Ⅰ 小さな願いが届くときに
太陽が月に隠れ皆既月食が始まり、世界が夜のように闇に包まれていく、そして太陽を中心に各20個の地球と月が引き寄せられ始めた。
「推定では、合体まで約1時間・・・」
「それだけあれば・・・十分だ・・・とも言えないか。」
病院の前には大量のアーミーホールズやバグスターウィルスetc・・・が集まり、行く手を阻んでいる。
「やっぱりな・・・行くぞ!」
「その必要は無いよ・・・病院を守るのも医者の仕事だ・・・」
永夢がゲーマドライバーを巻きマイティアクションXを起動した。
[マイティアクションX!]
「ここは引き受けたから・・・任せたぞ後輩!変身!」
いきなり性格が変わる、そして変身した永夢を後に、優はロックチェイサーに乗り、ユキはバレットストライカーで走りだし、その大群の中を抜ける、だがその大群を抜けても、やはりバイクで追うもの馬で追うものと言うように追いかける部隊も用意されている。
「このまま、逃げ切れるか・・・」
「優君、私が行く。」
バレットストライカーを変形させ滑空砲のような実弾銃で応戦し一部部隊は壊滅した、だが器用に交わすものは残ってる。
「やっぱり、変身するしか・・・」
「いや、あれは一回限りだ・・・」
「Master I have a good idea(私に任せてください)」
「信じよう、優君。」
「all right chain road」
鎖の道を展開し、その道を使って生身のままジャンプする、そして着地点も鎖を用意して安全性も満点だ。
「撒いたと思ったら、まだ来る?」
そこにまたバイクである人物がやって来る。
「間に合ったな!優!」
「「玄太郎先生!!」」
「俺もいます。」
「映司さん!」
「ライダーは助け合いでしょ?だからここは俺たちが食い止める。」
「って言うわけで行ってこい!」
「「ハイ!」」
「久しぶりに行くよ、玄太郎くん。」「おおよ!」「「変身!」」
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「残り10キロ・・・折り返しです。」
目的地が近づくと共に足場が悪くなる、だがバイクで駆け抜けて行くのが唯一の移動手段だ、追っ手は次々に来る、まだ全ては巻ききれていない。
「抜け道ももう無いか。」
「やっぱり、やるしかないね。」
「その必要は無い。」
その声に聞き覚えはあっても誰か思い出すのにすごく時間がかかった。
「ソウ・・・ゴ?」
「ああ、2029年の常磐ソウゴって言うのが正しいかな。」
そう、彼は仮面ライダージオウ/常磐ソウゴだ。
「世界をまた結ぼうとする輩を止めるために来たけど・・・君らに託すよ。」
「ソウゴ?」
「この世界の力じゃなきゃ倒せない・・・倒せても君たちにしかあれは封じれない、だから・・・行け。」
「・・・」「・・・」
「どうした?」
「「・・・分かった・・・・じゃあ。」」
「頼んだよ、時間の流れが、また歪まないように・・・この力をまた使うときが来ないように。・・・」
次の瞬間ジクウドライバーが禍々しく光り、優たちを追っていた全員と二人を隔てた。
「ありがとう。」
「最高・・・最善の魔王だからね・・・変身!」
そのときのソウゴは静かに笑ったようにも見えた。
[祝福の時!最高!・・・最善!・・・最!大!王!・・・オーマジオウ][ロックの刻!ガッチングストライク!]
鎖で全ての敵を結び、キックを放つ、それを見届けて二人が発車する。
「ハッ!」
その両手から衝撃波を放った。
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バイクの急ブレーキ音と共に、その採石場には二人の騎士が現れる、勿論優と優希だ。
「決着をつけよう・・・いや「世界を奪還させてもらう!」」
二人で指を指した、その先には当然エリアスが居る。
「あなたたちにはもうどうしようも無いでしょう。」
「まだ術ならある・・・いや預かってきた!」
優はキードライバーを巻き、ユキはキードライバーオリジムを巻いた。
「そのベルト・・・」
「「Set up!&upgreat stand-by!」」
「「変身!」」
「施錠!騎乗!向上!仮面ライダー・・・ロック!」
「解錠、改造、開花、仮面ライダーオープナー・・・」
二人が変身した姿はそれぞれ、優はピッキングフォームのアーマーに盾、またユキはアスタロトを意識した鎧を纏った。
「真也が用意してくれた、一級品だ。」
「そんなもので・・・そんな物で!」
エリアスの猛攻が始まる、それを盾で防ぐ、盾事態の強度は十分だ、でも、衝撃は想定以上だ、そして優が囮になり、ユキが反撃する、だが気づかれた、装甲は十分な強度をしっかりと持っている、そのため平気だが、やはりその反撃はけた違いのパワーを誇り、採石場の斜面まで飛ばされた。
「邪魔はさせない、させないから!」
盾を出すのが間に合わず直撃を喰らった、呆気なく鎧が砕け、通常のロックとさほど変わらない状態になってしまう。やはり真也も11星座融合は想定外のようだ。
「終わりよ、騎士ロック!」
エリアスが光の剣を出し、優に切りかかろうとしたとき、ユキが優を庇った。
そして、その剣は二人の仮面もろとも切り裂いた。
「・・・ユキ・・・嘘だろ。」
「ちょっとだけ・・・無茶しちゃった・・・でも優君の顔を最後に見て死ねるなら・・・大切な人のためなら・・・本望だよ・・・だから・・・使って・・・私の・・・」
「これで最後よ・・・騎士ロック・・・いや獅童優!」
「もう・・・どうなっても知らねぇぞ!」
タイムリミットまで、あと30分
次回「輝きの騎士は空に舞い散る」
借りるぞ・・・お前の覚悟