「これで最後よ・・・騎士ロック・・・いや獅童優!」
「もう・・・どうなっても知らねぇぞ!」
「もう・・・どうなっても知らないぞ。」
槍を広いもう一度正面から向かう、半分ほど砕けた鎧、割れた仮面・・・満身創痍の体で立ち向かう、しかし全くダメージは入っていない。
「あら?さっきまでの威勢はどこにいったのかしら?」
「うるさい!・・・「ユナイトアップ!」」
仮面が割れたままトライフォームへ喚装し、さらに盾を投げて反撃、そしてバインドキーで体を縛った。
「finish up」
「覚悟しろ・・・」
「full power」
「「ガッチングストライク!」」
空高く舞い上がり必殺キック、だが・・・
「効いてない。」
「どうしたのかしら?ああ、多分12枚全て私が取り込んだからかしら?」
「何!?」
衝撃波で全て吹き飛ぶ、そして優の仮面は割れるどころか砕け散った。
「これが・・・完全態。」
「感心してるようなら、その鎧も砕いてあげましょうか?」
もう無理だ・・・そんな素振りを見せる・・・だが。
「爽子先輩。」
エリアスが動揺した。
「世界を合体させて何がしたいんだ?」
「これは下北爽子の意思じゃないわ。」
「ただの体か・・・爽子先輩だったら・・・大人しく降参するけど。」
「なんの冗・・・談・・・何故?」
「今だ!「セパレートイリュージョン!」」
下北爽子の意識を呼び出し動揺させ攻撃をしかけた、が、やはり体を分離させれない。
「そんな。」
「良い案だったわ・・・でも残念。」
首を捕まれ、そのまま投げられて、変身が解けた。
「今度こそ・・・終わりよ。」
「ゴメンな・・・ユキ、でも・・・。」
「まだ何かあるの?」
「やっぱり俺には・・・」
その時ユキの体内にある血まみれの鍵に、折り鶴の形をした光が集まった。
「これって・・・」
「聞こえますか?優さん・・・その光景は今ネット中継されています、そして皆があなたを応援してるんです!」
通信の音声とその折り鶴一羽一羽から声援が聞こえる・・・
「しゃーない・・・面倒くさいけど・・・世界を救ってやる!」
「私も居るぞ。」
「I'll be with you to the end(私も最後までお供します)」
「ユキ・・・みんな・・・借りるぞ!」
「set up! 」
「・・・変身!」
優の全身を1000羽の鶴が包みそれが鎧になり、剣になり、そして仮面となった。
「何・・・その姿。」
「相棒・・・いや最愛の人の亡骸と皆の希望だ!」
瞳が隠され、全身が光を放つ、輝きの騎士となった。
「その身に刻め・・・。」
大地を蹴ったその足で接近し、まずは脇腹を切り、今度は壁を蹴り背中、そして足・・・このようにまさに閃光というような速度で攻撃を続けた。
「この速さは・・・」
「まだ、終わってないぞ!」
剣先に新たに一羽宿り、剣が二つに増えた。
「「2001の型!シャイニングクラッシュ!」」
目にもとまらない早さで切りつけて、また剣先に一羽宿し、今度はそれを合体させた。
「「2018の型!キングギリギリスラッシュ!」」
巨大な刀身で一撃、ここで日食が終わり始めた。
「「2010の型!オーズバッシュ!」」
剣を降った衝撃波で攻撃し、今度は背後から突き上げ、成層圏にワープした。
「「2011の型!ライダー超銀河フィニッシュ!」」
切りつけ地上に戻し、間髪いれず。
「「2017の型!ファイナルマッチブレイク!」」
ビーム砲で追い詰める。
「なにこれ・・・反則じゃない。」
「そっちが言えたことか!俺の恨みと皆の希望が可能にした、力だ、あばよ。」
「待って!」
空高く剣を構えて、力を溜める・・・
「「希望の型!アスタロトエンゲージ・・・」」
(優君・・・ありがと・・・)ユキの幻影が一瞬見えた気がした。
「「終極の型!シーリングスラッシュ!」」
その剣は綺麗な弧を画き、魚座以外の札を全て封印した・・・
「優・・・。」
「爽子先輩・・・ちゃんとこの罪・・・償ってください。」
「ねぇ・・・」
優は罪悪感を持ちながら涙を堪えて言った。
「安らかに・・・眠れ。」
その台詞と同時にブランクカードを刺し、封印した。
「優さん!もう時間が・・・」
「分かってる、2029の型!・・・」
優は鍵をフィニッシュキーに差し替え、元々の鍵をユキの手に握らせて、飛び蹴りの体制に入る。
「ユーズ、キードライバー・・・付き合わせてゴメンな。」
「今更何を言う。」「I am with you forever」
「ありがとな・・・「ガッチング!」」
「explosion!」
タイムリミットまであと0,5秒、目まぐるしい閃光を放ちながら引力のコアになっている光の柱を爆破した・・・
see you next time...
最終回予告
私の最愛の人はこの日・・・勝手に何処かに行っちゃいました・・・でもきっといつか会えるよね、私、ずっと待ってるから。
次回 仮面ライダーロック最終回「さよならも言わないで」