仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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第4章 試される絆
第33話 笑顔の料理人act1


「ここか、さっさと・・・」

現場に到着後後、そこに居たのは、タウラス。牡牛座の幹部と見たことの無い怪物だった。

「来たか、騎士ロック。」

「二対一か、あれで行くぞ。」

「all right,pass word consent」

「「サイバーアップ!」」

優はファイアウォールフォームに変身し、ファントムメイクを発動して分身、そしてそれぞれが、槍で応戦する、だが、パワー差もあり、おまけに見たことの無い方は以上に装甲が固く、とてもでは無いが、分身を維持できる時間内に捌けそうに無い。

「ウグッ、やっぱこれは・・・。」

毎度のごとく頭痛に悶える、だがその状態で不意打ちを受け、キードライバーにも直接ダメージが入り、タウラスの方の分身が消えた。

「3体目・・・。」

「優、行けるか?トライフォームで」

「stop!Damage is great if used here(被害が大きいのでここでは・・・)」

「・・・とりあえず・・・なんとか、しないと、な。」

立ち上がろうとしたとき、何処からかバイクのエンジン音が聞こえた。

「まさかこの2024年にスマッシュが出るとはな。」

[ラビット!][タンク!][ベストマッチ!][are you redey?]

「変身!」

その男は赤と青の姿になり、バイクを止めた。

「幻さんの情報どうりだな・・・ん?お前、危ないぞ、ここに居ると。」

「いや、俺は・・・」

「わかってるよ、お前も仮面ライダーだろ?」

「あ、ああ。」

「なら話は早い、俺は仮面ライダービルド、あの怪物の事は俺に任せな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからどれくらい時間がたったのかはわからないが、その場所はすごく美味しそうな臭いと、小刻みに刻まれる細やかなビートが響いている空間だった。

「あれ、ここ・・・どこ?、しかも着替えてないのに服かが違う?・・・」

最後に記憶が消えた場所では確かにいつものパーカーを着ていたはずなのに、今来ているのはちょっとダサい柄のシャツに、寝巻き用のパンツといった服装に変わっていた。

「そう言えば優君・・・大丈夫かな・・・」

「主よ、我の心配もしてくれ。」

「あっごめんねホープ。」

そんな会話をして居ると階段を誰かが上ってくる音が聞こえた、そして扉の先には。

「良かった、目ー覚めた?」

ドアを開けて入ってきたのは、ユキより少し年上っぽい女性だった。

「あ、はい、えーとここは?」

「ここ?、ここはrestaurantAGITΩの二階兼オーナーシェフの部屋だよ。」

彼女はrestaurantAGITΩという名前をあたかも「この辺りでは有名でしょ?」と言うようなニュアンスで言っている、もちろんユキには聞き馴染みがない。

「レストランあぎと?」

「ここのこと知らないんだ、もしかして遠くから来たとかかな?・・・ってごめんね、私まだ自己紹介してなかったね、私は風間真魚、マナさんで良いよ。」

「マナさん?」

「うん、それで君は?」

「私はユキ、響優希、で、あのなんで私・・・ここに居るんですか?」

「覚えてないんだ、昨夜すごい雨の中倒れてて、ほっとけなかったのか、sy・・・じゃなくてうちのオーナーが連れてきちゃって。」

「それでこのベッドで・・・」

「どうしたの?もしかして男の人のベッドとか嫌だった?」

「そうじゃないですけど、あの・・・」

ユキはそのときにはっきりと自分の目で異変に気が付いた、それは左手から緑の羽が生えて、すぐに抜けた事、しかも鳥の体表のようになっていた状態から羽がすべて抜けた為、間違いなく布団の中の羽では無い。

(この羽・・・私の体から生えた!?でもあり得ないよね、そんなこと・・・)

「まあ、とりあえずお腹、空いてるでしょ?これここのまかないで出してるメニューのひとつなんだけど・・・」

そう言って差し出されたのは鰹のホワイトソース掛けと、その回りにはボイル野菜が盛られている、どうやらフレンチのお店のようだが、少しばかり突っ込みどころが多い(後に解った話だがこれがこの日の翔一スペシャルだったようだ)

「・・・」

「変わってるでしょ?うちのオーナーは昔から実験的にちょっとおかしな料理を作るんだ。」

「変わってるの域を越してる気もしますけど。」

そういいながらも口に料理を運んだ。

「美味しい?」

「はい、美味しいです・・・これ、優君好きそうだなぁ。」

「優君?」

真魚が首をかしげて問い返した。

「あっ、こっちの話ですから。」

「そっか、じゃあ私は休憩もうすぐ終わっちゃうから、何かあったら呼んでね。」

「はい!」

それから、真魚が部屋を後にしたあと、とある奇妙な点に気が付いた。

「あれ?そう言えばこの部屋なんでカレンダー2019年なんだろう?・・・ってこの感じ。」

「気づいたか、主よ。」

「うん・・・」

(さてもうすぐだな・・・ん?)

「この感じ・・・。」

「翔一くん?」

「ごめん真魚ちゃん、みんな、俺「私、」「「行かなきゃ!」」

そうして翔一は裏口から、ユキは窓から飛び出して、現地に向かった。

「その姿・・・カプリスね。」

「あら、久しぶりねユキ・・・いや新たなるアスタロト。」

その台詞と共にユキに向かってホールズではない怪物を差し出した。

「まるでジャガー、いやもろにそうかな?・・・とりあえず、いくよ、ホープ!」

「ああ・・・get set ready?」

「変身!」

「施錠!星城!奏上!仮面ライダーアスタロト!」

変身したユキは剣を構えてその怪物と対峙するが、その怪物の筋肉がものすごく固く、剣が弾かれる。

「通常の物理攻撃じゃ、ダメなのかな。」

そういってる間にも追い討ちを打たれ、それを剣ので受け止める、だがすぐにでも力負けしそうだ。

「所詮はやはり女騎士、先代と同じように葬られなさい・・・」

「葬ったのはあなたじゃない癖にッ!」

大声と共に、怪物を払い構え直して、刀身に電気を纏わせた。

「今の私は、げきおこだよっ!!!」

「あらあら、熱くなって、しかもあなたが何で電気を操れるかも知らずに使うのね、その力を。」

「どういう意味?」

仮面の下からカプリスを睨み付ける、当然相手には見えてないが、声で感情が漏れている。

「いいことを教えてあげる、あなたは”響ユキ”であって”響優希”ではないの、私たちと同じでね。」

「訳わかんない、ますますムカついた・・・優君がいなくても、私はやれる!」

電気を纏わせた剣を片手に突進し、カプリスに飛びかかるが、その攻撃は見切られ交わされる、だがそれとほぼ同時にモーター音と一緒に一人の男が現れた。

「あの人は・・・」

「アンノウン・・・それとこの怪物・・・この子の未来は、奪わせたりなんかしない・・・。」

「なんだお前は。」

「そうだな・・・名乗るなら、”アギト”かな・・・変身!」

彼はその姿を金色の戦士に変えて、カプリスともう一体の怪物に立ちはだかった。

 

to be continue




次回予告
エリアスの企み、そして金色の戦士、そして・・・
次回「笑顔の料理人act2」
再び目覚めろ、その魂!
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