「オイ戦兎!外見てみろ!エニグマの時みたいになってんぞ!」
「声がデカいな、バカ、ちゃんと気づいてる、全く3つも世界を融合させようなんて、筋肉バカの万丈より、バカなこと考える。」
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「地球が、もう二つ・・・。」
「多分、優君が飛ばされた世界と・・・私たちが元々居た世界?」
「そんなことより、翔一君どうしよう・・・」
「真魚ちゃん、そんなこと言われてもさすがに惑星は無理だって!」
状況を説明すると、今コアメダル、アストロスイッチ、アナザーエネミーの力で増幅された欲望の力が、アギト世界、新世界、エグゼイド世界の3つを引き付けている、それにより今それぞれの世界がお互いに地球と言う形で視認できる距離になっていた。
そして、その影響もあり、二人の携帯荷はまとめて通知が来て、そしてあの呼び出し音が鳴り響いた。
「3っの世界が繋がってやっとこの回線で会話可能か。」
「「真也!?」」
「ああ、お前らが異世界に島流しされて連絡不能だったからな。」
「とりあえずお二人とも無事でよかったです。」
約1日ぶりに聞くその声に少し安心感を持ちながら画面越しの作戦会議が開始した。
「とりあえず、真也?だったか、状況確認もかねて、この事態に関する情報を共有させてくれ。」
「まず分かっているのは主犯格の狙いは3つの世界の融合。」
「悪いやつらは似たような事ばっか考えるんだな。」
「その方法としてお前ら二人を異世界に送り邪魔物を無くした上でこっちに紋章を書き、そしてタウラス、カプリスをそっちに送って紋章を書かせ、十二支星の紋章が互いを引き合う力と、キードライバーの互いを引き合う力で異世界同士を引き付ける作戦のようだ。」
「なら、俺とユキがそっちに戻れば・・・」
「いや、この距離まで近づかれた場合、このキードライバーの起こす引力は要らない、つまりはカプリスともう一人を封印しない限り元には戻せない。」
「ちょっと待って、ならこの惑星同士をどうやって越える気?」
翔一が訪ねるがその返答はすぐに帰ってきた。
「今の距離であれば、こっちのワープゲートを繋げる距離にあります、ですので真空空間を通ることなく惑星間を行き来できるはずです・・・ですが。」
「侵入と脱出にはある程度の速度が・・・どうしよう、私、バイク無いよ!」
戸惑うユキを前に真魚が翔一の肩を叩いて言った。
「翔一くんが送っていけば良いじゃない。」
「そ、そしたらこっちにいるアンノウンや他の・・・今!?」
翔一の脳裏に、最悪のビジョンが映った。
「どうした?」
「行かなきゃ。」
戦兎の質問にこう答える。
だが、そのビジョンに映った怪物は、映った通り真後ろに来ている。
「ごめんなさい、みなさん、俺、協力できそうにないです・・・。」
「いや、行ってください!津上さん。」
GX-05の弾丸がその怪物を撃ち抜いた。
「氷川さん!なんで・・・」
「僕だってアギトの回の一員です・・・しかも他の県に現れたアンノウンも、他のアギトや全国のG-5ユニットに任せてください、だから・・・」
翔一は少し下を向いてそれから返事を伝えた。
「分かりました、氷川さん!この事件の犯人をハントしてきます。」
「じゃあ!」
「うん、俺のバイクで行きます。」
「なら、俺たちも現地に行くか、万丈。」
「おおよ!」
全員の決意が固まった。
「じゃあユキちゃん、忘れ物。」
そう言いながら真魚はユキに髪止めのリボンを渡した。
(そう言えばこっちに来てから一回も髪を結って無かったなぁ)
「そう言えば優、あいつのこと笑ってるけど、お前も忘れ物だ。」
「キードライバー、ユーズ!」
「It is a complete resurrection(完全復活です)」
「心配をかけたな、優。」
「全くだよ、オマケに怪人態、安定してるじゃねぇか。」
戦兎の修理&グレードアップが施された相棒と鳥を象ったペンダントを受け取り、それから画面越しだが、お互いに顔を見て笑い合い、そしてユキは髪を結い、優はペンダントを首から下げて、ホントはハイタッチがしたがったがお互いに親指を立ててサムズアップした。
「行きましょう、みなさん。」
「ああ。」
[サメ!バイク!ベストマッチ!]
[クローズドラゴン!]
「「Set up」」
[are you ready?]
「「「「「「変身!」」」」」」
優はロックに、ユキはアスタロトに、真也はオープナーに、戦兎はビルドに、龍我はクローズに、翔一はアギトに姿を変えた。
「バイクが・・・少しゴツくなってる?」
「そっちも勝手に手を加えた改修版だ。」
「さっさと行くぞ!」
「はい!」
マシンビルダーに戦兎と万丈、マシントルネイダースライダーモードには翔一とユキ、ロックチェイサーには優、そしてバレットストライカーには真也が乗り、アクセルをいれる。
「座標は、エリアス一行の元に固定・・・準備万端です!」
[ready go!][ボルテック!フィニッシュ!]「chain load」
それぞれ鎖の道と、計算式で出来た坂を登り、翔一とユキは飛んでゲートに向かった。
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エグゼイド世界11月30日
「あら、まさかもう来る?・・・せっかちな子ねぇ・・・」
4台のバイクで6人の騎士、いや戦士が到着した。
「まあ良いわ、行きなさい。」
「ちょっと待った、勝負の前に名乗るのが日本人の礼儀・・・じゃないのか?」
エリアスに掌を向けて優が告げた後、一人ずつ名乗り始めた。
「仮面ライダービルド、造る、形成するって意味のbuild。以後、お見知りおきを。」
「プロテインの貴公子!クローズ・・・仮面ライダークローズだ!」
「仮面ライダーアギト、こんな戦いちゃちゃっと終わらせて、お茶でもどうですか?」
「仮面ライダーオープナー・・・これ以上は言うまでもない。」
「相棒は鍵!纏うは鎧!」「奏でるは勝利のメロディ!「仮面ライダー!」
二人は背中を会わせて恋人繋ぎのような手の組み方で優は左手をユキは右手を繋ぎ、それを互いにアイコンタクトをとって前に出した。
「ロック!「アーンド!」アスタロト!」
「相変わらず長いわね・・・」
「礼儀か、なら我々も、獅子座の幹部レオンズ。」
「牡羊座の幹部カプリス。」
「天秤座の幹部リブラス。」
「蟹座の幹部キャンサー。」
「射手座の幹部タリウス。」
「あーもう私も?魚座の幹部エリアス。」
「じゃあ早速・・・勝負開始と「行きますか♪」」
優が少し動揺したが二人で顔を見あって笑った。
to be continued
次回予告
集いし6人の戦士VS6人の幹部・・・そしてキードライバーの真の力が・・・ここに?
次回「完全体の鎧/団結の歌」
何がどうなってんだよ!
告知
「ユーズだ、私もついに安定した状態で怪人態になれたぞ。
それはさておき、特別編がとうとう今月のようだな、優我々も気を引き締めていくぞ!
仮面ライダーロックcome back knight
3月公開予定だ。」