仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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第40話 完全の鎧/団結の歌

「早速・・・勝負開始と「行きますか」♪」

翔一はカプリス、戦兎と龍我はタリウスとキャンサー、そして優たちはリブラス、レオンズが向けられ、エリアスは高みの見物である。

まずはカプリスの張り手、それを交わし、腕をつかんで投げの体制に入るが、体を逆に回転させていなされる。

お互いに視線を合わせ、次は翔一が右、左フック、回し蹴りのコンボを仕掛けるが、回し蹴りだけは当たらず、体当たりを喰らう。

[ラビット!&ラビット! ビルドアップ!]

ビルドチームは、ほぼ万丈が囮のような状態で、有効打を探しながら戦兎がコロコロとフォームを変えて、次はラビットラビットだ。

「なぁ戦兎、なんか策ねぇのかよ!」

「今探ってるでしょうが!」

口喧嘩を交えつつも、連係?は乱さない、だがキャンサーの幻影に、タリウスの矢、本体を狙撃するのが難しい。

「これか!」

本体を探そうと、フルボトルバスターを放つが、当然、数が多すぎる。

「そんな程度かしら?」

「・・・片っ端からやってりゃ、キリがねぇ。」

「片っ端・・・そうか!」

[忍者!タカ!ガトリング!ロケット!][アルティメットマッチで~す!]

フルボトルバスターから放たれたアルティメットマッチブレイクは、忍者の分身、タカの追尾、ガトリングの高速乱射、そしてロケットボトルにより弾のひとつひとつがレーダーミサイルとなり、全ての分身を攻撃する、だがタリウスには当たっている気がしない。

「異世界に飛ばされて会えなかった分!、その恨み、辛さ、全部ぶつける!」

優の槍と、ユキの剣が飛び交い、そこを真也が援護射撃を決めていく、この数ヵ月、いや数年の絆が生んだ息の乱れぬコンビネーションはレオンズを追い詰めゆくかのように見えるが、リブラスのハンマー攻撃には対応しきれず、の援護は不可になり、真也がリブラスとサドンデスと言うような状況になる。

「「真也!」」

「二人同時に言うな気持ち悪い、フッ!・・だが、バラバラのままじゃ、マズイか。」

「確かにそうね、ハァ!」

全員をエリアスの水流が襲う、もはや洪水並みだ。

「とにかく、どうするか・・・何かいい案は・・・」

「優君後ろ!」

背中側からリブラスの攻撃、壁を抜いてのハンマー攻撃だ。

「お前らのバランスでは、私のバランスは崩せない。」

「「どんな煽りだよ!」」

二人同時に反撃する、もはや掛け声も腕時計も要らないコンビネーションだ。

(これなら・・・行けるか?)「お前ら、案ならある、ただし、リスクは尋常じゃない、それでも良いか?」

「どういう方法だ?」

「星屑の箱の2層目にあるユナイトカードで、心技体3つのキードライバーを融合させる。」

「そんなこと、出来るのか?」

「問題は・・・。」

ユキがその話を最後まで聞く前に真也の手からカードを奪った。

「お前!?」

「一番合理的なんでしょ?、だったらやろ~よ。」

「俺も賛成だ。」

「だが・・・って待て!人の話を最後までき・・・」

ユキがユナイトカードを剣に滑らせる、すると、3三人の体が重なり、一つの体になって、そして新たな鎧が装着されていく・・・

「施錠!友情!融合!クロスオン、パーフェクトナイツ!」

「今・・・もしかしてこれって!」

「ユキと・・・真也と・・・全感覚を共有して・・・」

「無い。とりあえずめちゃくちゃなことにしやがって・・・」

「もしかして、キレてる?」

「合体したところで同じよ。」

リブラスとレオンズの攻撃にあっけなく吹っ飛ばされる、当然体が動かせない以上、交わしようもない。

「ダメだ・・・」

「だから人の話を最後まで聞けと、この形態は心技体揃った究極態、だが俺が変身を解いてないがゆえに巻き込んだせいで、俺と呼吸があってない、故に動けない・・・」

ユキも真也も終わった・・・そう思った、だが。

「なら、呼吸を合わせりゃ良いんだろ、俺に続いてくれ・・・」

「そっか!優君天っ才!」

「なるほどな。」

「止めと行こう。」

「ああレオンズ・・・ん?奴等まだ動くか。」

「稲妻よりも早く駆け抜けて・・・「悲しみよりも深く息を吸う・・・「鋼の胸で突き抜ける風!その胸に宿り続ける真実!」

「なんだ、この力!?」

優の秘策、それは・・・歌で呼吸を合わせると言う方法だ!

「アイツら、最ッ高だな!・・・ん?」

二人を見る戦兎の手に3つのボトルが飛び出し、合体してクローズビルド缶が完成していた。

「ベルナージュが俺たちも合体しろってさ。」

「マジかよ。」

そんな龍我を横目にドライバーに装填、レバーを回した。

[are you ready?]

「駄目です!」

「(龍我に対して少し微笑しながら)変身!」

[ラビット!ドラゴン!Be the oen!クローズビルド!]

「「勝利の法則は・・・決まった!」」

 

「俺も負けてられ無いな、フッ!」

翔一も負けじとトリニティフォームになりフレイムセイバーとストームハルバートを装備し、ライダーシュートを繰り出す。

また戦兎と龍我もフルフルマッチブレイクを放つ、それぞれ、キャンサーとカプリスに止めを刺す。

「最後は一緒に、どうですか?」

「ああ」「おおよ!」

レバーを回して同時に飛び上がった。

「「ラブ&ピースフィニーーーーッシュ!」」

ダブルライダーキックが炸裂し、タリウスを撃破した。

「「「スピードを殺すもの全て!振り落とせ!ーーーーー」」」

歌いながら2体を追い詰めていく、完璧な連係だ。

「これでフィニッシュだ!」

「「「「OK!」」「「finish up」」」

背中に翼を携え、空高く舞い上がりキックの体制にはいる。

「行くぞ!「「エクセリオン・・・ストライク!」」」

レオンズはリブラスを盾にして耐えるが強力キックの前にリブラスが気絶する・・・

そして間髪入れずに4体を封印し、世界同士の合体が阻止された。

「残るはお前ら2人だ・・・」

「今回は撤退ね・・・覚えてなさい・・・」

「またいつものパターンかよ。」

また姿を消された、そして間髪入れることなく、戦兎がボトルを交換し始めた。

「戦兎さん!」

「あと5分で帰れなくなる・・・あと推測だが俺たちはどうでもまた会うだろうな、月食の日、アイツらの狙いはその日だ。」

「月食?」

「ああ、エニグマのデータもコピーされた形跡があるし、世界融合が起こすのに一番合理的だからな、皆既月食時は夜のように空が暗くなる、だから地球同士が接近しても気づくまでかなりの時間がかかる・・・あえてサヨナラは言わない、優、この世界を頼んだ、帰るぞ万丈!」

「オイ待てって戦兎!」

[ロケットパンダ!][クローズマグマ!]

そうして二人は空に飛びたった。

「じゃあ、ユキちゃん、次は君の料理で優君を笑顔にさせてよ。」

「翔一さん。」

翔一マシントルネイダーで飛び立った。

それを見送って変身を解く、3人背中合わせの状態になり、二人は名詞以外一語一句違わずこう言った。

「優君。」「ユキ、「ただいま!」

そしてお互いを視認するよりも前に抱き合った・・・だが様子がおかしかった。

「どうした?」

「「なんか・・・いつもより目線が」「高い「低い様な気が・・・って!「俺が「私がもうひと、いや入れ替わってる!?」」

 

to be continued

 




次回予告
「「最・・・悪」」
パーフェクトナイツフォームの副作用、これにより体と意思がバラバラに・・・怒りっぱなしのユキ、ストレスMAXの優、果たしてどうなる?
次回「入れ替わりの二人」
相棒は鍵!纏うは鎧!

告知
「真也だ、特別編が決まったそうだな。
まあ俺は変わらずだがな、まあとりあえずシンプルに閉めさせてもらおう。
仮面ライダーロックcome back knight
3月公開予定だ」
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