仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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第42話 優希/ユキの真実

「来たか、騎士ロック、そして乙女座の幹部。」

「月を操作したのはお前らか?」

「あと、乙女座の幹部じゃないから!」

「優、じゃないユキとにかく相手は・・・」

「心配しないで、私だってトライフォームは制御できる・・・はず。」

「Set up」

「「変身!」」

それぞれ鎧を纏い、なれない体での戦闘になった、だがレオンズは受けるばかり、いなすばかりで攻撃を仕掛ける素振りがない。

「様子が変だ。」

「普段のアイツなら・・・絶対カウンターするはず。」

「とりあえず、この体がユキの体なら・・・ここに集いし無数の黒雲・・・。」

「来たか。」

レオンズが指を鳴らす、それと同時にユキの体が、また異変を起こす。

「・・・暑い・・・溶けるみたいに・・・暑い・・・」

「優君!。」

「近づくな。」

真也がユキを止めた。

「あの体は、ああなる宿命だったのかもな。」

「どう言うこと?」

「12幹部の体は皆機人、そしてその共通点と全員の顔に見覚えがあった理由を探していた、だがお前の体が左手と、胸部周りや上半身の筋肉が人工物なっている事から全て推理がついた・・・2年前隕石の落下地点にいた人間であり2日後にひょっこり見つかった11人ってことがな・・・そしてそいつらに改造を施した技師を合わせて地球での12幹部の体になっていたと。」

「えっ?(だから私響優希じゃないって・・・人間としては死んでたってこと?)」

「よくそこまで調べたな、オープナー。」

「ああ、あの日、キードライバーを盗んだのは俺だからな、だが優、アイツが今いるあの体は・・・怪物化する。」

その台詞と同時にユキの体が怪物に変わり、10枚のカードが散った。

「優君!」

声が出るより先に足が出ていた、そしてホープカリバーと2枚の札をユキが、あとの札をレオンズが回収した。

「真也、付き合って、優君を取り戻すために・・・あと私の体の中のククルカンキーを抑えるために。」

「仕方ないな。」

「私も、優をあの怪物のままにはしておきたくない。」

「me too」

「微力ながら・・・私もだ。」

「じゃあ・・・行くよ!・・・ユナイトアップ!」

「施錠!友情!融合!クロスアップ、パーフェクトナイツ!」

「暴れないで・・・落ち着いて・・・私だよ・・・ユキだよ。」

合体してもなお、優が暴れまわる、だがそれをユキがあやすように抑えた。

「よかった・・・じゃあ、反撃タイムだね。」

「・・・ああ、しっかり合わせろ!」

「絶対に~♪「離さない♪この♪繋いだ手は~♪」」

完全な息で合わせる、もはや16年も前の曲だがそんなことは一切気にしない、完璧な連携で一人の人間のように動く、そして真也の的確な盾と、二人の剣で歌いながら優位体制を維持する。

「「解放全開!イッちゃえ!Heartの全部で♪」」

「なんだこの力は・・・」

「「「進む♪事♪以外♪答えなんてあるわけがない!」」」

「finish up」

「「見つけたんだよ!心の♪変える場所♪yes♪ 」」

「「響け♪胸の鼓動未来の♪先へ~♪・・・エクセリオンスラッシュ!」

見事な回転切りでレオンズを倒しそして封印した。

だがそこにエリアスが現れカードを回収した。

「「「エリアス!」」」

「ご苦労ね、これで札は揃った。」

エリアスは合わせて10枚の札を体に取り込み、禍々しい形相に変わった。

「最初からこれが狙いか!」

連携が乱れたまま優の意思で走る・・・だが。

「小賢しい・・・」

エリアスはそれを右手で受け止め、投げ飛ばす。

「さらばだ・・・3人の騎士・・・」

エリアスの右手から放たれた砲撃は真っ直ぐに三人に迫った。

「あとは・・・頼んだ。」

真也が合体を解き、その攻撃を一人で受け止めた。

「「真也!」」

膝に抱えると真也の体温が下がっていくのが肌で感じれた。

「今回はこの子だけで十分ね・・・覚えてなさい、今日の正午、みんな私の世になるから・・・」

「一応、意識は取り戻していますが、今日一日は絶対安静にしてください・・・ましてやあの怪物と戦うのは避けてください。」

そう告げて病室後にした医師に続いて3人、いや5人と話し合いになった。

「真也さん・・・」

「颯、指揮は任せた、後こうなることは予測が付いてた、だが未完成だが使える状態までチューニングがすんだ武装がある、優、お前に使わせるための・・・パーフェクトナイツを使うこと無く終わらせるための武装がな。」

「俺で・・・良いのか?」

「あと、これを持っていけ。」

真也はユキにあるものを手渡した。

「私が・・・これを?」

「おーい、見ない間におっきくなったね優。」

「永夢先生。」

病室をあとにするとそこには小児科医の宝城永夢が待っていた、優が親を亡くした時は一番よく遊んでもらった先生だ。

「話は聞いてる、でも自分が笑顔にした子が、今はしかめっ面で仮面ライダーか。」

「永夢先生も昔・・・仮面ライダーだったんですよね。」

「もしかしたら、今もかも知れないよ。」

日食まであと5分を切った頃、二人はまだ明るい空の下で、空を見つめてた。

「まさか今、こうやって世界の命運託されてるって信じれないよな。」

「優君がそれ言う?」

「別に良いだろ。」

しばらく沈黙が続く。

「「ねえ。」」

二人の声が被った。

「なんだよ。」

「優君こそ。」

「「・・・同時に言ったら揃うかな?///」」

またお互いを見て赤面した。

「「じゃあ・・・ゆっ・・・予定より早い!?」」

徐々に空が暗くなる・・・そして。

「座標を特定しました!」

「よし、サクッと地球を救って。」「うん。それからキッチリ話そ♪」

 

 

第4章・・・完




次回予告
ついに始まる最終決戦、だがその場所までの道は、塞がれて・・・

次回仮面ライダーロック最終三部作Ⅰ「小さな願いが届くときに」

告知
優ユキのもとに突然現れた少女、そして襲来、水瓶座の幹部。
仮面ライダーロックの終曲(フィナーレ)がここに・・・
仮面ライダーロックcome back knight
pixivにて公開中↓
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12570691
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