仮面ライダーロック   作:高町魁兎

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私の最愛の人はあの日、空に散りました、その後彼の姿を見た者は誰もいません、私もその事を知ったのは救急搬送されて緊急手術を施され、次に目が覚めた時の事。
私の青春、初恋、誕生日、様々なことに付き合ってくれた私のヒーローで相棒は、2029年12月1日に消息を絶ちました。
今、どこに居るの?何をしているの?、もう随分と長いこと君の声が聞けてない・・・さびしいよ・・・会いたいよ・・・

さよならも言わないで、勝手にどこかに行った君に・・・



Ⅲ さよならも言わないで

「・・・うるさいな・・・」

目覚まし時計が鳴り響く、確か2回目のスヌーズだっけ?・・・ん?

「ふぁぁ・・・。」

そんなことを思いながら大きなあくびをひとつ、そして時計の文字盤を・・・文字盤を・・・

「寝坊したぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!」

あの日から数年たった、夏の日差しに目を覚まして、彼の居ない布団を見つめる、あの時の事は未だに思い出します、騎士として・・・響ユキとして歩んだ2029年、あれ以降も侵略者や災害、他にもいろんな事に地球が脅かされた事はあっても、私の中ではあれが最大の事件かな、だって私が当事者だもん。

そんな話はどうでも良いよね、因みに私を含む12幹部の体にされた人々全員社会復帰を果たして、私もまた大学中退して、就職して、気がついたら2児の母。

そんなこんなで、写真に挨拶、べつに遺影ってわけじゃないけど。そしてリビングのドアを開けると、子供は二人とも既に起きている。

「ママ、またお寝坊?パパもう行っちゃったよ。」

「ウソ!?」

「パパ朝御飯つくって行ったから早く早く!。」

こっちの髪を一本に結んでる子がアオイ、どっちかって言うと夫に似てるかな?ちょっと神経質で性格までそっくりなお父さん子、そしてこっちの子がヒュウガ、今日も朝からゲーム三昧のご様子、少しはアオイを見習って読書もして欲しいものである、因みに二人は一卵性双生児の双子で・・・ってそんな話してる場合じゃないや、早いとこ朝食を食べ終えて食器を洗い、仕事着に着替える。って地味に出来が良いオムライスに子供受けする料理だけは上手いなー、とちょっと関心。

さてさて、この年になってもなお、ドジなままですが、ママだけに、騎士としていつかまた戦う日が来ないことを祈って、毎日過ごしてます。

あっ、因みに今の職業は守秘義務があるので言えません、ざっくり言うと公務員に近いかな。

「いってきます。」

「「いってらっしゃーい。」」

仕事場までの道のりもそんなに長くないです、電車で数駅、と言っても徒歩2時間?程度かな。

「おはようございまーす。」

職場に入り、仕事場に入る。因みに職場は・・・

「遅くなっちゃった、ごめんね。」

「遅いぞ・・・獅童隊長。」

「からかわないでよバーカ。」

 

おっと、この物語の語り手である、いや語り手であった私の名前を名乗るのを忘れてました、表向きは人気アーティスト、そして裏の顔は対超生物組織teamGRIDの獅童隊隊長、獅童優希です。

 

to be continued・・・・・・・・・?




仮面ライダーロックをここまで読んで下さりありがとうございます。
高町魁兎です。
さて、はじめて投稿した僕の小説、今回は仮面ライダーという名を借りて僕の思うヒーロー像をお届けしてたら、なんと1年たってました。
故に初期回とか完成度がお世辞にもよくないとかありましたが、まさか掃除中と下校中の妄想が今こうして形になり完結したことに感慨深さを感じてます。
妄想は最後まで妄想じゃなくこうして形にして、僕が恥ずかしくなっても残り続ける作品であることには間違いないので、10年20年・・・ほんとに2029年になったときとかにまた読み返してくれると嬉しいです・・・因みにもう一回仮面ライダーロック書けって言われたら絶対にベルトにIA積まない。
ではまた次回作・・・あるかわかりませんがまだお会いしましょう。

by感慨深さに浸る高町魁兎

2020年3月10日
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