(ここに・・・きっと、優君もここに・・・)
アンノウン・・・彼らがそう呼ぶ怪物・・・そしてその先には当然カプリスもそこに、そしてすでにG5ユニットが怪物数体と交戦開始していた。
「こちらG5ユニット、出現した未確認はそれぞれ水のない場所での溺死、壁に埋った死体の事件の個体と同型と思われます。」
「こちらGトレーラー1、了解、総員GG-02active。」
全員がガードチェイサーより、銃器を取りだし、一斉にグレネードを放つ・・・しかし効果は無く、一方的に攻撃されるだけであった。
「やっぱり・・・G-3マイルドど同スペックの武装じゃ・・・」
「尾室さん、聞こえますか?」
「津上さん!」
「はい、やっぱりあいつらは今までより強い個体みたいな気がします、なので俺も行きます・・・変身!」
アギトに変身して、アンノウン3体と交戦を開始し、2体の攻撃をいなしながら、1体を攻撃し、それを繰り返す、またG5ユニットもGS-03で応戦するも、
戦力差は圧倒的だった。
(数が多い・・・ならこれだ)
ベルトの右側を叩き、フレイムセイバーを取り出す、そしてその身を赤く染めて、フレイムフォームになる、そしてその長剣で次々と迫るアンノウンを攻撃する、やっと翔一が優勢な状態になり、そのまま、まずはフレイムセイバースラッシュでビーロードを撃破、そこでユキが現場に到着した。
「翔一さん・・・やっぱりすごい・・・」
「主、我々も加勢しよう。」
「うん、行くよホープ・・・変身。」
ユキは変身してカプリスに奇襲をかける、だが気付かれてそれを交わされる。
「あら、騎士アスタロト・・・なんの用かしら。」
「ここで、あなたを封印する、に決まってるでしょ!」
もはや怒りに任せて完全な自棄だ、そのブレた太刀筋では当たること無く全て交わされていく・・・
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「尾室、やっぱり僕も行かせてください。」
「氷川さん!?」
「ここはG-3Xじゃないと・・・」
「無茶です!」
「年のせいですか?津上さんだってこの前G3を!」
「あれはアギト大量発生で一大事でしたから!」
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「落ち着いて、俺がやります・・・だから下がってて。」
混乱するユキを他のアンノウンを一掃したあとで救出に入り、今度はストームハルバードに持ち換えて、カプリスの前に立った。
だが、ユキの様子がおかしかった。
(「あなたは”響ユキ”であって”響優希”ではないの」・・・「俺の代わりにこんなボロボロになって」・・・「・・・キ・・・ユキ!」・・・「やめろ、ありがたみ無くなる」・・・「ったく、お前ら規則は破って・・・」「”お前がまともじゃなくなる方がもっとめんどくさいからな”」・・・優君・・・ここ・・・臨海公園・・・倉庫・・・)
「私は・・・私は・・・」
その声がはやがて絶叫に代わり、変身が解け・・・そして体が光を放って、緑色の怪物に姿を変えた・・・
「ユキちゃん!」
「狙いどうりね・・・」
そう言い残してカプリスが去り、ユキは自分が押さえられなくなったのか、暴れだし、手当たり次第にG3を襲いだす・・・それを全力で翔一が抑えたが、止まらない。
(俺が力を抑えられなくなったときと同じ・・・きっと力に飲まれてるんだ・・・)
「ユキちゃん!俺だ!」
その声に気づき視線を向ける、だが破壊本能に狩られて雷を放ちながら接近してくる、それを押さえ、電撃を喰らいながらも必死に訴え続ける。
「目を覚まして!ユキちゃん!・・・響さん!」
(「なんだよ響、お前も・・・」・・・そうだ・・・私・・・)
いきなり、体の力が抜けて、人間の姿に戻る・・・でもうっすらとその怪物の姿が重なって見える状態だ。
「もしかして・・・俺と同じ・・・」
「え?」
「いや、何でもない。」
「そう、ですか・・・」
(葦原さんや木野さん見たいな・・・緑のアギト?・・・)
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「とりあえず、脳の検査をしてみたところ、恐らくホームシック・・・でしょうか?」
「「ホームシック」ですか?」
「ええ、確かに怪物化したと記録がありますが、実際検査したところ、体の以上はほとんどなく、でもホルモンバランスもかなり崩れてましたから・・・」
あの後警察が手配した救急車により、病院に運ばれたユキだが・・・今結果が出ている検査だけではこれ以上の情報は出ておらず、最終的に後日、またという話になった。
「というわけで、今日は連れて帰っていただいて構いませんので、カウンセリングだけ、お願いします。」
「「わかりました。」」
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「津上さん、そう言えば美杉先生のところでお世話になってた頃って、やっぱり、恋しかったですか?家族とか・・・」
「俺はよくわかりませんね、記憶喪失でしたし、もう18年も前のことですし。」
「そうですか・・・」
そんな会話をしながら、病室の扉を開けた。
「ユキちゃん、特に以上は無いって。」
「じゃあ・・・私・・・」
「お店にいれば良いじゃない、帰る方法が見つかるまで。」
「何で言ってないのに分かるんですか?」
「勘、かな?・・・あっそうだ、嫌じゃなかったら、お店戻るまでの間に聞かせてくれないかな?その優君って子の話。」
「お前の・・・相棒か彼女かわっかんねぇ奴の話。」
「ユキ「優君の話・・・ですか?」」
次回予告
「ちょっとくらい良いじゃん!このケチ獅童!」「ルールはルールだ!この響!」
これは二人の仲が悪かった頃の・・・そして・・・始まりのお話・・・
次回「二人の原点」
お知らせ
「獅童優だ、俺達仮面ライダーロックの特別編が決定したぞ!
なんだここは?ユキと一緒にいるこの子は?
とにかく目が離せそうにないな。
特別編
仮面ライダーロックCome back knight 3月公開!
来週はユキの番だな。」