(完結)コラボ作品!新アヴェ(下)VSナマモノ!シンフォギア界アニマルNo.1三本勝負!! 作:クロトダン
新アヴェ(下)VSナマモノの対決(前哨戦)、始まります。
――ロボ視点――
やあ、新宿のアヴェンジャーの下のほうに転生した一般人だったロボだ。
キャロルが起こした《魔法少女事変》から三ヶ月が経過して、エルフナインちゃんも復活して、街の復興も着々と進み始めて、漸く平和になったよ。
俺はクリスちゃんが学校から戻ってくるまで自宅で留守番しているんだけど、なんか今朝から誰かに視られている気がして落ち着かない。
誰かいるのか部屋を見渡しても誰もいないし、隠れているのかと思い匂いを嗅いでみても、いつもの家の匂いがするだけだし…なんか落ち着かない。
誰かいないかもう一度部屋を見渡してみる。
大きなテレビ、大きなソファー(クリスちゃんはずっと俺をソファーにしてるから、あまり使ってない)、クリスちゃんのご両親の仏壇、普通の棚、二本足で直立して腕を掲げているネコの置物、冷蔵庫の中、うーんやっぱり誰もいない。
一体、なんだろうな?
『あれ?どうしたんですかロボさん?そんなウンウンと唸って?』
あれ?セレナちゃんいつの間にいたの?最近見なかったから、どうしたのかと思ったよ。
『えっ、ずっと側にいましたよ?』
オゥ…マジか。気が付かなかったよ。
『フフ、大丈夫ですよ。それで?どうして唸ってたのですか?』
ああ、実は今朝から誰かに視られているような感じがしてさ、それがなんなのか落ち着かなくて。
『んーー、私も今朝からここにいましたけど、何も変わった様子はみられませんよ?』
そっかー、……お!いいこと思いついた!
俺は全体を見渡してから、この状況を打開するあの言葉を言ってみた。
……貴様、見ているな!
『なんですかそれ?』
いや、視られているときはこれを言えばなんとかなるかなぁと思ったけど、やっぱり何も変わらな――
「フッフッフッ……まさか、気配と匂いを消したアチシに気付くとは、さすがはアニマルランキング1位のロボだにゃ」
なっ!何処かから声が…!誰だ!何処にいる、姿を現せ!
「フッフッフッ……よかろう!お望み通りアチシの姿を見せてやろう!ソイニャッ!」
―パカッ―
ソファーのクッションの下からナニか出てきた。
というかお前誰ッ!?いつの間にソファーの下にこんなスペースを!?
「ニャッハッハッハッ!アチシネコアルク!しがにゃいただのネコにゃ!よろしく。
スペースは昨日の夜中に忍び込んで勝手に作ったにゃ」
は?ネコアルクって確か月姫に出てくるネコみたいな生物だよな?なんでここにいるんだ?
いや、それ以前に不法侵入!?そして、人ん家のソファーを勝手に改造してなんで偉そうにしてんのお前!?
『ネコアルクさんって言うのですか?私はセレナ・カデンツァヴナ・イヴです。幽霊をやってます!』
「あにゃ?こっちの世界のセレナちゃんは幽霊なのかにゃ?にゃんか変な感じ」
ちょっとセレナちゃん…しれっと自己紹介してないで突っ込んでくれるかな?
というか、こっちの世界?その言い方……もしかしてお前、並行世界からやってきたのか?
「That's right!その通りアチシはお前に用があってきたにゃ」ゴソゴソ
俺に?
「えっとそれはねー……お前の
何の用だと首を傾けてネコアルクに質問すると、目の前のナマモノがどこからか出した刺付きの棍棒を振りかざして襲い掛かって来た!
―ベシンッ―
「グベシッ!?」
まあ、こいつの身体小さいから前足で上から押さえつけるだけであっさりと終わったけど。
―ガチャッ―
「ただいまロボ」
あ、クリスちゃんお帰りー。
「留守番ありがとな。あたしの留守中何も起こらなかったか……って、何かいるぅぅぅぅっ!?」
クリスちゃんが俺の前足に潰されているネコアルクを見て声を挙げた。
まあ、びっくりするよね普通。
――ロボ視点、終了――
・
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―― S.O.N.G.本部――
――司令室――
――ネコアルク視点――
ヨッスヨッス、アチシネコアルク。無事にロボがいる世界にやって来たにゃ。
この世界のクリスちゃんの家に
今アチシはこの世界のS.O.N.G.の司令室に連れていかれ、そこでこの世界の弦ちゃん達に事情を説明してる途中にゃ。
「それで、君は何故ロボ君を亡き者にしようとしたんだ?」
「そうだ!なんであたしのロボに手を出そうとしたんだよ!下らない理由ならただじゃおかねぇぞ…っ!!」
おおう…、さすがクリスちゃん。並行世界でもその気迫は変わらにゃいのね。
「いやー、実はこの雑誌のランキングを見たからにゃ」
アチシはキャッツストレージから、【月刊みんなのアニマル】を取り出してみんなに見せたにゃ。
「へー、いろんな動物が写っているんだ?」
「可愛い動物がいっぱいデス!」
『あっ!金色の羊もいるんですね!』
「ちょっと待って、どうみても動物には見えないのが写っているけど……なに、この大統王って?着ぐるみ?」
アチシが渡した雑誌にみんにゃがページを開いて、各々感想を口にしたにゃ。
まあ、マリアさんの言う通り動物には見えないのもいるけどね。
大統王とか、自称呂布とか、ジャガ村とか、猫なのか犬なのか狐なのかわからんメイドとかにゃ。
「あれ?この雑誌?」
「どうした雪音、見覚えがあるのか?」
次のページを開いているとクリスちゃんがあるページを見て声を出して、翼さんに声をかけられたにゃ。
「あ、その……。少し前にネットで《みんなの自慢のアニマル》って、募集をしてるのを見てさ。
その文に―【自慢のアニマルの写真を投稿して、No.1アニマルを決めよう】――って書いていたから、ロボに内緒で送ったんだ。
まさか1位になってるとは思わなかったけど……」
「なるほど…、それでこのランキングで1位になったロボを見たお前はロボを亡き者にしようとこの世界に来たのか」
「大正解!」
さっすが翼さん。やはり、どの世界に行っても翼さんは翼さんにゃね(お胸も同じにゃね)
「今、何か言ったか?」
「言ってにゃいにゃ」
鋭い。
「しかし、1位になるためとはいえ、実力行使にうつるのは関心しないな」
「師匠の言う通り!だってロボ君の毛並みこんなにモフモフなんだよ!ほら、触ってみたらその良さがわかるよ?」
ムムム、そこまで言うのなら触ってあげるにゃ。だがしかし!
「こんなものでアチシが堕ちると思わにゃい事にゃっ!」
――1秒後――
「フニャァァァ………ッ」
『「「「「「「堕ちるの早っ!?」」」」」」』
ハッ!(゜ロ゜)
「ち、違うにゃ!まるで全てを包み込むようなモフリ具合に思わず身を委ねた訳じゃにゃいにゃ!」
「いや、普通に堕ちてんじゃねーか」
……はい、そうです。
〔何がしたいのお前?〕
クリスちゃんに指摘され、アチシの後ろにいる狼に言われてしまったにゃ。
――ネコアルク視点、終了――
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――響視点――
「ただいまー!」
「遅くなってごめんねネコアルク。訓練が長引いちゃって、すぐにご飯の準備するからね」
「あれ?ネコアルク?いないの」
留守番してる筈のネコアルクの返事が返って来ない事に私達は首傾げて、リビングに向かった。
「やっぱりいない」
「こんな時間にいないなんて珍しいね?今日は非番だったよね?」
「うん、昨日ネコアルクが言ってたから、間違いないよ。……あれ?」
テーブルに目を向けると私達の名前が書かれた紙が置いてあった。
「それ、書き置きかな?」
「そうかも、読んでみるね?えーと、何々……」
『ちょっくら、並行世界に殴り込みに行ってきます。心配にゃいにゃ。すぐ戻るので、探さにゃいでください。
byネコアルク』
……なんかとんでもない事が書かれていた!
「何やってんのネコアルク!?」
「大変!すぐにみんなに知らせないと!」
「うん、行こう!未来!」
私は未来と一緒にS.O.N.G.に向かいながら師匠に連絡をした。
「私が行くまで騒ぎを起こさないでね!ネコアルク!!」
――響視点、終了――
いやー、何度も読んでいても、他の作品のキャラの性格を表現するはやっぱり難しいですね。
頑張ります。
今回は顔合わせを兼ねた前哨戦、次回から本当の一本目が始まります。
そしてビッキー、残念ながら、既に騒ぎを起こしてるよ。