仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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ここまでの仮面ライダーロック!
ライブハウスraidの人気?バンドy×2shの獅童優に謎のデバイスキードライバースが届けられ、ホールズと戦う覚悟を決めた、そんなある日スラッシュが現れユキを拐った、そこに現れる優、そして、勝利を納める。
少し説明が違う?気にするな!
「優、今回も私の説明が...」


第4話 深紅の炎

平日の昼下がり、専門学生である優は、午前中で講義が終わる為、この時間は公園に居ることが多い、そして、昼食と一緒にネットニュースを見るのが日課である。

「この前のあれニュースになってる。」

それは、スラッシュとの一戦がニュースになっていた、見出しはこう「謎の怪物による集団誘拐、仮面の戦士、現れる」。

「仮面の戦士ね~、っては?」

驚きを隠せず思い切りむせた。

「What's up ?(どうしました?)」

「いや、被害者の響ユキさんによると、その戦士は仮面ライダーロックと名乗ったって、いつ新聞社に...」

「まあ、私の声で名乗ったから正体はバレてないはずだ、安心しろ。」

「問題点はそこじゃないんだよ、ユーズ」

「一応連絡してみるか?」

「出るかわかんねぇぞ、あいつ大学生だし。」

そういいながら電話する

「もしもし、優君?」

「聞きたいことがある。」

「べつに良いけど...」

「率直に言うと、お前、ニュースに載ってたけど。」

「あー、集団誘拐事件の、確か~」

「仮面の戦士の話。」

「それね、確か仮面ライダーロックって名乗ってたっけ、颯爽と現れて、怪物を倒してくれて、まさに王子様的な?」

「王子様って例えかた幼くないか?笠原郁かよ。」

「ちょっと、それいったら、あの人が、堂上教官になるじゃん。」

「でも実際、似たような感じじゃん。」

「全是違う!」

「いやいや、一度しか会ってない人に憧れて、その人に惚れて、でも近くに...」

「見つけたぞ獅童優。」

「何だ?」

優が振り向いた先には、炎のような装飾が施された鎧を纏った、仮面の騎士のような怪物がいた。

「ゴメン、やぼ用が入った、続きは後でな。」

「ちょっと優君ッ」

急ぎで電話を切る。

「お前何者だ?」

「答える訳ないだろ、これから死んで貰うからな。」

いきなり襲いかかる、だが優もやわじゃない、見事な身のこなしで、かわす。

「その攻撃、その鎧、そしてその声、お前、レイアか?」

「久し振りだなぁ、ユーズ、だがお前、逃げなきゃ道ずれだぜ。」

「知り合いか?」

「知り合いも何も、かつての仲間だ。」

「ユーズ、お前じゃない、そっちに用があるんだよ!」

レイアは優に殴りかかる、そして、その拳を、右手で受け止めた。

「本当に変わってしまったんだな、レイア。」

「ユーズ...」

「気にするな、変身だ。」

「分かった。」

「まだ悪あがきか?」

「どうかな?」

優はレイアを蹴り飛ばし、キードライバーを巻く。

「Set up 」

「変身!」 

「施錠!騎乗!向上!」

「はあああああ...フッ」

変身してすぐさま反撃する、すんなりかわされるが、回し蹴りを入れる、レイアもよろめきながらだがすかさず反撃、きれいに腹部に蹴りが入る、だが優も動じず、反撃しようとするが、レイアの手から火が放たれる、流石にこれは想定外だ、直撃を食らい、変身が解けてしまう

「終わりだな。」

レイアは優にとどめを刺そうとする、だがその手は止まった。

「何だ!」

「うっ、グゥァァ」

「どうした、レイア。」

「やはり人間を取り込んだホールズは不安定ですねぇ。」

そこに、蠍のような姿をした怪物が現れる。

「不安定、お前レイアに何をした!」

「おやおやこれは、裏切り者のユーズさんじゃないですか。」

「何故私の名を...」

「おっと、申し遅れました私はスティング、見てのとうり科学者だ、お互いに命拾いしましたねぇ、ではまた。」

「待て‼」

そのまま二人とも姿を消した。

 

 

 

 

「誤算ですねぇ、これではまともな戦力になりません。」

「俺をどうする気だ。」

「君は君が取り込んだ人間の望みを少々ねじ曲げて、叶えればいいのですよ、この星で最も慾深い生物を取り込んだのですから...」

「それで本当にいいと思っているのか...」

「お前は良心の塊だな。」

「お前は...」 

「発言権はない、兵器に感情は不要だ。」

 

 

 

 

 

「人間を取り込んだ、一体誰を...」

「優を狙った辺り、優に接点がある人物だろう。」

ライブハウスに向かう道で二人は話あっていた。

「俺を憎んでる奴とか?」

「可能性は高いな。」

優は思い当たる人物を思い浮かべる、しかし、そんな人物に心当たりがない、そして1つの疑問が浮かんだ

「なぁユーズ、ホールズは生物を取り込むのは何故だ?」

「やはり疑問に思っていたのか。」

「ああ。」

ユーズは少しためらった。

「なら全て話そう、我々ホールズは元々知的生命体を取り込みその欲望を餌にして、成長しその星を滅ぼしてきた、新たな住処を求めてな。」

「新たな、住処?」

「ああ、元々様々な所を転々としていた種族だったが、その目的は、全知的生命体を滅ぼすことに変わってしまったんだ、だから違う生命体を取り込む性質を持つようになったんだ、本来は、生命体なんか取り込まない、移住民だったのに...」

「だから反逆したのか?」

「ああ、そのために、エレメントナイツを結成したんだ、だが。」

「OK、全て理解した。」

そして、ライブハウスraidに到着し、オーナーに挨拶して、練習室のドアを開ける、これからリハーサルだ。

「ゴメンちょっと遅れた。」

「いいよ、そんなことより、電話の続き。」

「それは~、忘れて下さい。」

 

 

 

さてそれから、数時間後、リハーサルを終え、本番までまだ少しだけ時間がある、

「俺を憎んでる奴...」

「まだ考えてるのか?」

「ん、居たぞ思い当たる奴が。」

そして、ずっと下を向いていたのが悪いが、控え室のドアにぶつかった、頭を押さえながらドアを開ける、そこには目を疑う光景があった。

「なッ何なんだよ、その格好!」

「見てのとうり、ペアルックだよっ。」

そうそこにあった光景は、普段のパーカーではなく、いつも優が本番の時に着る、黒のタンクトップに、七分丈パンツ、それどころが、ワッペン、両手のリストバンドまで、同じものを身につけ完全再現だった。

「一体どうした?」

「なんか最近さ、優君、何か隠してるみたいな、前より距離感置かれてるみたいな、そんな気がして...」

ユキの発言に、少し心が痛んだ、だがユキを戦いに巻き込みたくはない、だからこそ隠すしかない。

その時誰かが直接脳内に語りかける。

「やあ獅童優君、君が今まで、響ユキと共にいたことを後悔させてあげよう、ライブハウスraidの駐車場にて待つ、来なければライブハウスもろとも燃やす、待ってるよ。」

優はすぐさま立ち上がり、駐車場に向かう。

だがそれをユキが引き留める。

「優君?」

ユキは少し悲しげな目で優を見つめる

「本番までには戻るから、安心しろ俺はちゃんと帰ってくる。」

優はそれだけを言い残して、その場を去る。

 

 

 

「見つけたぞ、獅童優。」

レイアは機械のような感じで話す。

「申し出どうり、決闘は受ける。」

「お前の目、覚ませて貰う。」

「Set up 」

「変身」

「施錠!騎乗!向上!...仮面ライダーロック」

変身し終えた所にユキが現れる、だが優は気にしていない

「ユーズ、あいつはお前の友なんだろ、だったらお前の手で、正してやれ。」

「優?つまりどう言うことだ?」

「簡単だ、キードライバー、オートバトルモード!」

「Are you ok ?(正気ですか?)」

「いいからやれ。」

「All right 」

優の体にユーズの意識がに乗り移る。

「ありがとう、恩に着る。」

そのまま、火を放つレイアに、突っ込む、そのまますかさず、左ストレート、見事に直撃、だがレイアのジャブが、動じることなく飛んでくる、だがの腕をつかみ、蹴りを一発、しかしかわされ、そのまま、追撃を食らい反撃のチャンスを失ってしまう。

「3,2 ,1time out 」

入れ替わっていた意識が元に戻る、限界時間だ。

「畜生、他に手はないのか。」

「終わりだ。」

レイアは、炎の剣を生成する、優もセジョウブレードで応戦する、そして、フィニッシュキーを刺そうとするが、弾かれる。

「しまった。」

そのまま呆気なく、飛ばされる、そこに迫るレイア、もうダメかここで終わるのか...、そう思った時だった。

「届けーーーーーーー!」

ユキが思い切りフィニッシュキーを投げる。

「それがあれば、倒せるんでしょ、だったら、あんなのすぐに倒してよ。」

その言葉、強く刺さった。

「まだ行けるか?」

「ああ問題ないいくぞ!」

「finish up」

「これで決める!」

助走を付け、飛び上がる。

「いくぞ!、ガッチング!」

「strike」

レイアに直撃し爆発音する。

「ユーズ、いい相棒を持ったな。」

レイアが口を開いた。

「見事な連携だった。」

「レイア...」

「ユーズ、そして、優、たのみがある、俺を封印してくれ。」

「いいのか?」

「ああどっちみち長くはもたない、だから封印し、お前たちの新たなる力に...」

「分かった。」

優は冷えきった、レイアの体に、鍵を挿し、封印した。

「安らかに眠れ、レイア。」

その時の風は、二人を慰めるように、優しくふいた...

 

 

 

 

 

 

 

だがその裏で新たなる資格が暗躍していた。

「おのれ、私の自信作を。」

「そう、焦るな、部下はまだいる、そうだな次はこれを使え。」

「これは、よろしいのですか?」

「構わん。」

「ありがたき幸せ。」

 

 




次回予告
三人を狙う、二つの陰、張られた罠、その時、怒りの力が、新たなる姿を作り出す
次回恵みの突風
「相棒は鍵!纏うは鎧!」
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