とある科学と仮面でヒーローアカデミア   作:タギィゴ・ルナティカ

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初めまして、楽しんでいただけたら幸いです。
なお、〇〇のパクリ!とかは言わないでください。やりたかったんです。これ持ってきたかとか笑ってください。


はじまり

夢をみた───

 

いつもとなんの変わりもない1日のようだった。

暇を持て余す僕はなんの違和感も感じず、ラジオをつける。

音楽番組だ。流し聞くには持ってこいで、僕はそのまま机に突っ伏した。

それからさほど間は無かった気がする。

突然番組が切り替わった。

 

「緊急速報です。たった今━━の大統領が緊急会見を開き、”地球は今日で終わり”などと耳を疑う話を泣きながら行う様子が、全世界に生中継されました。

この内容を受け、各国は大混乱を引き起こしています。

非常に残念な事ですが、本日地球は終わります───。」

 

「・・・は?」

 

終わりなのか?死んでしまうのか?

未だに信じられないけど、この混乱は間違いなく事実だ。

椅子に持たれ、窓の外を見る。そこには日中の三日月が出ていた。

バサバサバサッと鳥が飛び立つ。そのあまりの数に、今眺めていた月が隠される。

その偶然に躰が遂に震えを覚えた。

 

「音楽でも聞いて落ち着こう。」

 

手元に置いてあるヘッドフォンを着け、コードを携帯に差し込む。

急に画面が点いた。いつも音楽を流している画面だ。

再生された”不明のアーティスト”の項目の”タイトル不明の曲”が突然に話しかけて来た。

 

「生き残りたい?ひとつだけ、方法が無いことも無いよ?」

 

「本当に?!教えて!」

 

迷う余裕は無くなっていた。

 

「丘の向こう、世界の末端から飛び出すにはもう時間が無い。助かれるのは君1人だけだ。さぁ、なりふり構わず走るんだ。あと、20分だよ。」

 

僕は手近にあったパーカーを羽織り、外へと飛び出した。

外に出た僕は改めて世界の終わりを実感する。

街は巨大な生き物や宇宙からの侵攻で見るも無惨な光景と化していた。

泣き、喚き、祈り、怒号が響き渡り、何処へともなく逃げていく。

僕が向かわなければ行けないのはその巨大な二足歩行のトカゲのような生き物の近くにある登り慣れた丘の向こう側。

走り続ける。ただひたすらに。

怪我をした人や、死んでしまっている人を横目に見かけることも少なくなかったが、先程から明らかに欠損した死体を見かけるようになった気がする。

どこかの漫画で見た人を食べる巨人もいるのだろうか。見つからなければいいけど。

 

「あと12分だよ、この世界と一緒に消え去りたくは無いでしょ、がんばって。」

 

ヘッドフォンからは依然として淡々と告げられる。

こちらからは何を言っても聞こえてないのか、話の噛み合った返事は返ってこない。

交差点を曲がろうとした時、急に向こう側から女の子が出てきた。

当然のようにぶつかりそうになり、避けようとする。

次の瞬間に僕が見たのは、

 

 

───グルグルと回る世界と、首から上が紅い噴水と化した僕の躰だった。

 

 

この瞬間をもって、僕の世界は暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

「うわぁぁぁ!!」

 

悪夢から醒めるように起き上がった僕は、頭と躰が別れを告げていない事を確かめると、頭を抱えた。

嫌な夢を見てしまった。シャワーでも浴びよう。

そう思った時、ある事に気付いた。

 

「ここ、どこだ?」

 

辺り一面真っ白な空間にいた事に。

今日は夢見が悪いななんて考えていると、後ろから声がかけられる。

 

「ごめんなさい!あの滅亡する街の中で唯一異世界召喚によって生き残れたはずが、出会い頭で驚いた勢いで間違って刈り取ってしまいました!」

 

夢の中で見た少女がいた。その手には大鎌が握られている。

・・・ん?

 

「僕せっかくの異世界召喚のチャンス逃したの?!」

 

少女は申し訳無さげにコクリと頷いた。

僕は膝から崩れ落ちる。

その様を見てか少女は慌て出す。

 

「あのっ、ですので今回は我らが神のご意向により、せめてもの謝罪として、貴方を転生させていただきます。もちろん、可能な限りご要望にお応えします。」

 

「チート転生...?」

 

「はいっ。どこの世界どんな能力どんな特典、お伺いしますよ。」

 

「じゃあ───。」

 

僕が希望したのは、

 

・転生先は僕のヒーローアカデミアの世界

 

・転生しても性転換しないこと

 

・個性として、とあるシリーズの能力、魔術の全て

 

・個性のために学園都市のレベル5以上の思考能力

 

・僕が生きてた世界とヒロアカの世界の知識が詰まった地球の本棚

 

・Fate/シリーズの英霊の能力、宝具

 

・如何なる状況に於いても個性は強奪、複製されない

 

最近ハマっていた作品をメインに色々と言ってみた。

 

僕の要望の書き連ねたメモを見ながら、少女は悩むように首を傾げる。

すると少女の隣に金色の瞳、ピンク色の髪の少女がふわふわと降り立った。

 

「わぁ、確かに可能な限りとは言ったけど、君って案外ワガママなんだね。」

 

聞き覚えのある声でピンク色の髪の少女は言う。

 

「ダメだった?」

 

「うーん、世界のバランスが崩れかねないから、さすがにこれ全部はダメかなぁ。

えっとね、まず思考能力だけど、レベル5以上にはしてあげられないかな、レベル5相当まで、それと英霊のの力まであげちゃうと世界の抑止力が黙っていられなくなっちゃうから、これもダメかなぁ。ごめんね。でも、あとはなんとかがんばってみるよ。」

 

む、Fate/ダメなのか、金ピカで慢心王したかったんだけど。

 

「んー、わかった、じゃあそれで。」

 

同意した事を告げると、足元に幾何学模様が浮かび上がる。驚いている僕を2人が見つめる。

 

「本当にご迷惑お掛けしました。」

 

「さぁ、君の新しい人生の始まりだよ。がんばってね。」

 

少しずつ光に包まれて行くなか、ふと一つ目の幽霊が頭をよぎる。

 

「あっ、ユルs───。」

 

白くなる視界に、僕は意識を手放した。




序章に当たるので本場まだです。
気ままに書いていきたいと思います。
使ったネタくらい、後書きで紹介すべきでしょうか?
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