郎だ、本番はこれからだってのにな。」

「i think so to」

「なんとでも言え。」

「Don't tell myMaster badly(優の事を悪く言わないでください)」

「ライダー超電撃フィニッシュ!」

天高の前ではスティング封印時に散らばったアーミーキーの始末が行われていた。

「優君・・・大丈夫かな・・・私が、私がもっと・・・」

「これで大体全部か?・・・ってどうした?」

「いや、なんでも・・・」

空に目を写すと巨大な檸檬色の刃が姿を現し、怪物が海に落ちていく光景が広がっていた。

「また、また優君が無茶してる、私がもっと強かったら、クインズの力をもっとうまく使えれば・・・」

(小娘よ、力が欲しいか?あの若僧を救いたいか?)

「この声、クインズ?」

(ああ、もう一度問う、あの若僧を救い、そして助ける力が欲しいか?)

「私に出来るなら、優君の助けになれるなら、その為の力がてにはいるなら。」

(心得た。)

その声と共にユキが持っていたペンダントとブランクカードが光り、足元に紋章が現れた。

(さあ呪文と共に宣言するのだ、御主の名を、この剣の名を、)

「わかった、えーと、新たななる守護騎士響優希が命ずる、我乞うは星屑の力、友のために、この戦いを沈める為に、汝に名を与える、汝の名は、望みの剣ホープカリバー。」

名を授けた途端に、ペンダントが大剣となり、札には紋章が刻まれ、そしてロックチェイサーが優の元へチェーンロードを張った。

「何が起きてるの?」

「私が君の剣になり、そして君は騎士になった、行くぞ、友とあの娘を救うのだろう?」

「うん、いこうクインズ。」

「私はもうクインズでは無い、ホープカリバーだ。」

「長いからホープで良い?」

「it doesn't matter(構いません)」

「剣になると英語しかダメなんだ。」

ユキはロックチェイサーに乗り、長いポニーテールをなびかせて、優の元へ向かった。

「ピッキングブラスト。」

その頃、二人は怪物と交戦しているが、優は颯を救う術と、ファイアウォールの副作用で頭痛に襲われている、だが怪物は待つこと無く猛威を振るっている。

「優、お前は関わりの深い人物を失うのが怖いんだろ、両親のように。」

「俺は・・・この手で誰も、殺めたくは・・・」

「だからお前は甘いんだよ。」

その時、怪物が熱戦を吐く、二人が避けようとするが間に合わない、だがそれを銀のバイクとポニーテールの女が庇った。

「ロックチェイサー?」

彼女は優に構いもせず、怪物の中の颯に語りかけた。

「颯ちゃん、辛かったよね、いじめられて、目の色でバカにされて、避けられて、でも、私は君の蒼い瞳、好きだよ。」

怪物が静止した、そして続けて語った。

「必要とされてなくても、君を大事に思ってる人はいる、まだ出会えてないなら、私がなってあげるから、もう、自分を避けた人たちを、罪の無い人を襲わないで。」

「今だ!「セパレートイリュージョン!」」

彼女の言葉に動かされ怪物から自然に分離しかけ、優がそれを切り離した、だが負の感情だけになったそれは暴走を始めた。

「私は弱くない、優君や、みんなを守れるだけの力ならここにあるから、悲しき獣よ、人々のために眠って・・・行くよホープ。」

「心得たmy master YUKI」

「変身!」

剣のスリットに札を滑らせ、その体を白い鎧と、白いベールで包んだ。

「施錠!星城!奏上!・・・」

「キードライバーサード・・・」

「もう一人の騎士・・・」

「私は、アスタロト、仮面ライダーアスタロト!」

アスタロトはその大剣を両手で持ち、背後に回って、尻尾を切り落とし、その後背中の翼で羽ばたいて、背中に急降下付きを放ち、怪物が悶えながら熱戦を吐くが、全て交わした。

「これでフィニッシュだよ!」

彼女は剣を空に掲げて、怪物の体に紋章を投影し拘束した

「スターライト・・・ストライク!」

剣を地面に刺して、飛び、オーバーヘッドキックを繰り出した。

「すごい・・・。」

「優君!ブランクキーちょうだい!」

「優君?まあ良いや。」

投げ渡された鍵を受け取り、その怪物を封印し、その後、変身を解きヘルメットを外した。

「ユキ・・・」

「まさかお前がカード式、キードライバーサードの使い手だったとはな。」

「「キードライバーサード?」」

「まあ知らないのも無理無いか。」

「誰?今の声誰?」

「私の声が聞こえるのか?」

「もしかして優君が首から下げてるその鍵?」

どうやらユーズの声はユキにも聞こえるようになったらしい。

「私はユーズ、見ての通り鍵だが、体さえあれば結構ハンサムなんだぞ。」

「とりあえず改めてよろしく優君。」

その時のユキの笑顔はとても可愛らしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後 真也のラボ

「真也ーいるかー?・・ってなんだこれ!」

「あれ?あの子って。」

「どうした?あまり頻繁に来られると迷惑だ・・・ああアイツの事か。」

そこにはモノクロの服に身を包んだ白か金かわからない髪で碧眼のキャラクターが描かれたポスターと恐らく同じキャラクターだが茶髪で、一緒に白い服で脇に本を抱えた妖精?が描かれたポスターが張ってあり、キーボードの脇に野菜スティックを置き、ギンガムチェックの赤いスカートに青いブラウス、見慣れた校章で特徴的な蒼い瞳、まさしく天高の制服を着た颯だ。

「どうしてここに?」

「鈴原颯、仮面ライダー部の部員として皆さんをサポートすべく、泊まり込みでオペレーターを勤めさせていただきます!」

 

こうして優たちの新たな仲間として、鈴原颯とホープが加わった。




次回予告
町に現れた双子座の幹部ジェミニス、その前に現れたのは異世界の先輩?
「お前の運命は俺の手の中だ!」
次回仮面ライダーウォーズコラボ編「鍵と鍵の力と技act1」
相棒は鍵!纏うは鎧!
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