戦姫絶唱シンフォギア 守護獣の鎧   作:光機

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第七話 すれ違い

未来から離れた場所で戦い始めた響とレイジ。

 

クリス「どんくせぇのが生きやがる。」

 

響「どんくさいなんて名前じゃない!」

 

クリス「!?」

 

響「私の名前は立花響!誕生日は9月13日生まれ、趣味は人助け、好きなものはご飯&ご飯、身長はこの間の測定で157センチ、体重はもう少し仲良くなったら教えてあげる、後彼氏いない歴は年齢と同じだけど、最近気になる人がいるかも!」

 

クリス「突然何言ってやがる?」

 

レイジ「わからないか?」

 

響「私達は話ができるんだよ!だから争う前にちゃんと話し合おうよ!」

 

クリス「うるせいよ。話し合いで解決なんてするもんか!」

 

クリスはネフィシュタンの鞭で二人を攻撃してきた。しかし飛んできた鞭をお互い一本ずつ掴み、同時にクリスを引き寄せた。

 

 

レイジ・響「はぁーー!」

 

同時に拳を叩きつけた。クリスは吹き飛んだ。

 

響「お願いだから話し合おうよ!」

 

クリス「なめやがって、私を、雪音クリスを!」

 

響「クリスちゃんっていうんだね。」

 

クリス「! やっぱりお前むかつくんだよ!アーマーパージだ!」

 

クリスは着ていたネフィシュタンの鎧をはじき飛ばした。二人は避けたが、辺りが煙に包まれた。

 

レイジ「無事か立花響!」

 

響「大丈夫! ん?」

 

レイジ「歌?この歌は、立花達と同じ?」

 

煙の中から光が放たれていた。煙が晴れるとそこには響達と同じシンフォギアを纏ったクリスがいた。

 

響「クリスちゃん、私達と同じシンフォギアを?」

 

レイジ「あの鎧とは違い、やな感じがしない。」

 

クリス「歌わせたな、私に歌を歌わせたな!」

 

クリスは射撃系の武装を出しぶっぱなしてきた。

 

クリス「私はな歌が大嫌いなんだよ!」

 

レイジ「無茶苦茶やるな。」

 

響「うわ!」

 

銃弾が響に直撃し、煙に包まれた。

 

レイジ「立花響!」

 

クリス「へ!」

 

煙が晴れるとそこには巨大な壁があり、響を守った。

 

クリス「こいつは壁?」

 

翼「否!剣だ!」

 

それは剣を巨大化させた翼だった。

 

クリス「くそ!」

 

クリスは上にいる翼に砲撃した。しかし赤い光が横切り砲撃は相殺された。光が来た方を見ると、そこには炎矢がいた。

 

炎矢「翼、まだ完治してないんだから無茶はだめだよ。」

 

翼「炎矢が支えてくれれば問題ない。」

 

炎矢「まったく、たまに言うから反則だよ。」

 

翼は隙を見逃さず、素早くクリスの懐に入り込み、首もとに刃を突きつけた。

 

響「翼さん!」

 

響はクリスに対する攻撃を止めようと声を出そうとしたが、肩を叩かれた。

 

響「炎矢さん?」

 

炎矢「大丈夫、翼はわかっています。」

 

翼「(戦うべき敵を間違えることはもうしない。)」

 

レイジ「(前に感じた迷いと怒りがない。これもあいつの影響かなのか?)」

 

レイジは翼とクリスの戦いを見ながら響を見た。

 

レイジ「(俺も変われるのか?いや、変わりたいのか? !!なんだ!?)」

 

戦いが続くなか、翼とクリスにノイズが攻撃してきた。それを見た響は二人を助けた。

 

クリス「お前何で?」

 

響「クリスちゃんが危ないと思ったら、体が動いちゃって。」

 

クリス「バカかお前!」

 

翼「まだ来るぞ!」

 

再びノイズが迫ってきたがレイジと炎矢が三人を助けた。

 

レイジ「誰だ!?」

 

響「誰?誰がいる?」

 

一同がレイジの視線の先を見ると女性がいた。その手にはソロモンの杖があった。

 

クリス「フィーネ?」

 

翼「フィーネ、終わりの名を持つものか。」

 

クリス「フィーネ!こんな奴ら私一人でできる!手を出すなよ!」

 

フィーネ「クリス、あなたはもう用済みよ。こんなこともできないなんて。」

 

フィーネはクリスにそう告げると、杖を持つ反対の手に光が集まり始めた。それは先ほどクリスが吹き飛ばしたネフィシュタンの鎧だった。

 

クリス「用済みってなんだよ?フィーネ!」

 

フィーネはさらにノイズを放ってきた。一同は難なく撃破できたが、その隙にフィーネは姿を消した。

 

クリス「待てよ!フィーー―ネーーーー!!」

 

クリスもその後を追いかけた。

 

 

 

 

その様子を見ていた指令室でも。

 

友里「対象の反応ロストです、イチイバルの反応もロスト。あ!黄龍も遠ざかっています。」

 

弦十郎「奏者には深追いするなと連絡。黄龍に関しても追わなくていい。」

 

藤尭「こちらもヒットです。」

 

藤尭がモニターを操作して画面を変えた。そこには先ほどまでいたクリスが映っていた。しかしその画面に映っていたのは何年か前の新聞の記事で、今よりも幼いクリスだった。

 

弦十郎「あの子だったのか。」

 

 

 

 

 

 

その後、響、翼、炎矢は指令室まで戻ってきた。

 

響「クリスちゃんが元奏者候補?」

 

弦十郎「両親は共に音楽家で奏者になりうる素質があった。しかしご両親が紛争地域に赴いた際紛争に巻き込まれ、それ以降ずっと捕虜になっていたが、二年前に保護されて我々が引き取ろうとしたが、帰国してすぐに消息が絶った。まさか第二号聖遺物、イチイバルと共に現れるとわ。」

 

炎矢「やはりあのフィーネと呼ばれる女性が原因でしょうか?」

 

弦十郎「今回の事件にも関与している可能性が高い。」

 

響「でもクリスちゃん大丈夫かな?裏切られたみたいになってたけど。」

 

翼「心配か?」

 

響「あ、すみません。」

 

翼「謝る必要はない。響はそれでいい。」

 

響「翼さん。」

 

炎矢「ずいぶん丸くなったでしょう?」

 

翼「炎矢!」

 

響「あはは。あ、あの未来は?」

 

弦十郎「見てしまったからな、話せる範囲で説明して、契約もして今は帰宅している。」

 

響「見られちゃったな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、響は部屋に戻った。そこには課題をやっている未来がいた。どこかピリピリした雰囲気だ。

 

響「未来、入っていいかな?」

 

未来「どうぞ、あなたの部屋でもあるでしょう?」

 

響は未来と向かい合うように座り、意を決して話しかけた。

 

響「あのね、未来。」

 

未来「何?また嘘つくの?」

 

響「え?」

 

未来「隠し事しないって言ったのに。嘘つき。」

 

未来はその言葉を最後に二段ベットに入り込みカーテンを閉めた。

 

響「未来・・・・」

 

未来「私、響と友達でいられるか不安だよ。」

 

その言葉を聞いて、響はフラフラと洗面所まで来て涙を流した。

 

響「嫌だよ、私。未来と離れるなんて嫌だよ。」

 

 

相手を思うからすれ違ってしまった二人。その行く末は

 

 

 

 

 

 

 

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