ライダー世界が異聞帯になったら   作:鮫田鎮元斎

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思っていたよりオリ主の風都民適性が高いと言ってくださっているのでワタクシ大喜びであります。

ちなみにオリ主と園咲家の関係は以下の通り

琉兵衛……父親

冴子……妹、ということにしたかったけど年齢的に矛盾するので姉に変更。あの人30歳だっけ……?(焦り)

若菜……こっちは妹。姉妹の仲介役。


霧彦……姉の婚約者。面識はないが近いうちに会っていたいと思っている。

井坂……誰? 完全に知らない人。



クッソ、園咲姉妹あんなに年齢差あったのは誤算だった。そりゃ仲悪いよね。


intro2

…………

……

 

 

「――確認が取れました。現在カルデアベース内に現界している英霊はここにいる方々だけです。残りは全て契約凍結状態です」

 

 指令室にいるのはダ・ヴィンチ、ホームズ、そしてなぜか一人だけ存在していた虞美人。

 

 現在の戦力はこれだけである。

 

「ってどうなっているの? 攻撃を受けたのは私と後輩だけ、召喚システムは無事なんでしょう?」

「そう、()()()()にはなんの問題もありません」

 

 冷静にシオンは説明をする。

 

「問題は藤丸さんの方です。彼は老化したことが原因で生成できる魔力が著しく減少しています。その状態で全サーヴァントの契約を維持するのには危険が伴うため安全装置(セーフティ)が作動したのでしょう」

 

 ちなみに組み込んだのは私です、と付け加えることも忘れない。

 

「そして彼自身、英霊との縁を忘れかけています。はっきり言ってボケかかってます」

「ではなぜ虞美人さんだけ無事だったのでしょうか? 先輩とのつながりは最も少ないはず」

「理由はこれなんじゃないかな?」

 

 ダ・ヴィンチが出したのは焼きそばパン。

 

「早くこれを届けたい、という思いが、彼女との縁が消えなかった理由だと思うな」

「とはいえ戦力の低下は否めません。藤丸さんの魔力量を考えると、サーヴァントが戦闘を行った瞬間にポックリと死んでしまう可能性があります」

 

 ゴルドルフは信じられないものを見るように藤丸を見る。確かに見た目こそ老人だが、その目の奥には強い意志があるように見えたのだから。

 

「じょ、冗談は良くないぞ! 老いた程度で使い物にならなくなるなら魔術師にも引退制度ができることになるじゃないか。ほら、肉体は衰えても技は成熟すると」

「ポイントはそこです。彼の場合、因果逆転の呪いを受けた状態になります――」

 

 要するに“年を取った精神”に合わせて“肉体が老化した”という現象である。

 

 技を研鑽しながら年を重ねたわけではなく、ただただ年を取っただけ。つまりは知識量は現在のまま体だけが年老いたということになる。

 

「つまり――体は老人、頭脳と技術は子供」

 

 控えめに言って最悪だった。

 

「え……?」

「Mr.ゴルドルフ、この程度で驚いてはいけません。前回と同様に解決しようにも、全力の戦闘を行ってしまえばミスタ藤丸の命に関わる。つまり異聞帯へ赴いて敵の術者を討つ、と言った解決方法は非常にリスキーであると言えるでしょう」

「や、やめろやめろこれ以上聞くと私の繊細なメンタルが――」

「さらに、この呪いが解決するのを待とうにも、今度は寿命というタイムリミットがある」

 

 攻めたら死、退いても死、ここまでさせた時点でカルデア側は詰んだも同然の状態なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

……

 

 

 対策を練ること数時間、その間マシュは藤丸の食事補助を行っていた。

 

「先輩、アーンしてください」

「あー」

 

 口に入れたおかゆをゆっくりとした動きで咀嚼している。数時間前までは元気な若者だったのがここまで老いてしまっているのは非常に痛ましいことであった。

 

(どうしてリュウトさんは)

 

 彼女の心は完全に曇っていた。

 

(私は、彼の事を殆ど知らなかったのでしょうか……?)

 

 園咲 リュウトという男は、彼女から見れば優しい男だった。誰にでも紳士的であり、よく職員の手伝いをしている姿を見かけていた。

 

 特に彼女に対しては特別に目をかけてくれており、まるで本当の兄であるかのようにも感じていた。

 

「……何辛気臭い顔しているのよ」

「虞美人さん」

「会議終わったみたいよ。こいつの面倒は私が見ておくわ……っ!?」

 

 その刹那、彼女の体が消滅しかかる。

 

「体の維持はカルデアの電力である程度賄えます……ですが現界を維持するためにはやはり先輩の存在が」

「……早く行きなさいよ。私は何度でも召喚できるけど、こいつは死んだらそこまでなのよ」

「は、はい……そう、ですよね」

 

 藤丸は眠くなったのか、うとうとしていた。

 

 その姿を見て、彼女の心はまた傷つくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

「え、異聞帯に行くんですか……?」

「はい、そうせざるを得ないからです」

 

 事態を解決するためにはやはり藤丸 立香にかけられた呪いを解かなくてはならない。

 

「日本の異聞帯の異聞深度はE-です。戦闘の発生確率はかなり低いと考えられます」

 

 本来の歴史から外れているほど異常性が高い=人類史の否定である異聞深度。

 

 それがほとんど差がない(E-)である以上、戦闘を行わずに事態を解決できる可能性もある。

 

「更にミス・キリエライトがいることも大きな要因でもある。敵のプリプターは君に執心しているように見受けられる」

「ごめんよ、マシュ。君にはとても辛いミッションとなる」

「だが拒否権は無いぞ! これは人類の未来がかかっているのだからな!!」

 

 ゴルドルフが威厳たっぷりに付け加える。

 

「とはいえ辛いのならばこの私が一肌脱ごうじゃないか。研鑽を積み重ねたアルティメットゴッフパンチで全てを解決して見せるとも!」

「いえ、やります……!」

 

 彼女は歯を食いしばり、辛い気持ちをこらえる。

 

「これは私にしかできないことですからッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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異聞深度 E- A.D.2010

 

Lostbelt No.X 超常犯罪都市 風都

 

『地球に選ばれた家族』

 

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…………

……

 

 

 

 いい風が吹く町、風都。

 

 町のシンボルである風都タワーは今日も巨大な風車を回している。

 

「……な、なぁあれ」

「仮面ライダーじゃなかったか?」

 

 赤い革ジャンを着て歩いている男性を指さし、高校生の二人組はポケットから“ガイアメモリ”を取り出す。

 

\MAGMA/

 

\COCKROACH/

 

 二人は異形の怪人“ドーパント”へと変身を遂げる。

 

「仮面ライダーを斃せば」

「もっといいメモリがもらえるッ!」

 

 革ジャンの男性は二人の攻撃を躱し、自身もメモリを起動させる。

 

\ACCEL/

 

「変っ身!」

 

 彼は赤いバイクのようなアーマーを纏った戦士へと変身を遂げる。

 

「くっ――もうここまでガイアメモリが流通していたのかッ!?」

 

 戦いを見ていた市民たちは、それぞれマグマの力を操るドーパントとゴキブリの力を操るドーパントを応援している。

 

 だが誰も赤い戦士を応援していなかった。

 

 

 

 

 

「……さて」

 

 その風景をラーメン屋台の店主が写真に写す。マゼンタ色のトイカメラで。

 

「俺はこの世界を破壊すべきか、否か」

 

 彼は巻き込まれぬように屋台を引いてどこかへと向かっていった。





ぐだ男、ボケる。

召喚を維持するにはぐだ男とのパスをつなぐ=縁を持つ、だと思っている。その縁が消えればカルデアに常駐できない気がする。

レベル半減とかじゃなくて総コスト半減もギミックとしてあったら厄介だと思っている。実装されたらどうしよう……

結論:よくわからん、ノリで読んでください。

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