とある科学と仮面でヒーローアカデミア   作:タギィゴ・ルナティカ

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お気に入り14件。ゲームに浮気してて時間が開いてしまいました。後半やっつけですが、どうぞ。


入学と自由と初日の試練

無事入学式を控える雄英高校の、1-A教室。

僕と裂は同じこのクラスでこれから学ぶ事になる。

僕達が話していると、入試で見かけた覚えのある生徒が近付いてきた。

「初めましてかな、同じクラスの飯田天哉だ、これからよろしく。」

 

「僕はどっちかと言えば久しぶりかな、僕は月見影斗、よろしく、飯田君」

 

「わたし、きりまさき、よろしくね。」

 

僕の返答に飯田君は首を傾げた。

 

「おや?どこかであっていたか?覚えていなくて申し訳ない。」

 

「実技試験の時さ、黄色半分青半分の銃持った人に1回ターゲット取られたでしょ?あれが僕。」

 

「! あの時の不思議受験生か!あの個性には驚いたよ、瞬間移動とはすごい個性だな、君は。」

 

それからしばらく話は盛り上がったが、飯田君は他の人にも挨拶すると行ってしまった。

 

「! 机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の製作者方に申し訳ないと思わないか!?」

 

ふと飯田君の声が聞こえる。見ると不良地味たクラスメイトと口論していた。

 

「思わねーよ てめーどこ中だよ端役が!」

 

「ボ…俺は私立聡明中学出身 飯田天哉だ」

 

「聡明〜〜〜!? くそエリートじゃねえか ブッ殺し甲斐がありそだな」

 

「ブッコロシガイ!?君ひどいな 本当にヒーロー志望か!?」

 

言い合う二人のその向こう側で、緑色の髪の生徒が2人を見てオロオロしていた。傍目にながめていると、黄色い芋虫、もとい寝袋が現れる

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け ここは…ヒーロー科だぞ」

 

その光景を見て誰もが傍観する。

 

「ハイ、静かになるまで8秒かかりました。時間は有限 君たちは合理性に欠くね。」

 

「担任の相澤消太だ よろしくね」

 

寝袋から出てきたその担任は続ける。

 

「早速だが、体操服(コレ)着てグラウンドに出ろ」

 

僕達は足早に体操服に着替え、グラウンドに出させられた。

 

「個性把握…テストォ!?」

 

相澤先生が言うにはそういうことらしい。

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」

 

「雄英は"自由"な校風が売り文句 そしてそれは"先生側"もまた然り」

 

クラスメイトは絶句していた。

 

「ソフトボール投げ・立ち幅跳び・50m走・持久走・握力・反復横とび・上体起こし・長座体前屈 中学の頃からやってるだろ?"個性"禁止の体力テスト。国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ文部科学省の怠慢だよ。ちなみに爆豪、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

 

「67m」

 

「じゃあ"個性を"使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい 早よ 思いっ切りな。」

 

話がどんどん進んでいく。

 

「んじゃまぁ」

 

「死ねえ!!!」

 

死ね?色々とこのタイミングには間違った掛け声だと思う。

 

「まず自分の「最大限」を、知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

相澤先生の端末には705.2mと表示されている。

 

「なんだこれ!!すげー()()()()!」

 

「705mってマジかよ」

 

「"個性"思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!!」

 

「………面白そう…か 」

 

「ヒーローになる為の三年間 そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?」

 

「よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう。」

 

「「はあああ!?」」

 

相澤先生はとんでもない事を言い出す。まぁ、()()()()()()()なら僕も裂も余裕だけど。

 

「生徒の如何は先生(おれたち)の"自由"ようこそこれが 雄英高校ヒーロー科だ」

 

計測の準備の間に裂のところへ行き、ライダーの力は使わずにやろうと話をつけた。

そして始まった最初の競技は50m走。

いきなりだけどもう見せちゃってるネタだし、点数稼いでおくかな。

 

「位置について、よーい、」

 

パァンと号砲がなる、最初に目立ったのは飯田君だった。

飯田君の個性は"エンジン" 純粋に走る勝負であればまず負ける事は無いだろう。

叩き出したタイムは3秒04。周りからは驚き混じりの歓声が聞こえる。

それから二組程走って、裂の番、裂はナイフを構える

 

「位置について、よーい、」

 

号砲と共に裂はナイフを突き出す。

突き出されたナイフは勢いそのままにゴールへ向かい引き連れていく。

そのままゴールを突き抜けると、踏み込んでから2回転宙ひねりで姿勢を変え、両足揃えの横滑りで速度を落とす。

 

「2秒05」

 

その一連の流れを見て、周りからは拍手が起こる。

相澤先生も関心したと言う顔をしていた。

 

 

「今回は100mだけだからね、瞬間的に加速できる裂が有利だっただけだよ。もっと距離があれば持久力もある飯田君の方が早いよ。」

 

と、励ましの言葉を告げておいた。

 

それから数組走ってから、僕と常闇君の番、

 

「常闇君だっけ、よろしく」

 

「俺の黒影(ダークシャドウ)は早いぞ、追いつけるか?」

 

「そういうのは僕の個性(ちから)を見てから言って欲しいな。」

 

「位置について、よーい、」

 

パァン

 

「行けっ!暗影(ダークシャドウ)!」

 

空間移動(テレポート)(ボソッ」

 

常闇君の影が伸び始める頃、僕はスタート地点を見ているクラスメイト達の視界から消えた。

無言の驚愕の中、ゴールラインの上に現れる。

 

「1秒00」

 

みんなの驚く視線が飛んで来るなか、僕は振り向いて左手を前に出し、Vサインを作る。

 

その後も各々が個性を活かして記録を出していた。万力を生み出しているのを見かけた時は流石に驚いた。

 

ソフトボール投げの時、緑谷君と爆豪君が何かあったみたいだけど、その辺はよく分からなかった。

 

「んじゃパパっと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する。」

 

順位を示す数字と名前が一覧になる。僕の名前が5位、裂が6位だった。

 

「ちなみに、除籍はウソな。君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

「「「はーーーー!!!!??」」」

 

ほぼ全員が叫ぶ。中には分かっていたのか余裕の表情をしていた。僕は除籍にはならないと確信してた所にその話で、ついプッと笑ってしまった。

相澤先生は、そのまま教室の書類に目を通すよう告げて帰って行った。

 

教室に戻った時には、確かに書類が机に配られていた。

一通り目を通し、裂と一緒に帰る事にした。




次回、ヒーロー基礎学(仮称)、僕達が、ヒーローだっ!
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